2007年09月07日

Outlook Express メール最適化後メールが消えた

Outlook Express にてメールデータの最適化を実施すると、フォルダ内に格納されていたメールが消えてしまう場合がある。

メールデータが消えてしまう原因として、以下のような状況が考えられる。

メールデータが損傷していた
  メールデータファイルが損傷している場合、そのフォルダに対して最適化を行うと損傷を拡大させ、メールが消えてしまうことがある。ただし、フォルダの損傷具合を事前に判断することは困難である。
メールデータ容量が 2GB に近づいていた
  メールデータファイル(.dbx ファイル)の最大容量は特に明示されていないが、実質的には 2GB が最大となる。ファイルの容量が 2GB に近づくとデータファイルが不安定になり、最適化の際にメールデータが消えてしまうことがある。

最適化を実行すると、まず最初にデータのバックアップとしてデータファイルのコピーがごみ箱に作成される。最適化の実施によって最悪メールデータが消えてしまった場合、ごみ箱のバックアップファイルから復元することが可能である。

ただし、不測の事態に備え日常的にメールデータのバックアップをとっておくことが推奨される。また、メールデータ容量が大きくならないように、[受信トレイ]以外にもフォルダを作成し、複数のフォルダにメールを分散して格納するようにしておくことも有効である。

posted by w@ko at 23:01|  ・IE/OE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月06日

Outlook Express メールを削除できない

Outlook Express にて、メールの削除操作を行っても削除されない場合がある。

メールデータファイル(.dbx ファイル)の最大容量は特に明示されていないが、実質的には 2GB が最大となる。ファイルの容量が 2GB に近づくとデータファイルが不安定になり、そのフォルダに対してメールの移動、受信、削除等の操作を受け付けなくなる場合がある。

○ 対処方法

メールデータの最適化を行い、容量を確保する。

posted by w@ko at 23:25|  ・IE/OE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月05日

Outlook Express メールデータを最適化する方法

Outlook Express においては、メールを削除したり他のフォルダへ移動したりした場合でも、そのメールデータに対して削除マークがつけられるだけで、実際にメールデータが削除されるわけではない。その結果、削除もしくは移動を行ってもメールデータ(.dbx ファイル)の容量の増減に変化が見られない。

削除マークがつけられたメールデータを完全に削除し、容量を確保するには、メールフォルダの最適化を行う必要がある。

最適化を実施するとメールデータが消えてしまう場合があるため、注意を要する。

メールフォルダの最適化を行うには、以下の手順を実行する。

○ 操作手順(すべてのフォルダを最適化する場合)

[ファイル]メニューから[フォルダ]→[すべてのフォルダを最適化する]を選択する

○ 操作手順(特定のフォルダを最適化する場合)
1. フォルダ一覧から最適化したいフォルダを選択する
2. [ファイル]メニューから[フォルダ]→[最適化]を選択する
posted by w@ko at 23:16|  ・IE/OE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月04日

Windows 2000 Service Pack 4 が適用できない(ism.dll スクリプトマッピングが削除できない)

Windows 2000 に Service Pack 4(SP4)を適用すると、以下のようなエラーが表示されて適用できない場合がある。

ism.dllスクリプトマッピングを削除できません

この問題は、インターネットインフォメーションサービス(IIS)がインストールされている環境において、Service Pack 適用時に IISAdmin サービスが停止している場合に発生する。

○ 対処方法

IISAdmin サービスのスタートアップの状態が「無効」に設定されている場合は、「手動」に変更し、サービスを起動する。

posted by w@ko at 22:29|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月03日

Windows 2000/2003 ターミナルサービスのライセンスサーバーを変更する方法

Windows 2000 Server および Windows Server 2003 にて、ターミナルサービスのライセンスサーバーを変更することができる。

○ 操作手順(Windows Server 2003 の場合)
1. レジストリエディタを起動する
2. 左ペインから以下のキーを開く
    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥TermService¥parameters
3. [編集]メニューから[新規]→[キー]を選択する
4. 新しいキーの名前として「LicenseServers」と入力する
5. 手順 4. までで作成した「LicenseServers」キーを選択する
6. [編集]メニューから[新規]→[キー]を選択する
7. 新しいキーの名前としてサーバー名を入力し、[OK]ボタンをクリックする
  ここで指定できる新しいキー名は、ライセンスサーバーを示す以下のいずれかの表現を使用する。
    ・サーバーの NetBIOS 名
    ・サーバーの完全修飾ドメイン名(FQDN)
    ・コンピュータの IP アドレス
8. システムを再起動する
○ 操作手順(Windows 2000 Server の場合)
1. レジストリエディタを起動する
2. 左ペインから以下のキーを開く
    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥TermService¥Parameters
3. [編集]メニューから[新規]→[文字列]を選択する
4. 新しいキーの名前として「DefaultLicenseServer」と入力する
5. 手順 4. までで作成した「DefaultLicenseServer」エントリをダブルクリックする
6. [値のデータ]ボックスにサーバー名を入力し、[OK]ボタンをクリックする
  ここには、適切なライセンスサーバーの NetBIOS 名を指定する。
7. システムを再起動する

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 239107 / 279561

posted by w@ko at 23:15|  ・Windows Servers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月31日

Windows 2000/2003 ターミナルサーバーのモードを確認する方法

Windows 2000 Server または Windows Server 2003 コンピュータにて、ターミナルサーバには2つのモードが用意されている。

用途 Windows 2000 Server Windows Server 2003
アプリケーション利用 アプリケーションサーバーモード ターミナルサーバーモード
リモート管理 リモート管理モード 管理用リモートデスクトップ

現在設定されているターミナルサーバーのモードを確認するには、以下の手順で操作を行う。

○ 操作手順
1. [スタート]→[プログラム](または[すべてのプログラム])→[管理ツール]→[ターミナルサービス構成]を選択する
2. [ターミナルサービス構成]ダイアログの左ペインから[サーバー設定]を選択する
3. 左ペインから以下の設定項目を確認する
 
OS 項目名
Windows Server 2003 [ライセンス]
Windows 2000 Server [ターミナルサーバーモード]
posted by w@ko at 22:53|  ・Windows Servers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月30日

Windows Server 2003 ターミナルセッションからファイルを変更できない

リモートデスクトップや MetaFrame 等を使用したターミナルセッションからサーバー上のファイルをリモートで変更できない場合がある。

Windows Server 2003 では、ユーザーがターミナルサービスセッション中にグローバルオブジェクトを作成する場合、管理者権限が必要になる。

既定ではグローバルオブジェクトを作成できる管理者権限が与えられていない。これは、Windows Server 2003 のセキュリティ強化に基づく仕様変更によるものである。

なお、セッション固有のオブジェクトは、このユーザー権限が割り当てられていなくても作成することができる。

○ 対処方法

以下の方法でユーザーにグローバルオブジェクトを作成できるように管理者権限を与えることができる。

1. グループポリシーエディタでローカルセキュリティポリシーコンソールを起動する
2. 左ペインから以下のポリシーを開く
  [コンピュータの構成]→[Windows の設定]→[セキュリティの設定]→[ローカルポリシー]→[ユーザー権利の割り当て]
3. 右ペインから[グローバルオブジェクトの作成]ポリシーをダブルクリックする
4. [ローカルセキュリティの設定]タブで[ユーザーまたはグループの追加]ボタンをクリックし、権限を与えたいユーザーまたはグループを追加する
5. [OK]ボタンをクリックする
6. グループポリシーを更新する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 819817

posted by w@ko at 22:55|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月29日

Windows Server 2003 Windows Update に失敗する(エラー: 0x800c0005、0x800c4005

Windows Server 2003 コンピュータで Windows Update に失敗し、エラー: 0x800c0005、または 0x800c4005 が出る場合がある。

この問題は、特定のダイナミックライブラリファイル(.dll ファイル)が正しく登録されていないか、またはコンピュータとインターネット間に HTTPS(SSL)接続を許可しないファイアウォールが存在する場合に発生することがある。

○ 対処方法

この問題を解決するには、以下の手順を実行し、いくつかの .dll ファイルを登録する。

1. コマンドプロンプトを起動する
2. 以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれ[Enter]キーを押して実行する
  regsvr32 Sofpub.dll
  regsvr32 Wintrust.dll
  regsvr32 Initpki.dll
3. コマンドプロンプトを閉じる
4. システムを再起動する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 843499

posted by w@ko at 22:46|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月28日

Windows Server 2003 Windows 9x クライアントからサーバーにアクセスできない

Windows 95/98/Me コンピュータからネットワーク経由で Windows Server 2003 コンピュータ上の共有フォルダ等のネットワークリソースにアクセスできない場合がある。

Windows Server 2003 ではセキュリティが強化されているため、既定の設定では Windows 9x コンピュータからリモートでアクセスできない。

○ 対処方法

Windows Server 2003 コンピュータにて以下の操作を行い、セキュリティ設定を変更する。

1. グループポリシーエディタで任意のグループポリシーコンソールを起動する
2. 左ペインから以下のポリシーを開く
  [コンピュータの構成]→[Windows の設定]→[セキュリティの設定]→[ローカルポリシー]→[セキュリティオプション]
3. 右ペインから以下のポリシーをダブルクリックする
  [Microsoft ネットワークサーバー: 常に通信にデジタル署名を行う]
  [Microsoft ネットワークサーバー: クライアントが同意すれば、通信にデジタル署名を行う]
4. それぞれ[セキュリティポリシーの設定]タブ(または[ローカルセキュリティの設定]タブ)で[無効]を選択する
5. [OK]ボタンをクリックする
6. グループポリシーを更新する
posted by w@ko at 23:16|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月27日

Windows 2000/2003 DHCP サーバーの承認

Active Directory ドメイン環境に DHCP サーバーを立てるには DHCP サーバーを承認させることが必要である。承認の操作は[DHCP]コンソールで行う。

Active Directory ドメインに対して DHCP サーバーを認証させるには、フォレストの Enterprise Admin 権限が必要である。Enterprise Admins グループのメンバでないユーザーは DHCP サーバーのの承認操作が行えない。

【参照】 マイクロソフト TechNet

posted by w@ko at 23:12|  ・Windows Servers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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