2007年08月21日

Windows XP MDAC の修復インストール方法

Windows XP Service Pack 2(SP2)では、OS に MDAC2.8 SP1 が組み込まれているため、MDAC 単体のインストーラが存在しない。MDAC を修復インストールする場合は、以下のファイルを右クリックし、[インストール]を選択する。

  %Systemroot%¥inf¥mdac.inf

インストール処理の途中で「adcjavas.inc」または「handler.reg」ファイルが必要であると表示された場合は、[参照]ボタンをクリックして以下に挙げる中からいずれかのフォルダを指定して[OK]をクリックする。1. から順番にフォルダを指定し、そのフォルダ内に目的のファイルが存在しない場合は、次の順番のフォルダを指定する。

1. %Systemroot%¥ServicePackFiles¥i386
2. %Systemroot%¥i386
3. C:¥i386
4. Windows XP SP2 セットアップ CD-ROM の ¥i386

以上の修復セットアップ操作を行うと、MDAC に関係するセキュリティ修正もロールバックした状態となる。必要に応じてアップデートを行う。

posted by w@ko at 22:37|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月20日

SQL Server データベースの照合順序を確認する方法

SQL Server でデータベースの照合順序を確認するには、以下のいずれかの操作を行う。

○ Enterprise Manager で確認する方法
1. Enterprise Manager を起動する
2. 目的のサーバーを開き、[データベース]を開く
3. 目的のデータベースを右クリックし、[プロパティ]を開く
4. データベースのプロパティダイアログの[全般]タブで[照合順序名]項目を参照する
○ クエリで確認する方法

以下のクエリを実行する。

     SELECT CONVERT(varchar(20), DATABASEPROPERTYEX('データベース名','collation'))
posted by w@ko at 23:03|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月12日

SQL Server アップグレードに失敗する(インデックス作成エラー)

SQL Server 6.5 から SQL Server 2000 へのアップグレード中に以下のようなエラーメッセージが表示され、アップグレードに失敗する場合がある。

サーバー : メッセージ 1505、レベル 16、状態 1、行 1
インデックス ID %d で重複したキーが見つかったので、CREATE UNIQUE INDEX は終了しました。最も重要な主キーは '%S_KEY' です。

この問題は、SQL Server 6.5 と SQL Server 2000 の照合順序が異なっていることが原因で発生する。

○ 対処方法

SQL Server 2000 側の照合順序を SQL Server 6.5 側に合わせてインストールを行う。

posted by w@ko at 22:31|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月05日

SQL Server 7 NO_TRUNCATE オプションを使用したトランザクションログのバックアップができない

NO_TRUNCATE オプションを使用したトランザクションログのバックアップに失敗する場合がある。このとき、以下のエラーが記録される。

Server: Msg 3446, Level 16, State 1, Line 1
Primary file not available for database 'データベース名'.
 
Server: Msg 3013, Level 16, State 1, Line 1
Backup or restore operation terminating abnormally.

SQL Server 7.0 において、NO_TRUNCATE オプションを使用するにはプライマリデータファイル(*.mdf)の存在が必須となる。そのため、*.mdf ファイルに障害が発生した場合はログのバックアップができず、*.mdf ファイルが失われてしまう可能性がある。

○ 対処方法

プライマリデータファイルを格納するために使われるドライブの残り容量を確認する。またはチェックディスクなどを使用してプライマリデータファイルの破損を検出、修復する。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 218739

posted by w@ko at 22:29|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月30日

SQL Server クライアントコンポーネントを自動インストールする方法

SQL Server のクライアントコンポーネントをアプリケーションのセットアッププログラムからインストールできるようにすることができる。

これには、sqlredis ソフトウェア配布実行可能プログラムを使用する。

sqlredis プログラムは SQL Server 2000 CD-ROM 内の ¥x86¥Other にある。

【参照】 マイクロソフト MSDN
          SQL Server 2000 Books Online 「sqlredis ソフトウェア配布実行可能プログラム」

posted by w@ko at 23:39|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月29日

SQL Server 2000 エディションのアップグレード方法

SQL Server 2000 のインスタンスは別のエディションにアップグレードすることができる。

○ 操作手順
1. インストールするエディションの CD-ROM を CD ドライブに挿入する
  インストールプログラムが起動しない場合は、ルートディレクトリの Autorun.exe を起動する。
2. [SQL Server 2000 コンポーネント]を選択し、[データベースサーバーのインストール]を選択する
3. [ようこそ]画面で[次へ]ボタンをクリックする
4. [コンピュータ名]ダイアログボックスで[ローカルコンピュータ]を選択する
5. [インストールの選択]画面で[SQL Server の既存のインスタンスに対してコンポーネントのアップグレード、削除、または追加]を選択し、[次へ]ボタンをクリックする
6. [インスタンス名]画面で[次へ]ボタンをクリックする
7. [既存のインストール]画面で[既存のインストールをアップグレード]を選択し、[次へ]ボタンをクリックする
8. バージョンアップを検出した[アップグレード]画面で[はい、プログラムをアップグレードします]を選択し、[次へ]ボタンをクリックする
9. バージョンアップ終了後に追加コンポーネントをインストールするかどうか確認を求めてきた場合、[はい]ボタンをクリックする
10. [コンポーネントの選択]画面で、既定値のままにしておくかインストールするコンポーネントを選択し、[次へ]ボタンをクリックする
11. [コンポーネント]一覧画面で項目を1つ選択し、関連する[サブコンポーネント]一覧で項目を複数選択できる
12. オプション指定後、[ファイルコピーの開始]画面で[次へ]ボタンをクリックする
13. [セットアップの終了]画面で[はい、すぐにコンピュータを再起動します]を選択し、[完了]ボタンをクリックする
posted by w@ko at 23:06|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

Windows Server 2003 上の SQL Server 2000 データベースに接続できない

Windows Server 2003 コンピュータ上にインストールした SQL Server にネットワーク経由で接続できない場合がある。これには、既に別の SQL Server インスタンスがインストールされているコンピュータ上に別のインスタンスをインストールした場合を含む。この場合、以下のようなエラーメッセージが表示される。

[TCP/IP Sockets] SQL Server が存在しないか、接続が拒否されました。
[TCP/IP Sockets] ConnectionOpen (Connect()).
 
サーバー名 サーバーに接続できません。
サーバー: Msg 17, Level 16, State 1
[Microsoft][ODBC SQL Server Driver][TCP/IP Sockets] SQL Server が存在しないか、接続が拒否されました。
 
接続できません:
SQLState: '01000'
SQL Server Error: 10061
[Microsoft][ODBC SQL Server Driver][TCP/IP Sockets] ConnectionOpen (Connect()).
 
接続できません:
SQLState: '08001'
SQL Server Error: 17
[Microsoft][ODBC SQL Server Driver][TCP/IP Sockets] SQL Server が存在しないか、接続が拒否されました。

Windows Server 2003 では SQL Server 2000 の Service Pack 2(SP2)以前のバージョンをサポートしていない。それにより、Windows Server 2003 が SQL Server 2000 に接続するために必要な TCP/IP ネットワークポートと SQL Server 2000 に接続するために必要な UDP ネットワークポートをブロックする。そのため、リモートコンピュータから TCP/IP プロトコルを使用すると、ネットワーク経由でリモートから SQL Server インスタンスに接続できなくなる。

この問題を解決するには、SQL Server 2000 の Service Pack 3(SP3)以降の最新の Service Pack を適用する。

1つのサーバーに複数のインスタンスがインストールされている場合、インスタンスごとに Service Pack を適用する必要がある。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 884012

posted by w@ko at 22:42|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月20日

MSDE インストール時にデータ格納フォルダを変更する方法

MSDE 2000 のインストール時にデータ格納先フォルダを変更する場合、以下のいずれかの方法で行う。

Setup.ini ファイルにパラメータを記述する
Setup.exe 実行時にパラメータを指定する
○ Setup.ini ファイルにパラメータを記述する方法

Setup.ini ファイルに「DATADIR」パラメータを記述する。

Setup.ini ファイルをひらき、[Options]フィールドに、「DATADIR=」パラメータを追加し、データファイル格納先フォルダを指定する。

例) インストール先として D:¥msde2000 を指定する場合
  [Options]
DATADIR="D:¥msde2000¥"
○ Setup.exe 実行時にパラメータを指定する方法

Setup.exe 実行時に「DATADIR=」パラメータを指定する。

例) インストール先として D:¥msde2000 を指定する場合
  Setup.exe DATADIR=D:¥msde2000¥

※ いずれの場合もパスの記述の最後は「¥」で終わる必要がある。

【参照】 マイクロソフト MSDE 2000 Readme

posted by w@ko at 23:31|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月19日

SQL Server 2000 オブジェクト領域割り当てエラー(17052)

アプリケーションログに以下のイベントが記録される場合がある。

種類 : エラー
ソース : MSSQLSERVER
イベント ID : 17052
説明 : 'PRIMARY' ファイルグループがいっぱいなので、データベース 'データベース名' にオブジェクト 'オブジェクト名' の領域を割り当てられませんでした。

この現象は、問題となっているデータベースのデータファイルまたはトランザクションログファイルの自動拡張が無効になっている場合に発生する。

○ 対処方法

この問題を解決するには、問題となっているデータベースで自動拡張を有効にする。

Enterprise Manager の場合、該当データベースのプロパティを開き、[データファイル]タブ、または[トランザクションログ]タブで確認、設定する。

posted by w@ko at 22:54|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月16日

SQL Server サービスの起動に失敗する

SQL Server サービスの起動時に以下のようなメッセージが表示され、サービスが起動できない場合がある。

エラー: 9003、レベル: 20、状態: 1
 
データベース 'model' のログスキャンに渡された LSN (6:329:1) は無効です。
 
The LSN (6:329:1) passed to log scan in database 'model' is invalild.

このエラーが出る場合、model データベースが破損している可能性がある。

○ 対処方法

model データベースを正常なバックアップデータから復元する、または他のサーバーからコピーするなどして正常な状態に戻した上でサービスを起動する。

posted by w@ko at 23:50|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月15日

SQL Server アンインストール方法

SQL Server をアンインストールするには、以下の手順に従って行う。

1. SQL Server サービスの停止
  タスクトレイの[SQL Server サービスマネージャ]アイコンから起動中の SQL Server のサービスを停止する
2. SQL Server サービスマネージャの終了
  タスクトレイの[SQL Server サービスマネージャ]アイコンを右クリックし、[終了]を選択する
3. SQL Server のアンインストール
  [スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[アプリケーションの追加と削除](もしくは[プログラムの追加と削除]から SQL Server をアンインストールする
4. プログラムファイルの削除
  エクスプローラからプログラムファイルが格納されているフォルダを削除する
5. レジストリキーの削除
  レジストリエディタを起動し、SQL Server のレジストリキーをキーごと削除する
6. ODBC データソースの削除
  SQL Server 接続用に作成した DSN を削除する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 290991

posted by w@ko at 23:07|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月14日

SQL Server DTS でテキストからのインポートを行うと最終行の変換に失敗する

SQL Server 2000 において、DTS でテキストからのインポートを行うと、最終行の変換に失敗場合がある。

この現象は、入力ファイルが固定長の場合、最終行の最後に改行コードが入っていない場合に発生する。

○ 対処方法

入力ファイルの最終行の最後に改行コードを入れて実行する。

補足
posted by w@ko at 22:48|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月13日

SQL Server 2000 インストールに失敗する(Command line option syntax error)

SQL Server のインストール中に以下のエラーメッセージが出て失敗する場合がある。

[SQL Server] Command line option syntax error. Type command/? for help.

この問題の原因としては、以下のようなものが挙げられる。

SQL Server のインストールファイルの格納先(CD-ROM や共有フォルダ)のパスにスペースが含まれている
  〔対処〕 インストールイメージファイルをローカルディスクでスペースの含まれないパスなどにコピーしてインストールする
 
作業用ファイルの解凍先である Temp フォルダのパスにスペースが含まれている
  〔対処〕 環境変数で Temp および Tmp のフォルダパスを一時的に変更する
 
2 バイト文字を含むユーザー名のアカウントでログオンしている
  〔対処〕 Administrator 等の 1 バイト文字のみで構成されたユーザー名のアカウントでログオンする
posted by w@ko at 23:41|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月12日

SQL Server 2000 インストールに失敗する(ファイル操作保留)

SQL Server のインストールに一度失敗すると、その後再度インストールを実行しようとしても処理を続行できない場合がある。この場合、以下のようなメッセージが表示される。

インストール先のコンピュータで、以前のプログラムインストールでファイル操作が保留になっています。セットアップを実行する前にコンピュータを再起動する必要があります。

この現象は、インストール時にファイル名の変更、または削除が行われるはずのファイルの属性が読み取り専用になったまま変更、または削除されず、残ってしまうために発生する。

○ 対処方法

以下の手順で該当ファイルの読み取り属性を解除する。

1. レジストリエディタを起動する
2. 左ペインで以下のキーを開く
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager
3. 右ペインで「PendingFileRenameOperations」エントリをダブルクリックする
4. エントリの値のデータとして表示されるファイルパスを確認する
5. エクスプローラを起動し、手順 3. で確認したファイルが存在することを確認する
6. 手順 5. で確認したファイルを右クリックして[プロパティ]を開く
7. ファイルのプロパティダイアログでファイルの[読み取り専用]属性を解除し、[OK]ボタンをクリックする
8. システムを再起動する
9. 再度 SQL Server のインストールを実施する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 312995

posted by w@ko at 23:34|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月09日

SQL Server 2000 データベース保守計画で master トランザクションログのバックアップに失敗する

SQL Server 2000 でデータベース保守計画の設定時に、対象データベースとして全データベース、または master データベースを指定し、「トランザクションログバックアップ計画の指定」で[保守計画の一部としてトランザクションログをバックアップ]オプションを有効にした場合、master データベースのトランザクションログバックアップに失敗する。この場合、エラーログには以下のエラーが記録される。

SQLMAINT.EXE プロセス終了コード : 1 (失敗)
sqlmaint.exe が失敗しました。[SQLSTATE 42000] (エラー 22029)。
データベース 'master' ではバックアップを実行できません。このサブタスクは無視されます。

master データベースに関しては、データベース全体のバックアップのみが許可されている。

master データベースは、既定のデータベース復旧モデルがシンプルに設定されている。データベース保守計画を作成する場合は master データベースに関しては分けて作成し、トランザクションログのバックアップを行わない設定にする必要がある。他のデータベースのトランザクションログのバックアップをとりたい場合は、別途保守計画を作成する必要がある。

必要に応じて msdb データベースの復旧モデルをフルに設定し、トランザクションログバックアップを行うことができる。msdb データベースの復旧モデルがシンプルに設定されている場合、保守計画上で実行されたトランザクションログバックアップは失敗する。

○ 対処方法

データベース保守計画の実行対象から master データベースのトランザクションログバックアップを外す。

対象データベースとして master 以外のデータベースを含む保守計画の設定においてトランザクションログのバックアップを実施したい場合、他のデータベースとは別にトランザクションログを実施しない master データベースの保守計画を作成する。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 285288

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2007年02月15日

SQL Server サーバーの照合順序を確認する方法

SQL Server でサーバーの照合順序を確認するには、以下のいずれかの操作を行う。

○ Enterprise Manager で確認する方法
1. Enterprise Manager を起動する
2. 目的のサーバーを右クリックし、[プロパティ]を開く
3. [全般]タブで[サーバーの照合順序]項目を参照する
○ クエリで確認する方法

以下のいずれかのクエリを実行する。

sp_helpsort
SELECT CONVERT(varchar(20), SERVERPROPERTY('collation')) … osql 向け
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2007年02月05日

SQL Server 2000 データベース保守計画で整合性チェックに失敗する

SQL Server 2000 でデータベース保守計画を実施する際に、データベース整合性チェックで[簡単な問題点を修復する]オプションを有効にすると、整合性チェックに失敗する場合がある。この場合、エラーログには以下のようなエラーが記録される。

[Microsoft SQL-DMO (ODBC SQLState: 42000)] エラー 5058: [Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server]オプション 'SINGLE_USER' をデータベース 'MASTER' に設定できません。
[Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server]sp_dboption コマンドに失敗しました。
[1] データベース master: データとインデックスリンケージのチェック...
[Microsoft SQL-DMO (ODBC SQLState: 42000)] エラー 7919: [Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server]修復ステートメントは処理されませんでした。データベースをシングルユーザーモードに設定する必要があります。

  次のエラーが見つかりました :

[Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server]修復ステートメントは処理されませんでした。データベースをシングルユーザーモードに設定する必要があります。

データベース保守計画は、CkDBRepair を実行するためにシステムデータベースをシングルユーザーモード状態にしようとする。しかし、master 及び msdb データベースは LAZYWRITER やログ書き込み、チェックポイント、SQLAgent、汎用リフレッシャなどの常時稼働するシステムプロセスによってシングルユーザーモード状態にできない。修復ステップは実行に失敗し、ジョブは失敗を返す。

この問題はシステムデータベースに限定されない。データベース保守計画でシングルユーザーモード状態にしようとしたときにそのデータベースにユーザーが接続している場合、ユーザーデータベースでも起こることがある。

○ 対処方法

この問題を回避するためには、以下の手順でデータベース整合性チェックで[簡単な問題点を修復する]オプションを無効にする。

1. Enterprise Manager で目的のインスタンス内の[管理]→[データベース保守計画]を開く
2. 設定を変更したいデータベース保守計画を右クリックし[プロパティ]を選択する
3. [データベース保守計画]ダイアログで[整合性]タブを開く
4. [簡単な問題点を修復する]オプションを無効にし、[OK]ボタンをクリックする

【参照】 マイクロソフト 技術情報 290622

posted by w@ko at 22:32|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

SQL Server 6.5 クライアントツールのアンインストール方法

SQL Server 6.5 のクライアントユーティリティをアンインストールする場合、Windows のバージョンによって操作方法が異なる。

○ Windows NT/2000 の場合

インストールファイルおよびレジストリキーを削除する。

○ Windows 95/98/Me の場合
1. SQL Server のセットアップ CD-ROM 内の ¥i386¥setup.exe ファイルを実行する
2. セットアッププログラムが起動したら[続行]ボタンをクリックする
3. [以下のディレクトリからクライアントユーティリティをすべて削除する]オプションを選択し、[続行]ボタンをクリックする
posted by w@ko at 23:55|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月15日

SQL Server DTS パッケージの移動方法

SQL Server 上で作成した DTS パッケージは、別のサーバーへ移動することが可能である。

○ 操作手順

SQL Server に保存されたローカルパッケージを別のサーバーに移動(コピー)するには、以下の手順で行う。

1. Enterprise Manager の左ペインから[データ変換サービス]→[ローカルパッケージ]を開く
2. 右ペインの中から移動(コピー)したいパッケージを右クリックし、[パッケージのデザイン]を開く
3. [DTS パッケージ]コンソールで[パッケージ]メニューから[名前を付けて保存]を選択する
4. [DTS パッケージの保存]ダイアログで必要な項目を指定し、[OK]ボタンをクリックする

パッケージの保存形式および場所にはいくつかあるが、[DTS パッケージの保存]コンソールの[場所]ドロップダウンリストで指定することができる。主なものは以下の通り。

SQL Server SQL Server の msdb データベースのテーブルに格納する。移動(コピー)先サーバーがネットワークで接続されている場合は、直接相手のサーバーを指定する。
構造化ストレージファイル
(SQL Server 7.0 では[ファイル])
.dts ファイルに格納する。.dts ファイルには複数のパッケージと複数のバージョンを1つのファイルに保存することができ、.dts ファイルごと移動(コピー)を行う。

構造化ストレーファイルに保存された DTS パッケージを開くには、以下の手順で行う。

1. Enterprise Manager の左ペインから[データ変換サービス]を右クリックし[パッケージを開く](SQL Server 7.0 では[すべてのタスク]→[パッケージを開く])を選択する
2. [ファイルの選択]ダイアログで目的の .dts ファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックする
3. 複数の DTS パッケージまたはパッケージバージョンが保存されている場合、[パッケージの選択]ダイアログボックスで開きたいパッケージまたはパッケージバージョンをクリックする

【参照】 SQL Server 2000 Books Online 「DTS パッケージの保存」
              「DTSパッケージを構造化ストレージファイルに保存する方法(Enterprise Manager)」

posted by w@ko at 23:40|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月15日

MSDE 2000 Windows XP SP2 インストール後 MSDE サーバーに接続できない

SQL Server 2000 Desktop Engine(MSDE 2000)がインストールされている Windows XP コンピュータに Windows XP Service Pack(SP)2 をインストールすると、MSDE サーバーに接続できなくなる場合がある。

TCP/IP や名前付きパイプ経由、または RPC によりネットワークに接続している場合、Windows ファイアウォールにより、ネットワークに接続するデータベースの機能がブロックされる。SP3a を適用して MSDE 2000 を使用している場合は、問題は生じない。このバージョンの MSDE では、ネットワークと SQL ブラウザテクノロジが既定で無効になる。

○ 対処方法

この問題を解決するには、MSDE 2000 の最新の Service Pack を適用する。

【参照】 マイクロソフト SQL Server

posted by w@ko at 23:31|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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