Windows 2000 でアプリケーションログに以下のイベントが記録されることがある。
種類 |
: |
エラー |
ソース |
: |
PrefDisk |
イベント ID |
: |
2001 |
説明 |
: |
システムからディスクパフォーマンス情報を読み取れません。カウンタを表示するには、最低1つのディスクまたは論理ボリュームのパフォーマンスドライバが有効になっている必要があります。ディスクパフォーマンスカウンタは、[ハードウェアデバイスマネージャ] のプロパティページから有効にすることができます。戻された状態コードはデータ DWORD 0 です。 |
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種類 |
: |
エラー |
ソース |
: |
Perflib |
イベント ID |
: |
1008 |
説明 |
: |
"サービス""PerfDisk"" (DLL ""D:\WINNT\system32\perfdisk.dll"") の Open プロシージャに失敗しました。このサービスのパフォーマンスデータは利用できません。返されたステータスコードは、データ DWORD 0 です。 |
Windows 2000 でパフォーマンスカウンタを使用してシステムデータを収集しているときに、上記イベントがアプリケーションログに記録されることがある。これらのイベントは、次の条件に該当する場合にのみ記録される。
・ |
コンピュータで、パフォーマンスデータの収集に使用するプログラムがサービスとして実行されている |
・ |
diskperf -N コマンドを使用するか、パフォーマンスカウンタを無効にするためにカウンタに関連付けられたレジストリ値を変更することにより、コンピュータの論理ディスクおよび物理ディスクのパフォーマンスカウンタを無効にした |
注: サービスから開始したクエリによってディスクカウンタからデータが収集されているかどうかに関係なく、これらのイベントがログに記録される。
パフォーマンスクエリを最初に作成するときに、レジストリに登録されているすべてのカウンタが利用可能かどうかがパフォーマンスライブラリによって確認される。利用できないカウントがあると、イベントログエントリが記録される。
このエントリがログに記録されないようにするには、以下のいずれかの方法を使用する。
○ 対処方法(その1)
ディスクパフォーマンスカウンタを有効にする。
○ 対処方法(その2)
パフォーマンスライブラリによるディスクカウンタのチェックが実行されないようにする。
1. |
Windows サポートツールまたはリソースキットから Exctrlst.exe ツールを入手する |
2. |
Exctrlst.exe ツールを起動する |
3. |
[Extensible Counter List]ダイアログの[Extensible Performance Counters]ボックスから「PrefDisk」を選択する |
4. |
ボックス直下の[Performance Counters Enable]のチェックを外す |
5. |
ダイアログ右上の[Refresh]ボタンをクリックする |
6. |
ダイアログを閉じ、システムを再起動する |
【参照】 マイクロソフト 技術情報 296187 / 811089
補足