2007年09月19日

Windows XP/2003 ネットワーク上の共有リソースの自動検索機能を無効にする方法

ドメインに参加していない Windows XP および Windows Server 2003 コンピュータでは、既定でネットワーク上のリソースを自動的に検出する機能がある。この自動検出機能により、ネットワーク上に公開されている共有フォルダが[マイネットワーク]にショートカット(ネットワークプレース)として追加され、同様にネットワーク上に公開されている共有プリンタが[プリンタと FAX]コンソール上にネットワークプリンタとして追加される。

この場合、ネットワーク上に多くの共有リソースが存在する場合は、アクセスする必要のないリソースのアイコンが数多く作成される可能性がある(共有リソースに対するアクセス権などの設定により、アイコンが自動的に作成されたからといって実際にそれらのリソースを使用できるとは限らない)。また、ネットワーク上に共有リソースが大量に存在すると、[マイネットワーク]を開く度に検索が行われ、時間がかかる原因となる。

○ 操作手順

ネットワーク共有リソースの自動検索機能を無効にするには、以下の操作を行う。

1. [マイコンピュータ]または[エクスプローラ]等の[ツール]メニューから[フォルダオプション]を開く
2. [フォルダオプション]ダイアログで[表示]タブを開く
3. [詳細設定]ボックスの[ネットワークのフォルダとプリンタを自動的に検索する]オプションを無効にする
4. [OK]ボタンをクリックする

【参照】 マイクロソフト 技術情報 320138
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          Windows FAQ.

補足
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2007年09月18日

Windows XP/2003 グループポリシーを使用して Windows ファイアウォールを設定する方法

Windows Server 203 Service Pack 1(SP1)以降、または Windows XP Service Pack 2(SP2)以降の場合、グループポリシーを使用してコンピュータに対して Windows ファイアウォールの設定ができる。

○ 操作手順
1. グループポリシーエディタで任意のグループポリシーコンソールを起動する
2. 左ペインから適用先のコンピュータの環境に応じて以下のいずれかのポリシーを開く
  ドメインのメンバであるコンピュータの場合
    [コンピュータの構成]→[管理用テンプレート]→[ネットワーク]→[ネットワーク接続]→[Windows ファイアウォール]→[ドメインプロファイル]
  ドメインに参加していないコンピュータの場合
    [コンピュータの構成]→[管理用テンプレート]→[ネットワーク]→[ネットワーク接続]→[Windows ファイアウォール]→[標準プロファイル]
3. 右ペインから[Windows ファイアウォール: ネットワーク接続をすべて保護する]ポリシーをダブルクリックする
4. [設定]タブでファイアウォールを有効に設定したい場合は[有効]を、無効に設定したい場合は[無効]を選択する
5. [OK]ボタンをクリックする
6. グループポリシーを更新する

【参照】 マイクロソフト Windows XP

posted by w@ko at 23:50|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月04日

Windows 2000 Service Pack 4 が適用できない(ism.dll スクリプトマッピングが削除できない)

Windows 2000 に Service Pack 4(SP4)を適用すると、以下のようなエラーが表示されて適用できない場合がある。

ism.dllスクリプトマッピングを削除できません

この問題は、インターネットインフォメーションサービス(IIS)がインストールされている環境において、Service Pack 適用時に IISAdmin サービスが停止している場合に発生する。

○ 対処方法

IISAdmin サービスのスタートアップの状態が「無効」に設定されている場合は、「手動」に変更し、サービスを起動する。

posted by w@ko at 22:29|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月30日

Windows Server 2003 ターミナルセッションからファイルを変更できない

リモートデスクトップや MetaFrame 等を使用したターミナルセッションからサーバー上のファイルをリモートで変更できない場合がある。

Windows Server 2003 では、ユーザーがターミナルサービスセッション中にグローバルオブジェクトを作成する場合、管理者権限が必要になる。

既定ではグローバルオブジェクトを作成できる管理者権限が与えられていない。これは、Windows Server 2003 のセキュリティ強化に基づく仕様変更によるものである。

なお、セッション固有のオブジェクトは、このユーザー権限が割り当てられていなくても作成することができる。

○ 対処方法

以下の方法でユーザーにグローバルオブジェクトを作成できるように管理者権限を与えることができる。

1. グループポリシーエディタでローカルセキュリティポリシーコンソールを起動する
2. 左ペインから以下のポリシーを開く
  [コンピュータの構成]→[Windows の設定]→[セキュリティの設定]→[ローカルポリシー]→[ユーザー権利の割り当て]
3. 右ペインから[グローバルオブジェクトの作成]ポリシーをダブルクリックする
4. [ローカルセキュリティの設定]タブで[ユーザーまたはグループの追加]ボタンをクリックし、権限を与えたいユーザーまたはグループを追加する
5. [OK]ボタンをクリックする
6. グループポリシーを更新する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 819817

posted by w@ko at 22:55|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月29日

Windows Server 2003 Windows Update に失敗する(エラー: 0x800c0005、0x800c4005

Windows Server 2003 コンピュータで Windows Update に失敗し、エラー: 0x800c0005、または 0x800c4005 が出る場合がある。

この問題は、特定のダイナミックライブラリファイル(.dll ファイル)が正しく登録されていないか、またはコンピュータとインターネット間に HTTPS(SSL)接続を許可しないファイアウォールが存在する場合に発生することがある。

○ 対処方法

この問題を解決するには、以下の手順を実行し、いくつかの .dll ファイルを登録する。

1. コマンドプロンプトを起動する
2. 以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれ[Enter]キーを押して実行する
  regsvr32 Sofpub.dll
  regsvr32 Wintrust.dll
  regsvr32 Initpki.dll
3. コマンドプロンプトを閉じる
4. システムを再起動する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 843499

posted by w@ko at 22:46|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月28日

Windows Server 2003 Windows 9x クライアントからサーバーにアクセスできない

Windows 95/98/Me コンピュータからネットワーク経由で Windows Server 2003 コンピュータ上の共有フォルダ等のネットワークリソースにアクセスできない場合がある。

Windows Server 2003 ではセキュリティが強化されているため、既定の設定では Windows 9x コンピュータからリモートでアクセスできない。

○ 対処方法

Windows Server 2003 コンピュータにて以下の操作を行い、セキュリティ設定を変更する。

1. グループポリシーエディタで任意のグループポリシーコンソールを起動する
2. 左ペインから以下のポリシーを開く
  [コンピュータの構成]→[Windows の設定]→[セキュリティの設定]→[ローカルポリシー]→[セキュリティオプション]
3. 右ペインから以下のポリシーをダブルクリックする
  [Microsoft ネットワークサーバー: 常に通信にデジタル署名を行う]
  [Microsoft ネットワークサーバー: クライアントが同意すれば、通信にデジタル署名を行う]
4. それぞれ[セキュリティポリシーの設定]タブ(または[ローカルセキュリティの設定]タブ)で[無効]を選択する
5. [OK]ボタンをクリックする
6. グループポリシーを更新する
posted by w@ko at 23:16|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月24日

Windows Server 2003 MMC コンソールが開けない

Windows Server 2003 で Service Pack 2(SP2)をアンインストールした後、特定の MMC コンソールが開けなくなる場合がある。このとき、以下のようなメッセージが表示される。

Microsoft Management Console
MMC はファイル スナップイン名 を開くことができません。
ファイルが存在しないか、MMC コンソールでないか、または後のバージョンの MMC で作成された可能性があります。また、ファイルへのアクセス権が不足している場合もあります。

Windows Server 2003 SP2 適用後に一旦 MMC コンソールを開き、その後 SP2 をアンインストールすると、SP2 適用状態で開いた MMC コンソールが開けなくなる。ただし、SP2 適用状態で開いていない MMC コンソールには影響はない。

○ 対処方法

この問題に対処するためには、以下のフォルダ内にあるすべてのファイルを削除する。

    %APPDATA%¥Microsoft¥MMC

※「%APPDATA%」は通常、各ユーザープロファイル内の「Applicaton Data」フォルダを指す。

【参照】 マイクロソフト TechNet

posted by w@ko at 22:52|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月23日

Windows 2000/XP/2003 コンピュータネットワークのためのドメインコントローラ名を取得できない(Userenv 1000)

アプリケーションログに以下のイベントが記録される場合がある。

種類 : エラー
ソース : Userenv
イベント ID : 1000
説明 : コンピュータネットワークのためのドメインコントローラ名を取得できません。戻り値は (59) です。

このイベントが記録される場合、ネットワークの物理的接続に問題がある可能性がある。

○ 対処方法

以下の項目を確認する。

ネットワークケーブルやネットワークアダプタなど物理的接続に問題がないか確認する
パーソナルファイアウォール機能が通信をブロックしていないか確認する
posted by w@ko at 23:24|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月22日

Windows XP/2003 ワークグループコンピュータの一覧に表示されるコンピュータの説明の変更が有効にならない

Windows XP または Windows Server 2003 コンピュータにおいて、ワークグループのコンピュータの一覧に参照先のコンピュータの説明が表示される。参照先のコンピュータの説明を変更しても、参照元のコンピュータの説明の表示が変更にならない場合がある。

ワークグループを一度参照すると、ワークグループ上の各コンピュータの説明が参照元コンピュータのローカルにキャッシュされる。そのため、参照先コンピュータで説明を変更しても、参照元で変更が有効にならない場合がある。

○ 対処方法

コンピュータの説明のキャッシュは以下のレジストリエントリに保存されている。変更を有効にしたい場合は、このエントリの値をクリアする。

  HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer¥ComputerDescriptions

【参照】 マイクロソフト 技術情報 824386

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2007年08月20日

Windows 9x ネットワークコンピュータアイコンが表示されない

Windows 9x コンピュータにて、デスクトップ上に[ネットワークコンピュータ](Windows 95 または Windows 98 の場合)または[マイネットワーク](Windows Me の場合)アイコンが表示されなくなる場合がある。

これは、[Microsoft ネットワーククライアント]コンポーネントが正しく構成されていない場合に発生する可能性がある。

○ 対処方法

以下の手順で[Microsoft ネットワーククライアント]コンポーネントを正しく構成する。

1. [スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[ネットワーク]を開く
2. [現在のネットワークコンポーネント]一覧の中に[Microsoft ネットワーククライアント]がインストールされていることを確認する
  一覧に見当たらない場合は[追加]ボタンをクリックしてから[Microsoft ネットワークコンポーネント]を追加する
  一覧に存在する場合は、[削除]ボタンをクリックして一旦[Microsoft ネットワークコンポーネント]を削除し、システム再起動後、再度[Microsoft ネットワークコンポーネント]を追加する
posted by w@ko at 22:49|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月16日

Windows Vista ActiveX インストーラサービスを構成する方法

Windows Vista コンピュータに ActiveX コントロールをインストールするには、コンピュータの管理者権限が必要となる。管理者権限のない標準ユーザーに ActiveX コントロールのインストールを許可する場合は、「ActiveX インストーラサービス」を構成する必要がある。

○ 操作手順

Windows Vista を使用する標準ユーザーに ActiveX のインストールを許可するには、以下の手順を実行する。

1. スタートボタンから[コントロールパネル]→[プログラムと機能]→[Windows の機能の有効化または無効化]を選択する
2. [Windows の機能]ダイアログボックスで[ActiveX インストーラサービス]を有効にし、[OK]ボタンをクリックする
3. スタートボタンから[検索の開始]ボックスに「gpedit.msc」と入力し、[Enter]キーを押す
4. [グループポリシーエディタ]コンソールの左ペインから[コンピュータの構成]→[管理用テンプレート]→[Windows コンポーネント]→[ActiveX Installer Service]を選択する
5. 右ペインで[ActiveX コントロールの承認されたインストールサイト]ポリシーをダブルクリックする
6. [設定]タブで[有効]を選択し、[表示]ボタンをクリックする
7. [表示の内容]ダイアログボックスで[追加]ボタンをクリックします
8. [項目の追加]ダイアログで以下の設定を行う
  [追加する項目の名前を入力してください]: ホスト URL(ダウンロード元 URL)を入力する
  [追加する項目の値を入力してください]: 署名や証明書の状態によりサイレントインストールさせるか、ダイアログを表示させるかなどを以下の表に従ってカンマ区切りの4つの数値を入力する。不明な場合は「2,1,0,0」と入力する
 
信頼された発行元の署名付きのコントロールの場合 署名付きのコントロールの場合 署名なしのコントロールの場合 HTTPS 証明書エラー時の対応方法
0: インストールされない 0: インストールされない 0: インストールされない 0: エラーを無視しない
1: ダイアログの表示 1: ダイアログの表示 1: ダイアログの表示 0x00000100: 不明な CA を無視する
0x00001000: 無効な CN を無視する
2: サイレントインストールされる 2: サイレントインストールされる 2: サイレントインストールされる 0x00002000: 無効な証明書日付を無視する
0x00000200: 誤った証明書の使用方法を無視する
9. [OK]ボタンをクリックする
posted by w@ko at 22:34|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月09日

Windows Vista Windows NT ドメインに参加させる方法

Windows Vista(Ultimate、Enterprise、または Business)コンピュータを Windows NT ドメインに参加させる場合は、以下の手順で操作を行う。

○ 操作手順
1. Windows NT Server のドメインコントローラ上で[スタート]→[プログラム]→[管理ツール (共通)]→[サーバーマネージャ]を開く
2. [サーバーマネージャ]コンソールの[コンピュータ]メニューから[ドメインに追加]を選択する
3. [コンピュータをドメインに追加]ダイアログで以下の設定を行い、[追加]ボタンをクリックする
  [コンピュータの種類]: [Windows NT ワークステーションまたはサーバー]を選択
  [コンピュータ名]: Windows Vista コンピュータのコンピュータ名を入力
4. Windows Vista コンピュータ上で、スタートメニューから[管理ツール]→[ローカルセキュリティポリシー]を選択する
5. 左ペインから[セキュリティの設定]→[ローカルポリシー]→[セキュリティオプション]を選択する
6. 右ペインから[ネットワークセキュリティ: LAN Manager 認証レベル]ポリシーをダブルクリックする
7. [ネットワークセキュリティ: LAN Manager 認証レベルのプロパティ]ダイアログの[ローカルセキュリティの設定]タブで[NTLM 応答のみを送信する]を選択し、[OK]ボタンをクリックする
8. ドメインコントローラの名前が解決できることを確認します
  異なるセグメントにドメインコントローラがある場合は、事前に WINS サーバーへの登録または LMHOSTS ファイルへの記述が必要である。
9. スタートメニューの中の[コンピュータ]を右クリックし、[プロパティ]を選択する
10. [システム]コンソール画面で[設定と変更]メニューを選択する
11. [システムのプロパティ]ダイアログの[コンピュータ名]タブで[変更]ボタンをクリックする
12. [コンピュータ名/ドメイン名の変更]ダイアログの[次のメンバ]項目で[ドメイン]を選択、参加先ドメイン名を入力し、[OK]ボタンをクリックする
13. [Windows セキュリティ]ダイアログが表示された場合、ドメインにコンピュータアカウントを追加する権限のあるユーザーアカウント名およびパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックする
14. ドメイン参加完了ダイアログメッセージが表示されたら、[OK]ボタンをクリックする
15. システムを再起動する
posted by w@ko at 23:57|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月08日

Windows Vista Active Directory ドメインに参加させる方法

Windows Vista(Ultimate、Enterprise、または Business)コンピュータを Windows 2000 または Windows Server 2003 の Active Directory ドメインに参加させる場合は、以下の手順で操作を行う。

○ 操作手順
1. ドメインコントローラの名前が解決できることを確認する
  ネットワークのプロパティから IP アドレスを設定し、Active Directory の DNS サーバーを参照するように設定する。
2. スタートメニューの中の[コンピュータ]を右クリックし、[プロパティ]を選択する
3. [システム]コンソール画面で[設定と変更]メニューを選択する
4. [システムのプロパティ]ダイアログの[コンピュータ名]タブで[変更]ボタンをクリックする
5. [コンピュータ名/ドメイン名の変更]ダイアログの[次のメンバ]項目で[ドメイン]を選択、参加先ドメイン名を入力し、[OK]ボタンをクリックする
6. [Windows セキュリティ]ダイアログが表示された場合、ドメインにコンピュータアカウントを追加する権限のあるユーザーアカウント名およびパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックする
7. ドメイン参加完了ダイアログメッセージが表示されたら、[OK]ボタンをクリックする
8. システムを再起動する
posted by w@ko at 23:58|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月06日

Windows コンピュータがマスタブラウザにならないように設定する方法

[マイネットワーク]や[ネットワークコンピュータ]から参照するワークグループ内にネットワーク上に存在するはずのコンピュータのアイコンが表示されなくなる場合がある。

ワークグループ内にネットワーク上のコンピュータが表示されないものの、UNC 等を使用した直接のアクセスには問題ない場合、ネットワークのブラウズに問題がある可能性がある。

通常はサーバーなどネットワーク上の1台のコンピュータがマスタブラウザとなり、ブラウズマスタを保持するが、それに反してそれ以外のコンピュータがブラウズマスタを作成しようとする場合がある。その場合正常なブラウズマスタが作成されず、ネットワーク上にアイコンが正しく表示されなくなることがある。

この場合、問題が生じているコンピュータ上でマスタブラウザとならないように設定を変更することで、問題が解消する場合がある。

コンピュータをマスタブラウザとならないように設定するには、以下の操作を行う。

○ 操作手順(Windows NT/2000/XP/2003 の場合)
1. レジストリエディタを起動する
2. 左ペインから以下のキーを開く
    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Browser¥Parameters
3. 右ペインから[MaintainServerList]エントリをダブルクリックする
4. [値のデータ]を「Auto」から「No」に変更し、[OK]ボタンをクリックする
5. レジストリエディタを閉じる
6. システムを再起動する

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

○ 操作手順(Windows 95/98/Me の場合)
1. [ネットワークコンピュータ](Windows 95/98 の場合)または[マイネットワーク](Windows Me の場合)を右クリックし、[プロパティ]を選択する
2. [ネットワーク]ダイアログの[ネットワークの設定]タブの[現在のネットワークコンポーネント]ボックスの中から[Microsoft ネットワーク共有サービス]をダブルクリックする
3. [Microsoft ネットワーク共有サービスのプロパティ]ダイアログの[詳細設定]タブで以下の設定を行い、[OK]ボタンをクリックする
  [プロパティ]: [ブラウズマスタ]を選択
  [値]: [無効]を選択
4. [ネットワーク]ダイアログで[OK]ボタンをクリックする
5. システムを再起動する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 136712
          マイコミジャーナル
          Windows FAQ.

posted by w@ko at 23:59|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月03日

Windows 2000/2003 グループポリシーを使用してドメインユーザーにローカルコンピュータのグループメンバ設定を行う方法

グループポリシーを利用することで、ドメインユーザーアカウントに対するローカルコンピュータのグループのメンバ設定をドメインクライアントに対して一括で行うことが可能である。

○ 操作手順

以下はドメインユーザーに対してローカルの管理者(Administrator)権限を付与する例である。

1. グループポリシーエディタで任意のグループポリシーコンソールを起動する
2. 左ペインから以下のポリシーを開く
  [コンピュータの構成]→[Windows の設定]→[セキュリティの設定]→[制限されたグループ]
3. [制限されたグループ]アイコンを右クリックし、[グループの追加]を選択する
4. [グループの追加]ダイアログの[グループ]ボックスに「Administrators」と入力し、[OK]ボタンをクリックする
5. (Windows 2000 Server の場合のみ)右ペインに新規に作成された[Administrators」アイコンをダブルクリックする
6. [Administrators プロパティ]ダイアログで[このグループのメンバ]ボックス右の[追加]ボタンをクリックする
7. [メンバを追加します]ダイアログで[参照]ボタンをクリックし、ドメイン内の[INTERACTIVE]グループを追加する
8. [OK]ボタンを押して画面を閉じる
9. グループポリシーを更新する

※ このポリシーを有効にすることで、ローカルコンピュータ上で設定したグループのメンバ設定が上書きされる。

posted by w@ko at 23:54|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月27日

Windows コンピュータ名とワークグループ名を同一の名前に設定できない

Windows コンピュータでコンピュータ名と同一のワークグループ名(または所属ワークグループ名と同一のコンピュータ名)を設定しようとしてもできない。この場合、以下のようなメッセージが表示される。

・ Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003 の場合

コンピュータ名の変更
新しいコンピュータ名にワークグループ名を使用することはできません。

・ Windows NT でコンピュータ名変更時の場合

入力したコンピュータ名は別のコンピュータで使用されています。

・ Windows NT でワークグループ名変更時の場合

ワークグループ名とコンピュータ名は違う名前でなければなりません。

・ Windows 95、Windows 98、Windows Me の場合

ネットワーク
コンピュータ名とワークグループ名を同じにすることはできません。どちらか一方を変更してください。

コンピュータ名とワークグループ名は同一の名前に設定できない。これはWindowsの仕様である。

ネットワーク環境で使用する場合はコンピュータ名とワークグループ名は異なる名前に設定する必要がある。

posted by w@ko at 23:16|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月26日

Windows XP ダイアルアップ情報を保存する方法

Windows 2000 および Windows XP では、ダイヤルアップ接続情報はリモートアクセス電話帳(Rasphone.pbk)ファイルに保存される。このファイルを使用することで、ダイヤルアップ情報の保存や復元、他コンピュータへの移行ができる。

Rasphone.pbk ファイルは以下のパスに存在する。

    %SystemDrive%¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Microsoft¥Network¥Connections¥Pbk

ダイヤルアップ情報を保存するには、このフォルダ内の Rasphone.pbk ファイルを別フォルダにコピーする。

ダイヤルアップ情報を復元、移行するには、保存した Rasphone.pbk ファイルを目的のコンピュータの上記パス内に保存する。目的のコンピュータ上に既に別のダイヤルアップ接続が存在する場合は、テキストエディタを使用して既存の Rasphone.pbk ファイルを開き、保存した Rasphone.pbk ファイルの内容を追記する。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 284269
          ITmedia

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2007年07月25日

Windows [プログラムの追加と削除]の一覧に表示されないプログラムを削除する方法

[コントロールパネル]の[プログラムの追加と削除](Windows XP または Windows Server 2003 の場合)または[アプリケーションの追加と削除](Windows 95/98/Me/NT/2000 の場合)の一覧にインストール済みのプログラムが表示されない場合がある。

この現象は、インストールしたプログラムが 60 文字を超えるキー名でレジストリキーを作成した場合に発生する。[プログラムの追加と削除]または[アプリケーションの追加と削除]ダイアログの一覧は、この条件を満たしたプログラムのみを表示する。

この場合、以下のいずれかの方法でプログラムを手動で削除することができる。

レジストリキーに登録されたアンインストールプログラムを使用してプログラムを削除する
レジストリキーのキー名を 60 文字以内に変更する
○ 操作手順(その1)

レジストリキーに登録されたアンインストールプログラムを使用してプログラムを削除するには、以下の手順を実施する。

1. レジストリエディタを起動する
2. 左ペインから以下のキーを開く
    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Uninstall
3. 「Uninstall」エントリ内の各エントリを確認し、削除したいプログラムのエントリを選択する
4. 左ペインで選択したエントリ内から右ペインの「UninstallString」キーをダブルクリックする
5. [Ctrl]+[C]キーを押してキーの値をコピーする
6. レジストリエディタを閉じる
7. [スタート]→[ファイル名を指定して実行]を開く
8. [Ctrl]+[V]キーを押して、手順5.でコピーした値を[名前]ボックス貼り付け、[OK]ボタンをクリックする
○ 操作手順(その2)

レジストリキーのキー名を変更するには、以下の手順を実施する。

1. レジストリエディタを起動する
2. 左ペインから以下のキーを開く
    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Uninstall
3. 「Uninstall」エントリ内の各エントリを確認し、削除したいプログラムのエントリを選択する
4. 左ペインで選択したエントリ内から右ペインの「DisplayName」キーをダブルクリックする
5. 「DisplayName」キーの値を 60 文字以内に変更し、[OK]ボタンをクリックする
6. レジストリエディタを閉じる

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

マイクロソフト 技術情報 247515

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2007年07月24日

Windows [プログラムの追加と削除]の一覧から手動でプログラムを削除する方法

[コントロールパネル]の[プログラムの追加と削除](Windows XP または Windows Server 2003 の場合)または[アプリケーションの追加と削除](Windows 95/98/Me/NT/2000 の場合)の一覧からアンインストールしたはずのプログラムが削除されずに、表示されたままの状態になる場合がある。

ほとんどの Windows 互換プログラムにはアンインストールプログラム、またはアンインストール機能がある。[プログラムの追加と削除]または[アプリケーションの追加と削除]ダイアログボックスには、アンインストールプログラムまたはアンインストール機能を備えた Windows 互換プログラムがすべて表示される。プログラムをアンインストールしても、プログラム名の表示に使用されていたレジストリキーが正しく削除されない場合は、[プログラムの追加と削除]または[アプリケーションの追加と削除]ダイアログボックスの一覧からプログラムを手動で削除することができる。

○ 操作手順

一覧からプログラムを手動で削除するには、以下の手順を実施する。

1. レジストリエディタを起動する
2. 左ペインから以下のキーを開く
     HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Uninstall
3. Uninstall」エントリをクリックし、[レジストリ]メニューから[レジストリファイルの書き出し](または[ファイル])メニューから[エクスポート]を選択する
4. [レジストリファイルの書き出し](または[レジストリファイルのエクスポート])ダイアログボックスにレジストリファイルの保存場所とファイル名を指定し、[OK]ボタンをクリックする
5. 「Uninstall」エントリ内のエントリは、それぞれ[プログラムの追加と削除]または[アプリケーションの追加と削除]ダイアログボックスに表示されるプログラムをあらわしている。各エントリがあらわすプログラムを確認するには、左ペインでエントリをクリックし、右ペインで以下のキーを参照する
 
DisplayName [アプリケーションの追加と削除]または[プログラムの追加と削除]ダイアログボックスに表示される名前
UninstallString プログラムのアンインストールに使用されるプログラム
6. アンインストール後も[プログラムの追加と削除]または[アプリケーションの追加と削除]ダイアログボックスに表示されているプログラムに対応するレジストリエントリを右クリックし、[削除]を選択する
7. レジストリエディタを閉じる
8. [スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[プログラムの追加と削除]または[アプリケーションの追加と削除]を開く
9. [プログラムの追加と削除]または[アプリケーションの追加と削除]ダイアログボックスでレジストリエントリを削除したプログラムが表示されていないことを確認する

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 247501

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2007年07月23日

Windows [ファイル名を指定して実行]の使用を禁止する方法

以下の方法で、[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]を表示させないようにすることができる。

○ グループポリシーで設定する方法(Windows 2000/XP/2003/Vista のみ)
1. グループポリシーエディタで任意のグループポリシーコンソールを起動する
2. 左ペインから以下のポリシーを開く
  [ユーザーの構成]→[管理用テンプレート]→[タスクバーと [スタート] メニュー]
3. 右ペインから[[スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を削除する]ポリシーをダブルクリックする
4. [設定]タブで[有効]を選択し、[OK]ボタンをクリックする
5. グループポリシーを更新する
○ レジストリで設定する方法(Windows 共通)
1. レジストリエディタを起動する
2. 左ペインから以下のキーを開く
    HKEY_CURRENT_USER¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Policies¥Explorer
3. 右ペインの「NoRun」エントリをダブルクリックする
4. 値のデータに「1」と入力し、[OK]ボタンをクリックする
5. システムを再起動する

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

【参照】 デジタル ARENA

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