○ データ型のマッピング
・ | 変換元と変換先の間でデータフォーマット方法を指定可 |
・ | 変換元と変換先の間でデータ修正方法を指定可 |
※ | 可能な限り一致するデータ型を定義、またマッピングを無効にして異なる型への変換も可 |
データ型、サイズ、精度、スケール、NULL 値の許容等 |
○ データ(テーブル/列)の統合および併合
・ | データ組み合わせ、分割可 |
・ | データの垂直または水平要約可 |
○ 変換タスクの定義
・ | 各タスクは作業単位を定義 | ||
・ | タスクの実行内容 | ||
− | Transact-SQL ステートメントの実行 | ||
← | 定義済みタスクオブジェクト(SQL 実行タスク、一括挿入タスク、データドリブンクエリタスク)の使用 | ||
− | スクリプト(JScript、PerlScript、VBScritp)の実行 | ||
− | 外部プログラムの起動 | ||
← | 定義済みタスクオブジェクト(プロセス実行タスク、メール送信タスク)の使用 | ||
− | SQL Server オブジェクトの別インスタンスへのコピー | ||
− | DTS パッケージから実行または結果取得 |
○ ワークフローの定義
・ | 優先順位制約により設定 | ||
− | 制約順序、並列、組み合わせの条件でステップを実行 | ||
・ | ステップの優先度を設定可 → 低/通常/高の3段階 | ||
・ | トランザクション機能 | ||
− | タスクをグループ分け | ||
− | 使用するデータプロバイダがトランザクションをサポートする必要あり | ||
− | DTS デザイナは一度に1つのトランザクションしかサポートしない | ||
→ | 複数使用する場合は直列化、順序に注意 |
○ DTS パッケージの作成
・ | DTS パッケージの作成ツール | |||
− | DTS インポート/エクスポートウィザード | |||
− | DTS デザイナ | |||
− | COM オートメーションサポート言語 (Visual Basic、Visual C++) | |||
・ | DTS パッケージの保存方法 | |||
− | COM 構造化ストレージファイル | |||
→ | .dts 拡張子ファイルとして保存 | |||
→ | SQL Server の外部からパッケージにアクセスできる唯一のオプション | |||
→ | バージョンをつけて複数のパッケージを1つのファイルに保存可 | |||
→ | パッケージの配布、スケジュール化が容易 | |||
− | SQL Server Meta Data Services | |||
→ | オブジェクト情報、オブジェクト間関係情報を格納する共通データベース | |||
→ | DTS パッケージメタデータと変換されたデータの完全な履歴情報(データ系列)を格納 | |||
→ | パッケージメタデータが他アプリケーションから再利用可 | |||
→ | 同一ファイルに複数バージョン保存可 | |||
− | msdb データベース | |||
→ | sysdtspackages システムテーブルに保存 | |||
→ | 同一ファイルへの複数バージョン保存不可 | |||
− | Visual Basic ファイル | |||
→ | VB アプリケーションにパッケージを組み込み可 | |||
・ | パッケージセキュリティの実装 | |||
− | COM 構造化ストレージファイルまたは SQL Server に保存する際に暗号化可 | |||
− | 所有者パスワード | |||
→ | 全情報およびプロパティへの完全アクセス、編集実行可 | |||
− | ユーザーパスワード | |||
※ | 所有者パスワードで暗号化された DTS パッケージにのみ利用可 | |||
→ | パッケージ実行可、パッケージ定義へのアクセス不可 |
○ DTS パッケージの実行
・ | Enterprise Manager または dtsrun ユーティリティで実行可 |
○ DTS パッケージのスケジュール
・
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DTS パッケージを msdb データベースに保存する場合は DTS インポート/エクスポートウィザードでスケジュール |
・
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dtsrun ユーティリティで DTS パッケージを実行するジョブを作成する場合は Enterprise Manager でスケジュール |