○ 旧バージョンとの比較
SQL Server 7.0 |
SQL Server 2000 |
動作 |
ログ切り捨てタイミング |
チェックポイント時のログ切り捨てオプション |
Select Into/BulkCopy オプション |
復旧モデル |
trunc. Log on chkpt. |
select into/ bulkcopy |
FALSE |
FALSE |
フル(完全)モデル |
完全バックアップ |
バックアップ時 |
FALSE |
TRUE |
一括ログ記録モデル |
一括操作をログに記録しない ※ |
TRUE |
TRUE |
シンプル(単純)モデル |
トランザクションログ切り捨て |
チェックポイント時 |
TRUE |
FALSE |
※ 一括操作は結果のみ記録 → パフォーマンス向上 |
【参照】 SQL Server 2000 Books Online
「SQL Server 2000 と SQL Server Version 7.0」 |
○ デフォルトの復旧モデル
フル(完全)モデル |
新規作成データベース 〔Enterprise Edition/Standard Edition〕
model 〔各エディション共通〕 |
シンプル(単純)モデル |
新規作成データベース 〔Personal Edition/Desktop Engine (MSDE)〕
master、msdb、tempdb、pubs、Northwind 〔各エディション共通〕 |
※ Personal Edition、MSDE での新規作成データベースは model データベースの設定を引き継がない |
※ システムデータベースでは更新頻度がそれほど高くないためシンプルモデルになっている |
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【参照】 SQL Server 2000 Books Online 「復旧モデルの使用」 |
○ 設定方法 (Transact-SQL)
・ |
下位バージョン互換コマンド |
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exec sp_dboption 'データベース名
','select into/
bulkcopy'.'{TRUE|FALSE}' |
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exec sp_dboption 'データベース名
','trunc. log on
chkpt.','{TRUE|FALSE}' |
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※ SQL Server 2000 では非推奨 |
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※ SQL Server 2000 では、どちらかを変更するともう一方も連動して変更 |
・ |
SQL Server 2000 独自コマンド |
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CREATE DATABASE データベース名 SET 復旧オプション |
|
ALTER DATABASE データベース名 SET 復旧オプション |
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※ 復旧オプション |
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RECOVERY SIMPLE |
シンプル(単純)モデル |
RECOVERY BULK_LOGGED |
一括ログ記録モデル |
RECOVERY FULL |
フル(完全)モデル |
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○ 設定確認方法 (Transact-SQL)
SELECT DATABASEPROPERTYEX('データベース名','RECOVERY')