○ パーマネントバックアップファイル (バックアップデバイス)
・ | バックアップ操作前に作成 | |
・ | バックアップファイルの再利用、バックアップ作業の自動化に必要 | |
・ | バックアップ設定時に物理的位置に左右されない | |
・ | Enterprise Manager または sp_addumpdevice システムストアドプロシージャで作成 | |
⇒ | sp_addumpdevice [{'DISK'|'TAPE'|'PIPE'}], 'デバイス名', 'ファイルパス' | |
− | バックアップファイルの論理名および物理名を指定する必要あり | |
− | master..sysdevices システムテーブル内に論理名および物理名を作成 | |
− | 1つのデータベースに最大 64 個のバックアップファイルを作成可 |
○ 一時バックアップファイル
・ | BACUP DATABASE ステートメントで作成 → 既存バックアップファイルを指定する必要なし | |
・ | バックアップファイルを再利用しない場合等 | |
・ | Enterprise Manager で作成 | |
− | メディアの種類(ディスク/テープ/名前付きパイプ)を指定 | |
− | 完全パスおよびファイル名を指定 |
○ 複数バックアップファイルの使用 (バックアップセット)
・ | 一度に複数のバックアップファイルにストライプ化してバックアップされる | |
・ | バックアップ実行時間の短縮 | |
・ | BACKUP DATABASE...TO...WITH MEDIANAME=メディアセット名 | |
− | MEDIANAME オプションで名前をつけたあとは別のバックアップ操作で再利用可 | |
− | メディアセット名は最大 128 文字 | |
− | 1回のバックアップ操作で使用されるすべてのデバイスは同じメディア種類である必要あり | |
− | パーマネントバックアップファイルと一時バックアップファイルの組み合わせ可 | |
− | ファイルをバックアップセットのメンバーとして定義すると、常にメンバーファイルと一緒に使用する必要あり | |
− | ファイルを再フォーマットしない限りバックアップセットの1メンバーのみをバックアップ操作に使用不可 | |
− | バックアップセットの1メンバーを再フォーマットすると他のメンバーに含まれているデータは無効になる | |
※
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複数バックアップファイルを使用する場合はファイルを作成したデバイスを識別する ID を各バックアップファイルに指定 |