2007年10月24日

Windows Vista ユーザーの切り替え機能を無効にする方法

Windows Vista コンピュータにはユーザの切り替え機能が搭載されている。この機能を利用することで、あるユーザーでログオンした状態で実行中のプログラムを終了させずに、同時にまったく別のユーザーでログオンしてプログラムを実行できる機能である。

この機能は、Windows XP とは異なりドメイン環境でも使用でき、既定で有効に設定されている。

この機能を無効にするには、以下のいずれかの方法で設定を行う。ただし、グループポリシー機能が省かれている Home Premium および Home Basic の場合は、レジストリでのみ設定が可能である。

○ グループポリシーで設定する方法(Ultimate / Enterprise / Business の場合)
1. グループポリシーエディタで任意のグループポリシーコンソールを起動する
2. 左ペインから以下のポリシーを開く
  [コンピュータの構成]→[管理用テンプレート]→[システム]→[ログオン]
3. 右ペインで[ユーザーの簡易切り替えのエントリポイントを非表示にする]ポリシーをダブルクリックする
4. [ユーザーの簡易切り替えのエントリポイントを非表示にするのプロパティ]ダイアログで[有効]を選択し、[OK]ボタンをクリックする
5. グループポリシーを更新する
○ レジストリで設定する方法
1. レジストリエディタを起動する
2. 左ペインから以下のキーを開く
    HKEY_LOCAL_MACHINE ¥ SOFTWARE ¥ Microsoft ¥ Windows ¥ CurrentVersion ¥ Policies ¥ System
3. [編集]メニューから[新規]→[DWORD (32 ビット) 値]を選択する
4. 新しいエントリの名前として「HideFastUserSwitching」と入力する
5. 手順 4. までで作成した「HideFastUserSwitching」エントリをダブルクリックする
6. 値のデータに「1」と入力し、[OK]ボタンをクリックする
7. システムを再起動する

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

posted by w@ko at 23:30|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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