2007年09月19日

Windows XP/2003 ネットワーク上の共有リソースの自動検索機能を無効にする方法

ドメインに参加していない Windows XP および Windows Server 2003 コンピュータでは、既定でネットワーク上のリソースを自動的に検出する機能がある。この自動検出機能により、ネットワーク上に公開されている共有フォルダが[マイネットワーク]にショートカット(ネットワークプレース)として追加され、同様にネットワーク上に公開されている共有プリンタが[プリンタと FAX]コンソール上にネットワークプリンタとして追加される。

この場合、ネットワーク上に多くの共有リソースが存在する場合は、アクセスする必要のないリソースのアイコンが数多く作成される可能性がある(共有リソースに対するアクセス権などの設定により、アイコンが自動的に作成されたからといって実際にそれらのリソースを使用できるとは限らない)。また、ネットワーク上に共有リソースが大量に存在すると、[マイネットワーク]を開く度に検索が行われ、時間がかかる原因となる。

○ 操作手順

ネットワーク共有リソースの自動検索機能を無効にするには、以下の操作を行う。

1. [マイコンピュータ]または[エクスプローラ]等の[ツール]メニューから[フォルダオプション]を開く
2. [フォルダオプション]ダイアログで[表示]タブを開く
3. [詳細設定]ボックスの[ネットワークのフォルダとプリンタを自動的に検索する]オプションを無効にする
4. [OK]ボタンをクリックする

【参照】 マイクロソフト 技術情報 320138
          @IT
          デジタル ARENA
          マイコミジャーナル
          Windows FAQ.

上記の設定は、レジストリでは以下のキーでの設定に相当する。

   HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer¥Advanced

キー配下の「NoNetClawling」エントリの値を「1」に設定することで自動検索を無効に設定することができる。

posted by w@ko at 23:41|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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