Outlook にて、受信メールの添付ファイルを開いたり保存できなくなったりする場合がある。その場合、以下のようなメッセージが表示される。
次の添付ファイルは問題を起こす可能性があるため、利用できなくなりました: 添付ファイル名 |
Outlookでは、セキュリティを強化するため、一部の添付ファイルに対して既定でファイルが開けないようになってる。添付ファイルの問題性の確認についてはファイルの拡張子のみで判断され、内容までは確認されない。
○ 対処方法
以下の方法で、制限された添付ファイルを開けるようにすることができる。
1. | レジストリエディタを起動する | |
2. | 左ペインから以下のキーを開く | |
・ | Outlook 2003 の場合 | |
HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Office¥11.0¥Outlook¥Security | ||
・ | Outlook 2002 の場合 | |
HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Office¥10.0¥Outlook¥Security | ||
・ | Outlook 2000(SR-1 以降)の場合 | |
HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Office¥9.0¥Outlook¥Security | ||
3. | [編集]メニューから[新規]→[文字列値]を選択する | |
4. | 新しくできたエントリの名前を「Level1Remove」に設定する | |
5. | 手順 4. で作成した「Level1Remove」エントリをダブルクリックする | |
6. | [値のデータ]ボックスにアクセスを許可したい拡張子を入力し、[OK]ボタンをクリックする | |
※ | 複数指定する場合は、セミコロン(;)で区切る。 | |
例).exe形式と.comファイルを許可する場合 → 「.exe;.com」 |
※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。
【参照】 マイクロソフト 技術情報 318515 / 880547 / 880661 / 881259
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