2007年08月16日

Windows Vista ActiveX インストーラサービスを構成する方法

Windows Vista コンピュータに ActiveX コントロールをインストールするには、コンピュータの管理者権限が必要となる。管理者権限のない標準ユーザーに ActiveX コントロールのインストールを許可する場合は、「ActiveX インストーラサービス」を構成する必要がある。

○ 操作手順

Windows Vista を使用する標準ユーザーに ActiveX のインストールを許可するには、以下の手順を実行する。

1. スタートボタンから[コントロールパネル]→[プログラムと機能]→[Windows の機能の有効化または無効化]を選択する
2. [Windows の機能]ダイアログボックスで[ActiveX インストーラサービス]を有効にし、[OK]ボタンをクリックする
3. スタートボタンから[検索の開始]ボックスに「gpedit.msc」と入力し、[Enter]キーを押す
4. [グループポリシーエディタ]コンソールの左ペインから[コンピュータの構成]→[管理用テンプレート]→[Windows コンポーネント]→[ActiveX Installer Service]を選択する
5. 右ペインで[ActiveX コントロールの承認されたインストールサイト]ポリシーをダブルクリックする
6. [設定]タブで[有効]を選択し、[表示]ボタンをクリックする
7. [表示の内容]ダイアログボックスで[追加]ボタンをクリックします
8. [項目の追加]ダイアログで以下の設定を行う
  [追加する項目の名前を入力してください]: ホスト URL(ダウンロード元 URL)を入力する
  [追加する項目の値を入力してください]: 署名や証明書の状態によりサイレントインストールさせるか、ダイアログを表示させるかなどを以下の表に従ってカンマ区切りの4つの数値を入力する。不明な場合は「2,1,0,0」と入力する
 
信頼された発行元の署名付きのコントロールの場合 署名付きのコントロールの場合 署名なしのコントロールの場合 HTTPS 証明書エラー時の対応方法
0: インストールされない 0: インストールされない 0: インストールされない 0: エラーを無視しない
1: ダイアログの表示 1: ダイアログの表示 1: ダイアログの表示 0x00000100: 不明な CA を無視する
0x00001000: 無効な CN を無視する
2: サイレントインストールされる 2: サイレントインストールされる 2: サイレントインストールされる 0x00002000: 無効な証明書日付を無視する
0x00000200: 誤った証明書の使用方法を無視する
9. [OK]ボタンをクリックする
posted by w@ko at 22:34|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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