Backup Exec において、ポストコマンドの実行タイミングは以下のようにバージョンによって異なる。
バージョン | 実行タイミング |
---|---|
Backup Exec 8.x | ベリファイ完了後 |
Backup Exec 9.x 以降 | バックアップ完了直後からベリファイ開始前までの間 |
Backup Exec 9.x 以降であっても、ポストコマンドの実行タイミングを変更し、ベリファイ実施後に実行するように変更することができる。具体的には、以下の手順を実施する。
○ 操作手順
1. | レジストリエディタを起動する | |
2. | 左ペインから以下のキーを開く | |
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥VERITAS¥Backup Exec¥Engine¥Misc | ||
3. | [編集]メニューから[新規]→[DWORD 値]を選択する | |
4. | 新しいエントリの名前として「Job - Run Post Command After Verify」を指定する | |
5. | 4. で作成した「Job - Run Post Command After Verify」エントリをダブルクリックする | |
6. | [DWORD 値の編集]ダイアログで以下の設定を行い、[OK]ボタンをクリックする | |
・ | [データ]: 「1」と入力 | |
・ | [基数]: [16進数]を選択 | |
7. | レジストリエディタを閉じる | |
8. | Backup Exec のすべてのサービスを再起動する |
【参照】 Symantec Support