コンピュータ名やドメイン名を変更すると、Backup Exec のサービスが起動しなくなる場合がある。
Backup Exec をインストールした後にコンピュータのコンピュータ名やドメイン名を変更した場合、その変更を Backup Exec に認識させる必要がある。
○ 操作手順(Backup Exec 10.x 以降の場合)
「Backup Exec ユーティリティ」を使用して、変更を Backup Exec に認識させることができる。
具体的には、以下の手順で操作する。
1. | BEUtility.exe ファイルを実行して Backup Exec ユーティリティを起動する | ||
※ | BEUtility.exe ファイルは、通常以下のフォルダに存在する。 | ||
C:¥Program Files¥VERITAS¥Backup Exec¥NT | |||
2. | 警告メッセージが表示されたら、[はい]ボタンをクリックする | ||
3. | [Backup Execユーティリティ]ウィンドウの中央ペインから[認識済みメディアサーバー]→[すべてのメディアサーバー]を開く | ||
4. | 左上ペインから設定を変更するメディアサーバーを選択する | ||
※ | 目的のメディアサーバーが表示されない場合、以下の方法でメディアサーバーを追加する。 | ||
a. | 中央ペインの[すべてのメディアサーバー]を右クリックして[メディアサーバーの作成]を選択する | ||
b. | [メディアサーバーの追加]ダイアログで[参照]ボタンをクリックする | ||
c. | [コンピュータの参照]ダイアログから目的のサーバーを選択し、[OK]ボタンをクリックする | ||
d. | [メディアサーバーの追加]ダイアログで[OK]ボタンをクリックする | ||
5. | 目的のメディアサーバーを右クリックし、[新規メディアサーバー名の設定の更新]を選択する | ||
6. | [新規メディアサーバー名を適用するための設定の更新]ダイアログで、変更前後のドメイン名およびメディアサーバー名(コンピュータ名)をそれぞれ入力し、[OK]ボタンをクリックする | ||
7. | [Backup Execユーティリティ]ウィンドウを閉じる |
○ 操作手順(Backup Exec 9.x 以前の場合)
Backup Exec を一度アンインストールした後、再インストールする。