2007年04月23日

Windows Server 2003 ダイナミックボリュームの状態が「正常 (危険)」と表示される

[ディスクの管理]コンソール上でダイナミックボリュームの状態が「正常 (危険)」と表示される場合がある。

ダイナミックボリュームは現在アクセス可能だが、ボリュームが存在しているダイナミックディスクで I/O エラーが検出されていることを示す。ダイナミックディスクのいずれかの部分で I/O エラーが検出されると、そのディスク上のすべてのボリュームの状態が「正常 (危険)」となり、ボリューム上に警告アイコンが表示される。

ボリュームの状態が「正常 (危険)」となっている場合は、通常、そのボリュームが存在しているディスクの状態も「オンライン (エラー)」となっている。

○ 対処方法

以下の手順でボリュームが存在しているディスクを「オンライン」状態に戻す。ディスクが「オンライン」状態に戻ると、ボリュームの状態も「正常」に戻る。

1. [マイコンピュータ]右クリック→[管理]を開く
2. [コンピュータの管理]コンソールの左ペインから[コンピュータの管理 (ローカル)]→[記憶域]→[ディスクの管理]を開く
3. 右ペインで「正常 (危険)」と表示されているディスクを右クリックし、[ディスクの再アクティブ化]を選択する

上記の操作を行っても「正常 (危険)」状態が続く場合、ディスクに障害が発生している可能性がある。できるだけ早くデータをバックアップし、ディスクを置き換える。

【参照】 マイクロソフト TechNet

posted by w@ko at 22:55|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。