[ディスクの管理]コンソール上でダイナミックボリュームの状態が「正常 (危険)」と表示される場合がある。
ダイナミックボリュームは現在アクセス可能だが、ボリュームが存在しているダイナミックディスクで I/O エラーが検出されていることを示す。ダイナミックディスクのいずれかの部分で I/O エラーが検出されると、そのディスク上のすべてのボリュームの状態が「正常 (危険)」となり、ボリューム上に警告アイコンが表示される。
ボリュームの状態が「正常 (危険)」となっている場合は、通常、そのボリュームが存在しているディスクの状態も「オンライン (エラー)」となっている。
○ 対処方法
以下の手順でボリュームが存在しているディスクを「オンライン」状態に戻す。ディスクが「オンライン」状態に戻ると、ボリュームの状態も「正常」に戻る。1. | [マイコンピュータ]右クリック→[管理]を開く |
2. | [コンピュータの管理]コンソールの左ペインから[コンピュータの管理 (ローカル)]→[記憶域]→[ディスクの管理]を開く |
3. | 右ペインで「正常 (危険)」と表示されているディスクを右クリックし、[ディスクの再アクティブ化]を選択する |
上記の操作を行っても「正常 (危険)」状態が続く場合、ディスクに障害が発生している可能性がある。できるだけ早くデータをバックアップし、ディスクを置き換える。
【参照】 マイクロソフト TechNet