2007年04月11日

Backup Exec プリ/ポストコマンドのタイムアウト時間の設定方法

Backup Exec では、プリコマンド、またはポストコマンドの実行タイムアウト時間を設定することができる。

場合によってはプリ/ポストコマンドがタイムアウト時間内に正常に完了せず、バックアップジョブが失敗することがある。この場合、ログに以下のように記録される。

プリ/ポストコマンドのタイムアウトです。
 
ジョブ実行前のコマンドが時間内に完了しませんでした。

既定ではプリ/ポストコマンドのタイムアウト時間が 30 分に設定されているため、30 分以内にコマンドが完了しない場合にはコマンドをキャンセルされる。コマンドの実行に時間がかかる場合、タイムアウト時間を調整することで解消する。

○ 操作手順(Backup Exec 9.x/10.x の場合)
1. [ジョブセットアップ]画面を開く
2. 設定を変更したいジョブを右クリックし、[プロパティ]を選択する
3. ジョブのプロパティダイアログの[プロパティ]ボックスから[プリ/ポストコマンド]メニューを選択する
4. [コマンドが完了しない場合にコマンドをキャンセルする時間]オプションでコマンド実行開始からのタイムアウト時間を分単位で設定する
5. [スケジュール]または[サブミット]ボタンをクリックし、設定を有効にする
○ 操作手順(Backup Exec 8.x の場合)
1. レジストリエディタを起動する
2. 左ペインから以下のキーを開く
    HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥VERITAS¥Backup Exec¥Engine¥Misc
3. 右ペインで「Job - Pre/Post Command Timeout」エントリをダブルクリックする
4. [DWORD 値の編集]ダイアログで、以下の要領で設定を行い、[OK]ボタンをクリックする
  [表記]: 「10進」を選択
  [値]: タイムアウト時間を分単位で入力
5. レジストリエディタを閉じ、システムを再起動する

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

【参照】 ベリタス サポート

posted by w@ko at 23:27|  ・Backup Exec | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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