Backup Exe 9.1 でホットフィックスやサービスパック(SP)を適用できない場合がある。このとき、以下のようなメッセージが表示される。
インストールウィザードのエラーです。 |
この問題は、以下の環境で現象が発生することがある。
・ | Veritas Backup Exec 9.1 for Windows Servers をインストールしている |
・ | 日本語版 MSDE を手動でインストールしている |
・ | MSDE または SQL Server のインスタンスが Backup Exec 9.1 用以外に存在する |
○ 対処方法
以下の手順で現象を回避する。
1. | 以下のファイルを実行し、「SQL Server ネットワークユーティリティ」を起動する | |
C:¥Program Files¥Microsoft SQL Server¥80¥Tools¥Binn¥svrnetcn.exe | ||
2. | [SQL Server ネットワークユーティリティ]ダイアログの[全般]タブで以下の項目を設定し、[OK]ボタンをクリックする | |
・ | [このサーバー上のインスタンス]: Backup Exec 9.1 で使用しているインスタンスを選択 | |
・ | [有効になっているプロトコル]: 「名前付きパイプ」と「TCP/IP」を有効化 | |
3. | システムを再起動する | |
4. | Backup Exec のホットフィックスやサービスパックを適用する | |
5. | 再度「SQL Server ネットワークユーティリティ」を起動する | |
6. | [SQL Server ネットワークユーティリティ]ダイアログの[全般]タブで以下の項目を設定し、[OK]ボタンをクリックする | |
・ | [このサーバー上のインスタンス]: Backup Exec 9.1 で使用しているインスタンスを選択 | |
・ | [有効になっているプロトコル]: 「名前付きパイプ」と「TCP/IP」を無効化 | |
7. | システムを再起動する | |
8. | MSDE または SQL Server を使用している他のアプリケーションが正常動作することを確認する |