IIS のログファイルパスを変更するには以下の手順で行う。
○ サイト単位の設定方法
以下の手順でサイト単位のログファイルパスの設定を行う。
1. | [スタート]→[プログラム]→[管理ツール]→[インターネットサービスマネージャ](Windows 2000 の場合)または[インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ](Windows Server 2003 の場合)を起動する | |
2. | 左ペインから設定を行いたいサイト([Web サイト]や[FTP サイト])を右クリックし[プロパティ]を選択する | |
3. | サイトのプロパティダイアログのサイトタブ([Web サイト]または[FTP サイト]タブ)で[ログ収集を有効にする](Windows 2000 の場合)または[ログの記録を有効にする](Windows Server 2003 の場合)項目の[プロパティ]ボタンをクリックする | |
4. | [拡張ログプロパティ](Windows 2000 の場合)または[ログプロパティ](Windows Server 2003 の場合)ダイアログの[ログファイルディレクトリ]ボックスにログファイルパスを指定する | |
※ | 実際には指定したパス配下に「W3SVCX」(WWW サービスの場合)または「MSFTPSVCX」(FTP サービスの場合)フォルダが作成される。「X」は作成したサイトごとの番号が入る。さらにこのフォルダの配下に「exyymmdd.log」という形式でファイルが作成される。 | |
例) W3SVC1\ex070401.log | ||
5. | [OK]ボタンをクリックする |
○ サービス単位の設定方法
Windows 2000 の場合、以下の手順ですべてのサイトを含む IIS サービス全体の既定のログファイルパスを設定できる。ただしこの設定は以後新規に作成されるサイトにのみ有効であり、既存のサイトには適用されない。
1. | [スタート]→[プログラム]→[管理ツール]→[インターネットサービスマネージャ]を起動する |
2. | コンピュータ名のアイコンを右クリックし、[プロパティ]を選択する |
3. | コンピュータのプロパティダイアログの[インターネットインフォメーションサービス]タブで[マスタプロパティ]ドロップダウンリストから[WWW サービス]または[FTP サービス]を選択し、右の[編集]ボタンをクリックする |
4. | コンピュータのサービスマスタプロパティダイアログのサイトタブ([Web サイト]または[FTP サイト]タブ)で[ログ収集を有効にする]項目の[プロパティ]ボタンをクリックする |
5. | [拡張ログプロパティ]ダイアログの[ログファイルディレクトリ]ボックスにファイルパスを指定する |
6. | [OK]ボタンをクリックする |
【参照】 マイクロソフト TechNet
マイクロソフト 技術情報 300390 / 324279
@IT