2007年03月27日

Windows 2000 パフォーマンスライブラリ読み込みエラー(Winmgmt 37/61)

システムログに以下のイベントが記録される場合がある。

種類 : エラー
ソース : WinMgmt
イベント ID : 37
説明 : ライブラリ内で不明なエラーが発生したため、WMI ADAP は ファイル名 パフォーマンスライブラリを読み込むことができませんでした。
 
種類 : エラー
ソース : WinMgmt
イベント ID : 61
説明 : open 関数で時間違反があったため、WMI ADAP は ファイル名 パフォーマンスライブラリを処理できませんでした。

この症状は、拡張パフォーマンスカウンタの追加が正常に機能せず、パフォーマンスカウンタのレジストリエントリが使用できない状態になる場合に発生する。

「PerfStringBackup_xxx.ini」(xxx には 10 進数が入る)という名前のファイルが、%Systemroot%¥System32 フォルダ内にある。このファイルは、拡張パフォーマンスカウンタをインストールするたびに作成される。これらのファイルは、パフォーマンスカウンタのレジストリエントリのスナップショットで、プログラムのカウンタをインストールする前に取り込む。

○ 対処方法

パフォーマンスカウンタのレジストリエントリが破損していると考えられる場合は、以下の手順を実行する。

1. PerfStringBackup_xxx.ini ファイルの一覧を名前順に表示する。この一覧は、追加されたカウンタの時系列の履歴として使用できる。
2. ファイルサイズが大きく異なる(300KB から 10KB になるなど)場合、その直前の最後のファイルが最新の正常なファイルであると考えられる。そのファイルの後にインストールされたファイルが、レジストリ破損の原因となっている可能性がある。以下のコマンドを実行することにより、レジストリを最後の既知の正常な状態に戻すことができる。ただし、この操作を行うと、このスナップショット取得後にインストールされたプログラムとサービスからパフォーマンスカウンタの参照がすべて削除されることに注意する必要がある。
  パフォーマンスカウンタのレジストリエントリを PerfStringBackup_xxx.ini ファイルに記述された状態に復元するには、次のコマンドを実行する。
    lodctr /r:ファイル名
  ファイル名 には、復元する PerfStringBackup_xxx.ini ファイルの名前が入る。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 259796

posted by w@ko at 23:15|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。