2007年03月12日

SQL Server 2000 インストールに失敗する(ファイル操作保留)

SQL Server のインストールに一度失敗すると、その後再度インストールを実行しようとしても処理を続行できない場合がある。この場合、以下のようなメッセージが表示される。

インストール先のコンピュータで、以前のプログラムインストールでファイル操作が保留になっています。セットアップを実行する前にコンピュータを再起動する必要があります。

この現象は、インストール時にファイル名の変更、または削除が行われるはずのファイルの属性が読み取り専用になったまま変更、または削除されず、残ってしまうために発生する。

○ 対処方法

以下の手順で該当ファイルの読み取り属性を解除する。

1. レジストリエディタを起動する
2. 左ペインで以下のキーを開く
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager
3. 右ペインで「PendingFileRenameOperations」エントリをダブルクリックする
4. エントリの値のデータとして表示されるファイルパスを確認する
5. エクスプローラを起動し、手順 3. で確認したファイルが存在することを確認する
6. 手順 5. で確認したファイルを右クリックして[プロパティ]を開く
7. ファイルのプロパティダイアログでファイルの[読み取り専用]属性を解除し、[OK]ボタンをクリックする
8. システムを再起動する
9. 再度 SQL Server のインストールを実施する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 312995

posted by w@ko at 23:34|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。