2007年01月09日

Windows XP/2003 Windows ファイアウォールの設定方法

Windows XP および Windows Server 2003 にはは、標準でパーソナルファイアウォール機能が搭載されている。またバージョンによっては、その設定が既定で有効になっているものもある。

Windows バージョン ファイアウォール名 既定の設定
Windows XP Professional
Windows XP Home Edition
(サービスパックなし)
Service Pack 1(SP1)
インターネット接続
ファイアウォール(ICF)
無効
Service Pack 2(SP2) Windows
ファイアウォール
有効
Windows Server 2003 (サービスパックなし) インターネット接続
ファイアウォール(ICF)
無効
Service Pack 1(SP1) Windows
ファイアウォール
○ 設定手順(Windows ファイアウォール)
1. 以下のいずれかの手順で[Windows ファイアウォール]ダイアログを開く
  コントロールパネルから開く
    a. [スタート]→[コントロールパネル]→[Windows ファイアウォール]を選択する
    「カテゴリ表示」の場合は「クラシック表示」に切り替える必要がある。
  セキュリティセンターから開く(Windows XP SP2 のみ)
    a. [スタート]→[コントロールパネル]→[セキュリティセンター]を開く
    b. [セキュリティの設定の管理]項目から[Windows ファイアウォール]を選択する
  [ネットワーク接続]ウィンドウから開く
    a. [マイネットワーク]を右クリックして[プロパティ]、もしくは[スタート]→[コントロールパネル](→[ネットワークとインターネット接続])→[ネットワーク接続]を選択する
    b. 設定を行いたい接続([ローカルエリア接続]や[ワイヤレスネットワーク接続]など)を右クリックし、[プロパティ]を選択する
    c. [詳細設定]タブを開く
    d. [Windows ファイアウォール]項目で[設定]ボタンをクリックする
2. [Windows ファイアウォール]ダイアログで各種設定を行う
  [全般]タブ: ファイアウォール機能の有効/無効を設定する
    [例外を許可しない]: [例外]タブの設定に関わらず、外部からのすべての通信をブロックする
  [例外]タブ: ファイアウォール有効時に通過を許可するプログラムおよびサービスを設定する
  [詳細設定]タブ: ファイアウォールを有効にする接続の種類、アクセスログの設定、通過を許可する ICMP 通信の種類の設定を行う
○ 設定手順(インターネット接続ファイアウォール: ICF)
1. [マイネットワーク]を右クリックして[プロパティ]、もしくは[スタート]→[コントロールパネル](→[ネットワークとインターネット接続])→[ネットワーク接続]を選択
2. 設定を行いたい接続([ローカルエリア接続]や[ワイヤレスネットワーク接続]など)を右クリックし、[プロパティ]を選択する
3. [詳細設定]タブを開く
4. [インターネット接続ファイアウォール]項目の[インターネットからこのコンピュータへのアクセスを制限したり防いだりして、コンピュータとネットワークを保護する]オプションでファイアウォール機能の有効/無効を設定する
5. ファイアウォール機能が有効である場合、[設定]ボタンをクリックして開く[詳細設定]ダイアログで各種設定を行うことができる
  [サービス]タブ: ファイアウォールの通過を許可するサービスを設定する
  [セキュリティのログ]タブ: ファイアウォールにアクセスしたパケットのログを設定する
  [ICMP]タブ: ファイアウォールの通過を許可する ICMP 通信の種類を設定する

【参照】 マイクロソフト Windows XP (1) / (2)
          
マイクロソフト 個人ユーザー向けセキュリティ
          マイクロソフト 技術情報 283673 / 317530 / 320855 / 843090 / 875356 /
            883590 / 883738 / 884349
          MYCOM ジャーナル
          ITmedia

posted by w@ko at 23:56|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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