リストアやコピージョブを実行する場合に、デスティネーションとして[Microsoft Windows Network]を展開し、ネットワーク上の共有リソースを指定し、ジョブを実行すると、以下のようなエラーメッセージが出力される場合がある。
・リストアジョブ実行時
W3402 ファイルを作成できません。 (ファイル=¥¥マシン名¥ファイルパス, エラー=BAD PATHNAME) |
・コピージョブ実行時
E3402 ファイルを作成できません。 (ファイル=¥¥マシン名¥ファイルパス, エラー=BAD PATHNAME) |
この現象は、ジョブ作成時のデスティネーションパスの設定に問題がある場合に発生する。
デスティネーションを指定する際、サーバーアイコン直下の共有フォルダを直接選択すると、自動選択されるデスティネーションパスの指定フォルダの末尾に「¥」が付与され、ジョブ実行時に該当ファイルのパスが確認できず、上記現象が発生する。
ただし、サーバーアイコン下の既定の共有ドライブ(C$、D$ 等)を展開して同フォルダを選択した場合はパス末尾に「¥」は付与されず、上記現象は発生しない。任意に作成した共有フォルダを作成した場合のみ、パス末尾に「¥」が付与される。
○ 対処方法
サーバーアイコン直下の共有フォルダを直接選択してジョブを実行する場合は、デスティネーションパス内の最後の「¥」を消してから実行する。
【参照】 CA 技術情報