2006年11月07日

SQL Server sa アカウントで接続できない

SQL Server または MSDE に sa ログインアカウントを使用して接続しようとすると、以下のようなエラーメッセージが表示される場合がある。

ユーザー 'sa' のログインに失敗しました。理由: SQL Server の信頼関係接続に関連付けられていません。

このメッセージは、SQL Server の認証モードが Windows 認証モードになっている場合に表示される。sa ログインアカウントは混合モードの場合のみ使用できる。

認証モードの確認、および変更を行うには、以下の2通りの方法がある。

Enterprise Manager(SQL Server、または MSDE に SQL Server 管理ツールを導入している場合のみ)
レジストリ
○ 操作手順(Enterprise Manager を使用した設定方法)
1. Enterprise Manager を起動する
2. 目的のサーバーを右クリックし、[プロパティ]を開く
3. [セキュリティ]タブを開く
4. 「認証」項目で現在の設定確認し、設定を変更する場合は目的の認証モードを選択して[OK]ボタンをクリックする
  混合モード (Windows 認証と SQL Server 認証)
  SQL Server 認証
5. 設定を変更した場合は、SQL Server サービスを再起動する
○ 操作手順(レジストリを使用した設定方法)
1. SQL Server 関連のサービスを停止する
2. レジストリエディタを起動する
3. 目的のインスタンスの構成によって以下のいずれかのキーを開く
  既定のインスタンスの場合
      HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥MSSQLServer¥MSSQLServer
  名前付きインスタンスの場合
      HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Microsoft SQL Server¥インスタンス名¥MSSQLServer
4. 右ペインで「LoginMode」エントリをダブルクリックする
5. 以下の要領で[値のデータ]で現在の認証モードを確認し、必要な場合は変更し、[OK]ボタンをクリックする
 
モード
1 Windows 認証モード
2 混合モード
6. 手順 1. で停止したサービスを起動する

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 322336
          SQL Server 2000 Books Online 「認証モード」

posted by w@ko at 22:51|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする