Backup Exec において、バックアップからベリファイへ処理が移行する際のジョブ実行中に次のエラーが発生する場合がある。
カタログインデックス (ドライブ:¥Program Files¥VERITAS¥Backup Exec¥NT¥Catalogs¥BeTopCat.idx) のアップデートに失敗しました。 |
アプリケーションログに次のようなイベントが記録される。
種類 | : | エラー |
ソース | : | Backup Exec Catalog Server |
イベント ID | : | 34327 |
説明 | : | カタログインデックス (ドライブ:¥Program Files¥VERITAS¥Backup Exec¥NT¥Catalogs¥BeTopCat.idx) の更新に失敗しました。
理由: Unrecognized database format 'ドライブ:¥Program Files¥VERITAS¥Backup Exec¥NT¥Catalogs¥BeTopCat.idx'. DAO.DbEnginecsma(5509408) ドライブ:¥be¥samoa¥2371r¥becat¥server¥catalogindex.cpp(279). |
種類 | : | エラー |
ソース | : | Backup Exec Catalog Server |
イベント ID | : | 34327 |
説明 | : | カタログインデックス (ドライブ:¥Program Files¥VERITAS¥Backup Exec¥NT¥Catalogs¥BeTopCat.idx) の更新に失敗しました。
理由: Operation is not supported for this type of object. DAO.Workspace|csma|(5510624) ドライブ:¥be¥samoa¥2371r¥becat¥server¥catalogindex.cpp(279). |
これは、カタログのインデックスファイル「BeTopCat.idx」が不正である場合に発生することがある。「BeTopCat.idx」は、¥Backup Exec¥NT¥Catalogs ディレクトリのすべてのカタログファイル(*.U01)をインデックスしている。
○ 対処方法
このエラーを解決するには、以下の手順でカタログインデックスを再作成する。
1. | Backup Exec コンソール画面を閉じる | |
2. | Backup Exec のすべてのサービスを停止する | |
3. | ¥Backup Exec¥NT¥Catalogs ディレクトリにある「BeTopCat.idx」を「BeTopCat.old」にリネームする | |
4. | 以下のテンポラリファイルを削除する | |
・ | *.SM (テンポラリカタログファイル) | |
・ | *.FDD (テンポラリカタログファイル) | |
・ | *QIC.* (テンポラリカタログファイル) | |
5. | Backup Exec のすべてのサービスを開始する | |
サービス起動時に新しい「BeTopCat.idx」ファイルが作成される |