Windows では、自動ログオン設定にすることで、起動時にログオン画面でパスワード等を入力することなくログオンすることが可能である。Windows XP では、以下の条件が満たされる場合に自動ログオンが有効になる。
・ | Administrator 以外に作成されているユーザーアカウントが1つだけで、そのアカウントにパスワードが設定されていない |
・ | Guest アカウントが無効である(標準設定) |
・ | 「ようこそ」画面が有効である(標準設定) |
このため、Windows XP のセットアップ時にユーザーを1名だけしか作成しなかった場合、Windows XP は自動ログオンするようになる。
上記以外の状況で自動ログオン設定を行う場合は、以下の設定を行う必要がある。だたしその場合、自動ログオン設定にすることによって、セキュリティ上のリスクが発生することを考慮する必要がある。
○ 操作方法
以下の手順で自動ログオン設定を行う。
1. | [スタート]→[ファイル名を指定して実行]を開く |
2. | [名前]に「control userpasswords2」(または「rundll32 netplwiz.dll,UsersRunDll」)と入力し、[OK]ボタンをクリックする |
3. | [ユーザーアカウント]ダイアログの[ユーザー]タブで任意のユーザーアカウントを選択した状態で、[ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要]にチェックをはずす。 |
4. | [OK]ボタンをクリックする |
5. | [自動ログオン]ダイアログで、指定したユーザーのパスワードを入力する |
6. | [OK]ボタンをクリックする |
【参照】 マイクロソフト Windows XP 「Windows XP へ自動ログオンする」
デジタル ARENA Q&A 「XP でログオン作業をなくしたい」
Windows FAQ.