マイクロソフトは Windows XP での NetBEUI プロトコルの使用をサポートしていないため、Windows XP には標準で NetBEUI プロトコルはインストールされない。
ただし下位互換の目的で、Windows XP CD-ROM 内に NetBEUI プロトコルを追加するために必要なファイルが含まれており、こちらを使ってインストールができる。
○ 操作方法
Windows XP マシンに NetBEUI プロトコルをインストールするには以下の手順で行う。
1. | Windows XP の CD-ROM を挿入する | |||||||
2. | エクスプローラ等を開き、CD-ROM 内の VALUEADD¥MSFT¥NET¥NETBEUI フォルダ内の以下のファイルを指定の場所にそれぞれコピーする | |||||||
|
||||||||
※ | Inf フォルダは既定で隠しフォルダになっている。 | |||||||
3. | [マイネットワーク]を右クリック→[プロパティ]、もしくは[スタート]→[コントロールパネル](→[ネットワークとインターネット接続])→[ネットワーク接続](または[ネットワークとダイヤルアップ接続])を開く | |||||||
4. | 「ネットワーク接続」ダイアログの中から NetBEUI プロトコルを選択したい接続アイコン([ローカルエリア接続]など)を右クリックし、[プロパティ]を選択する | |||||||
5. | 接続のプロパティダイアログで[全般]タブを選択し、[インストール]ボタンをクリックする | |||||||
6. | 「ネットワークコンポーネントの種類」ダイアログで「プロトコル」を選択し、[追加]ボタンをクリックする | |||||||
7. | 「ネットワークプロトコルの選択」ダイアログで「ネットワークプロトコル」欄から「NetBEUI プロトコル」を選択し、[OK]ボタンをクリックする | |||||||
8. | [閉じる]ボタンをクリックする | |||||||
9. | システムを再起動する |
注: Windows XP がプレインストールされている一部メーカーの OEM コンピュータを使用している場合、ハードディスクまたはリカバリ CD-ROM 上に VALUEADD フォルダが存在しないことがある。この場合、NetBEUI プロトコルを追加することはできない。
【参照】 マイクロソフト 技術情報 301041 / 880449
@IT Windows TIPS 「Windows XP で NetBEUI プロトコルを利用する方法」