2006年05月15日

Windows XP NetBEUI プロトコルのインストール方法

マイクロソフトは Windows XP での NetBEUI プロトコルの使用をサポートしていないため、Windows XP には標準で NetBEUI プロトコルはインストールされない。

ただし下位互換の目的で、Windows XP CD-ROM 内に NetBEUI プロトコルを追加するために必要なファイルが含まれており、こちらを使ってインストールができる。

○ 操作方法

Windows XP マシンに NetBEUI プロトコルをインストールするには以下の手順で行う。

1. Windows XP の CD-ROM を挿入する
2. エクスプローラ等を開き、CD-ROM 内の VALUEADD¥MSFT¥NET¥NETBEUI フォルダ内の以下のファイルを指定の場所にそれぞれコピーする
 
ファイル名 コピー先パス
netnbf.inf %SystemRoot%¥Inf
nbf.sys %SystemRoot%¥System32¥Drivers
  Inf フォルダは既定で隠しフォルダになっている。
3. [マイネットワーク]を右クリック→[プロパティ]、もしくは[スタート]→[コントロールパネル](→[ネットワークとインターネット接続])→[ネットワーク接続](または[ネットワークとダイヤルアップ接続])を開く
4. 「ネットワーク接続」ダイアログの中から NetBEUI プロトコルを選択したい接続アイコン([ローカルエリア接続]など)を右クリックし、[プロパティ]を選択する
5. 接続のプロパティダイアログで[全般]タブを選択し、[インストール]ボタンをクリックする
6. 「ネットワークコンポーネントの種類」ダイアログで「プロトコル」を選択し、[追加]ボタンをクリックする
7. 「ネットワークプロトコルの選択」ダイアログで「ネットワークプロトコル」欄から「NetBEUI プロトコル」を選択し、[OK]ボタンをクリックする
8. [閉じる]ボタンをクリックする
9. システムを再起動する

注: Windows XP がプレインストールされている一部メーカーの OEM コンピュータを使用している場合、ハードディスクまたはリカバリ CD-ROM 上に VALUEADD フォルダが存在しないことがある。この場合、NetBEUI プロトコルを追加することはできない。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 301041 / 880449
          @IT Windows TIPS 「Windows XP で NetBEUI プロトコルを利用する方法」

posted by w@ko at 22:40|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。