2007年03月30日

SQL Server クライアントコンポーネントを自動インストールする方法

SQL Server のクライアントコンポーネントをアプリケーションのセットアッププログラムからインストールできるようにすることができる。

これには、sqlredis ソフトウェア配布実行可能プログラムを使用する。

sqlredis プログラムは SQL Server 2000 CD-ROM 内の ¥x86¥Other にある。

【参照】 マイクロソフト MSDN
          SQL Server 2000 Books Online 「sqlredis ソフトウェア配布実行可能プログラム」

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2007年03月29日

SQL Server 2000 エディションのアップグレード方法

SQL Server 2000 のインスタンスは別のエディションにアップグレードすることができる。

○ 操作手順
1. インストールするエディションの CD-ROM を CD ドライブに挿入する
  インストールプログラムが起動しない場合は、ルートディレクトリの Autorun.exe を起動する。
2. [SQL Server 2000 コンポーネント]を選択し、[データベースサーバーのインストール]を選択する
3. [ようこそ]画面で[次へ]ボタンをクリックする
4. [コンピュータ名]ダイアログボックスで[ローカルコンピュータ]を選択する
5. [インストールの選択]画面で[SQL Server の既存のインスタンスに対してコンポーネントのアップグレード、削除、または追加]を選択し、[次へ]ボタンをクリックする
6. [インスタンス名]画面で[次へ]ボタンをクリックする
7. [既存のインストール]画面で[既存のインストールをアップグレード]を選択し、[次へ]ボタンをクリックする
8. バージョンアップを検出した[アップグレード]画面で[はい、プログラムをアップグレードします]を選択し、[次へ]ボタンをクリックする
9. バージョンアップ終了後に追加コンポーネントをインストールするかどうか確認を求めてきた場合、[はい]ボタンをクリックする
10. [コンポーネントの選択]画面で、既定値のままにしておくかインストールするコンポーネントを選択し、[次へ]ボタンをクリックする
11. [コンポーネント]一覧画面で項目を1つ選択し、関連する[サブコンポーネント]一覧で項目を複数選択できる
12. オプション指定後、[ファイルコピーの開始]画面で[次へ]ボタンをクリックする
13. [セットアップの終了]画面で[はい、すぐにコンピュータを再起動します]を選択し、[完了]ボタンをクリックする
posted by w@ko at 23:06|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

Windows Server 2003 上の SQL Server 2000 データベースに接続できない

Windows Server 2003 コンピュータ上にインストールした SQL Server にネットワーク経由で接続できない場合がある。これには、既に別の SQL Server インスタンスがインストールされているコンピュータ上に別のインスタンスをインストールした場合を含む。この場合、以下のようなエラーメッセージが表示される。

[TCP/IP Sockets] SQL Server が存在しないか、接続が拒否されました。
[TCP/IP Sockets] ConnectionOpen (Connect()).
 
サーバー名 サーバーに接続できません。
サーバー: Msg 17, Level 16, State 1
[Microsoft][ODBC SQL Server Driver][TCP/IP Sockets] SQL Server が存在しないか、接続が拒否されました。
 
接続できません:
SQLState: '01000'
SQL Server Error: 10061
[Microsoft][ODBC SQL Server Driver][TCP/IP Sockets] ConnectionOpen (Connect()).
 
接続できません:
SQLState: '08001'
SQL Server Error: 17
[Microsoft][ODBC SQL Server Driver][TCP/IP Sockets] SQL Server が存在しないか、接続が拒否されました。

Windows Server 2003 では SQL Server 2000 の Service Pack 2(SP2)以前のバージョンをサポートしていない。それにより、Windows Server 2003 が SQL Server 2000 に接続するために必要な TCP/IP ネットワークポートと SQL Server 2000 に接続するために必要な UDP ネットワークポートをブロックする。そのため、リモートコンピュータから TCP/IP プロトコルを使用すると、ネットワーク経由でリモートから SQL Server インスタンスに接続できなくなる。

この問題を解決するには、SQL Server 2000 の Service Pack 3(SP3)以降の最新の Service Pack を適用する。

1つのサーバーに複数のインスタンスがインストールされている場合、インスタンスごとに Service Pack を適用する必要がある。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 884012

posted by w@ko at 22:42|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月27日

Windows 2000 パフォーマンスライブラリ読み込みエラー(Winmgmt 37/61)

システムログに以下のイベントが記録される場合がある。

種類 : エラー
ソース : WinMgmt
イベント ID : 37
説明 : ライブラリ内で不明なエラーが発生したため、WMI ADAP は ファイル名 パフォーマンスライブラリを読み込むことができませんでした。
 
種類 : エラー
ソース : WinMgmt
イベント ID : 61
説明 : open 関数で時間違反があったため、WMI ADAP は ファイル名 パフォーマンスライブラリを処理できませんでした。

この症状は、拡張パフォーマンスカウンタの追加が正常に機能せず、パフォーマンスカウンタのレジストリエントリが使用できない状態になる場合に発生する。

「PerfStringBackup_xxx.ini」(xxx には 10 進数が入る)という名前のファイルが、%Systemroot%¥System32 フォルダ内にある。このファイルは、拡張パフォーマンスカウンタをインストールするたびに作成される。これらのファイルは、パフォーマンスカウンタのレジストリエントリのスナップショットで、プログラムのカウンタをインストールする前に取り込む。

○ 対処方法

パフォーマンスカウンタのレジストリエントリが破損していると考えられる場合は、以下の手順を実行する。

1. PerfStringBackup_xxx.ini ファイルの一覧を名前順に表示する。この一覧は、追加されたカウンタの時系列の履歴として使用できる。
2. ファイルサイズが大きく異なる(300KB から 10KB になるなど)場合、その直前の最後のファイルが最新の正常なファイルであると考えられる。そのファイルの後にインストールされたファイルが、レジストリ破損の原因となっている可能性がある。以下のコマンドを実行することにより、レジストリを最後の既知の正常な状態に戻すことができる。ただし、この操作を行うと、このスナップショット取得後にインストールされたプログラムとサービスからパフォーマンスカウンタの参照がすべて削除されることに注意する必要がある。
  パフォーマンスカウンタのレジストリエントリを PerfStringBackup_xxx.ini ファイルに記述された状態に復元するには、次のコマンドを実行する。
    lodctr /r:ファイル名
  ファイル名 には、復元する PerfStringBackup_xxx.ini ファイルの名前が入る。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 259796

posted by w@ko at 23:15|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月26日

Windows 2000/XP/2003 Internet Explorer メンテナンスポリシーのモードを変更する方法

[Internet Explorer のメンテナンス]ポリシーには既定のモード(通常モード)と「優先モード」の2つのモードが存在する。この2つのモードの違いは、以下の2点である。

ユーザーのインターネットオプションの設定を上書きするか … 通常モードでは上書きするが、優先モードではユーザーの設定が優先される
[詳細設定]や[インターネット一時ファイル]等の設定が行えるか … 通常モードでは存在しない[詳細設定]オプションが優先モードには存在する
○ 操作手順

モードを変更するには、以下の手順で行う。

1. グループポリシーエディタで任意のグループポリシーコンソールを起動する
2. 左ペインから以下のポリシーを開く
  [ユーザーの構成]→[Windows の設定]
3. [Internet Explorerのメンテナンス]ポリシーを右クリックする
4. メニューの中から[優先モード]を選択する
  優先モードになっている場合はこのメニューの左にチェックマークが表示される

なお、モードを変更すると、既に定義されている[Internet Explorerのメンテナンス]の設定はリセットされる。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 274846

posted by w@ko at 22:55|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月23日

Windows 2000/XP/2003 Internet Explorer メンテナンスポリシーが適用されない

グループポリシーオブジェクトで設定した [Internet Explorer のメンテナンス]ポリシーが有効にならない場合がある。

この現象の原因としては、以下のようなものが挙げられる。

Internet Explorer のメンテナンス]ポリシーは、既定ではポリシーが変更されたときのみ適用が有効になるため
  〔対処〕 コンピュータ起動時にポリシーが必ず適用されるように設定する
[Internet Explorerのメンテナンス]ポリシーが優先モードで実行されているため
  〔対処〕 ポリシーのモードを優先モードから通常モードに変更する
○ 対処方法

コンピュータ起動時にポリシーが必ず適用されるように設定するには、以下の手順を実行する。

1. グループポリシーエディタで任意のグループポリシーコンソールを起動する
2. 左ペインから以下のポリシーを開く
  [コンピュータの構成]→[管理用テンプレート]→[システム]→[グループポリシー]
3. 右ペインで[Internet Explorer のメンテナンスポリシーの処理]ポリシーをダブルクリックする
4. [Internet Explorer のメンテナンスポリシーの処理のプロパティ]ダイアログで[有効]を選択し、[グループポリシーオブジェクトが変更されていなくても処理する]オプションを有効にして[OK]ボタンをクリックする
5. グループポリシーを更新する

【参照】マイクロソフト 技術情報 825685

posted by w@ko at 22:55|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月22日

Windows 2000/XP/2003 インターネットのプロパティをグループポリシーで設定する方法

Windows 2000/XP/2003 コンピュータで Internet Explorer の[詳細設定](インターネットのプロパティ)を実装する場合、グループポリシーで設定することが可能である。

グループポリシー内でインターネットのプロパティ設定を行えるのは、以下の箇所である。

a) [ユーザーの構成]→[Windows の設定]→[Internet Explorer のメンテナンス]
b) [コンピュータの構成]→[管理用テンプレート]→[Windows コンポーネント]→[Internet Explorer]→[インターネットコントロールパネル]
c) [ユーザーの構成]→[管理用テンプレート]→[Windows コンポーネント]→[Internet Explorer]→[インターネットコントロールパネル]
 
上記のうち a) についてはどのバージョンでも既定で存在するが、b)、または c) についてはテンプレートを Windows XP SP2 以降または Windows Server 2003 SP1 以降のバージョンにアップグレードした場合のみ詳細な設定が可能である。
a) の既定の設定では[詳細設定]や[インターネット一時ファイル]等の設定は行えない。この場合、[Internet Explorerのメンテナンス]ポリシーを優先モードに変更することで、設定できるようになる。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 274846

posted by w@ko at 23:22|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月20日

MSDE インストール時にデータ格納フォルダを変更する方法

MSDE 2000 のインストール時にデータ格納先フォルダを変更する場合、以下のいずれかの方法で行う。

Setup.ini ファイルにパラメータを記述する
Setup.exe 実行時にパラメータを指定する
○ Setup.ini ファイルにパラメータを記述する方法

Setup.ini ファイルに「DATADIR」パラメータを記述する。

Setup.ini ファイルをひらき、[Options]フィールドに、「DATADIR=」パラメータを追加し、データファイル格納先フォルダを指定する。

例) インストール先として D:¥msde2000 を指定する場合
  [Options]
DATADIR="D:¥msde2000¥"
○ Setup.exe 実行時にパラメータを指定する方法

Setup.exe 実行時に「DATADIR=」パラメータを指定する。

例) インストール先として D:¥msde2000 を指定する場合
  Setup.exe DATADIR=D:¥msde2000¥

※ いずれの場合もパスの記述の最後は「¥」で終わる必要がある。

【参照】 マイクロソフト MSDE 2000 Readme

posted by w@ko at 23:31|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月19日

SQL Server 2000 オブジェクト領域割り当てエラー(17052)

アプリケーションログに以下のイベントが記録される場合がある。

種類 : エラー
ソース : MSSQLSERVER
イベント ID : 17052
説明 : 'PRIMARY' ファイルグループがいっぱいなので、データベース 'データベース名' にオブジェクト 'オブジェクト名' の領域を割り当てられませんでした。

この現象は、問題となっているデータベースのデータファイルまたはトランザクションログファイルの自動拡張が無効になっている場合に発生する。

○ 対処方法

この問題を解決するには、問題となっているデータベースで自動拡張を有効にする。

Enterprise Manager の場合、該当データベースのプロパティを開き、[データファイル]タブ、または[トランザクションログ]タブで確認、設定する。

posted by w@ko at 22:54|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月16日

SQL Server サービスの起動に失敗する

SQL Server サービスの起動時に以下のようなメッセージが表示され、サービスが起動できない場合がある。

エラー: 9003、レベル: 20、状態: 1
 
データベース 'model' のログスキャンに渡された LSN (6:329:1) は無効です。
 
The LSN (6:329:1) passed to log scan in database 'model' is invalild.

このエラーが出る場合、model データベースが破損している可能性がある。

○ 対処方法

model データベースを正常なバックアップデータから復元する、または他のサーバーからコピーするなどして正常な状態に戻した上でサービスを起動する。

posted by w@ko at 23:50|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月15日

SQL Server アンインストール方法

SQL Server をアンインストールするには、以下の手順に従って行う。

1. SQL Server サービスの停止
  タスクトレイの[SQL Server サービスマネージャ]アイコンから起動中の SQL Server のサービスを停止する
2. SQL Server サービスマネージャの終了
  タスクトレイの[SQL Server サービスマネージャ]アイコンを右クリックし、[終了]を選択する
3. SQL Server のアンインストール
  [スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[アプリケーションの追加と削除](もしくは[プログラムの追加と削除]から SQL Server をアンインストールする
4. プログラムファイルの削除
  エクスプローラからプログラムファイルが格納されているフォルダを削除する
5. レジストリキーの削除
  レジストリエディタを起動し、SQL Server のレジストリキーをキーごと削除する
6. ODBC データソースの削除
  SQL Server 接続用に作成した DSN を削除する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 290991

posted by w@ko at 23:07|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月14日

SQL Server DTS でテキストからのインポートを行うと最終行の変換に失敗する

SQL Server 2000 において、DTS でテキストからのインポートを行うと、最終行の変換に失敗場合がある。

この現象は、入力ファイルが固定長の場合、最終行の最後に改行コードが入っていない場合に発生する。

○ 対処方法

入力ファイルの最終行の最後に改行コードを入れて実行する。

補足
posted by w@ko at 22:48|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月13日

SQL Server 2000 インストールに失敗する(Command line option syntax error)

SQL Server のインストール中に以下のエラーメッセージが出て失敗する場合がある。

[SQL Server] Command line option syntax error. Type command/? for help.

この問題の原因としては、以下のようなものが挙げられる。

SQL Server のインストールファイルの格納先(CD-ROM や共有フォルダ)のパスにスペースが含まれている
  〔対処〕 インストールイメージファイルをローカルディスクでスペースの含まれないパスなどにコピーしてインストールする
 
作業用ファイルの解凍先である Temp フォルダのパスにスペースが含まれている
  〔対処〕 環境変数で Temp および Tmp のフォルダパスを一時的に変更する
 
2 バイト文字を含むユーザー名のアカウントでログオンしている
  〔対処〕 Administrator 等の 1 バイト文字のみで構成されたユーザー名のアカウントでログオンする
posted by w@ko at 23:41|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月12日

SQL Server 2000 インストールに失敗する(ファイル操作保留)

SQL Server のインストールに一度失敗すると、その後再度インストールを実行しようとしても処理を続行できない場合がある。この場合、以下のようなメッセージが表示される。

インストール先のコンピュータで、以前のプログラムインストールでファイル操作が保留になっています。セットアップを実行する前にコンピュータを再起動する必要があります。

この現象は、インストール時にファイル名の変更、または削除が行われるはずのファイルの属性が読み取り専用になったまま変更、または削除されず、残ってしまうために発生する。

○ 対処方法

以下の手順で該当ファイルの読み取り属性を解除する。

1. レジストリエディタを起動する
2. 左ペインで以下のキーを開く
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager
3. 右ペインで「PendingFileRenameOperations」エントリをダブルクリックする
4. エントリの値のデータとして表示されるファイルパスを確認する
5. エクスプローラを起動し、手順 3. で確認したファイルが存在することを確認する
6. 手順 5. で確認したファイルを右クリックして[プロパティ]を開く
7. ファイルのプロパティダイアログでファイルの[読み取り専用]属性を解除し、[OK]ボタンをクリックする
8. システムを再起動する
9. 再度 SQL Server のインストールを実施する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 312995

posted by w@ko at 23:34|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月09日

SQL Server 2000 データベース保守計画で master トランザクションログのバックアップに失敗する

SQL Server 2000 でデータベース保守計画の設定時に、対象データベースとして全データベース、または master データベースを指定し、「トランザクションログバックアップ計画の指定」で[保守計画の一部としてトランザクションログをバックアップ]オプションを有効にした場合、master データベースのトランザクションログバックアップに失敗する。この場合、エラーログには以下のエラーが記録される。

SQLMAINT.EXE プロセス終了コード : 1 (失敗)
sqlmaint.exe が失敗しました。[SQLSTATE 42000] (エラー 22029)。
データベース 'master' ではバックアップを実行できません。このサブタスクは無視されます。

master データベースに関しては、データベース全体のバックアップのみが許可されている。

master データベースは、既定のデータベース復旧モデルがシンプルに設定されている。データベース保守計画を作成する場合は master データベースに関しては分けて作成し、トランザクションログのバックアップを行わない設定にする必要がある。他のデータベースのトランザクションログのバックアップをとりたい場合は、別途保守計画を作成する必要がある。

必要に応じて msdb データベースの復旧モデルをフルに設定し、トランザクションログバックアップを行うことができる。msdb データベースの復旧モデルがシンプルに設定されている場合、保守計画上で実行されたトランザクションログバックアップは失敗する。

○ 対処方法

データベース保守計画の実行対象から master データベースのトランザクションログバックアップを外す。

対象データベースとして master 以外のデータベースを含む保守計画の設定においてトランザクションログのバックアップを実施したい場合、他のデータベースとは別にトランザクションログを実施しない master データベースの保守計画を作成する。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 285288

posted by w@ko at 23:29|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月08日

Windows 2000/2003 Macintosh ボリュームが読み取り専用になる

Macintosh コンピュータから Windows サーバー上に設定された Macintosh ボリュームにアクセスすると、読み取り専用になっている場合がある。

Windows Server 2003 では、新規設定した Macinotsh ボリュームは既定で読み取り専用に設定される。

○ 対処方法

以下の方法で Macintosh ボリュームの読み取り専用設定を解除する。

1. [マイコンピュータ]を右クリックし、[管理]を選択する
2. [コンピュータの管理]コンソールの左ペインから[コンピュータの管理 (ローカル)]→[システムツール]→[共有フォルダ]→[共有]を選択する
3. 右ペインの共有一覧から目的の Macintosh ボリュームを右クリックし、[プロパティ]を選択する
4. 共有のプロパティダイアログの[全般]タブで[SFM ボリュームのセキュリティ]項目の[このボリュームは読み取り専用]のオプションを無効にする
5. [OK]ボタンをクリックします
posted by w@ko at 23:12|  ・Windows Servers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月07日

Windows 2000/2003 Macintosh ボリュームの作成方法

Macintosh コンピュータから Windows 上の共有リソースにアクセスするには、Windows サーバー上で Macintosh ボリュームを設定する必要がある。

○ 操作手順

Windows 2000 Server ファミリおよび Windows Server 2003 では以下の手順で設定を行う。

1. 「Macintosh 用ファイルサービス」コンポーネントをインストールしていない場合はインストールする
  a. [スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[アプリケーションの追加と削除](Windows 2000 Server の場合)または[プログラムの追加と削除](Windows Server 2003 の場合)を選択する
  b. [アプリケーションの追加と削除]または[プログラムの追加と削除]ダイアログで[Windows コンポーネントの追加と削除]アイコンをクリックする
  c. [Windows コンポーネントウィザード]ダイアログの[コンポーネント]一覧から[そのほかのネットワークファイルと印刷サービス]を選択し、[詳細]ボタンをクリックする
  d. [そのほかのネットワークファイルと印刷サービス]ダイアログの[そのほかのネットワークファイルと印刷サービスのサブコンポーネント]一覧から[Macintosh 用ファイルとサービス]を有効にし、[OK]ボタンをクリックする
  e. [Windows コンポーネントウィザード]ダイアログで[次へ]ボタンをクリックする
  f. 追加途中でセットアップ CD-ROM の挿入を要求された場合はセットする
  g. コンポーネント追加後、[完了]ボタンをクリックして閉じる
2. [マイコンピュータ]を右クリックし、[管理]を選択する
3. [コンピュータの管理]コンソールの左ペインから[コンピュータの管理 (ローカル)]→[システムツール]→[共有フォルダ]→[共有]を選択する
4. [共有]アイコンを右クリックし、[新しいファイルの共有](Windows 2000 Server の場合)または[新しい共有](Windows Server 2003 の場合)を選択する
5. 適切な設定を行う
  《Windows 2000 Server の場合》
  a. [共有フォルダの作成]ダイアログの[次のクライアントからアクセスできます]項目で[Apple Macintosh]オプションを有効にする
  b. [共有フォルダ]および[Macintosh 共有名]を設定して[次へ]ボタンをクリックする
  c. [完了]ボタンをクリックする
  《Windows Server 2003 の場合》
  a. [フォルダの共有ウィザードの開始]画面で[次へ]ボタンをクリックする
  b. [フォルダパス]画面で目的のパスを指定し、[次へ]ボタンをクリックする
  c. [名前、説明および設定]画面で[Apple Macintosh ユーザー]オプションを有効にし、[共有名]に目的の共有名を指定し、[次へ]ボタンをクリックする
  d. [アクセス許可]画面で[完了]ボタンをクリックする
  e. [共有に成功しました]画面が表示されたら[閉じる]ボタンをクリックする
 
Windows Server 2003 では、新規設定した Macintosh ボリュームは既定で読み取り専用に設定される。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 142053
          @IT

posted by w@ko at 23:16|  ・Windows Servers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月06日

Windows NT Server 4.0 Macintosh ボリュームの作成方法

Macintosh コンピュータから Windows 上の共有リソースにアクセスするには、Windows サーバー上で Macintosh ボリュームを設定する必要がある。

○ 操作手順

Windows NT Server 4.0 では以下の手順で設定を行う。

1. 「Service for Macintosh」サービスをインストールしていない場合はインストールする
  a. [ネットワークコンピュータ]を右クリックし、[プロパティ](または[スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[ネットワーク])を選択する
  b. [ネットワーク]ダイアログで[サービス]タブを開く
  c. [追加]ボタンをクリックする
  d. [ネットワークサービスの選択]ダイアログの[ネットワークサービス]一覧から[Service for Macintosh]を選択し、[OK]ボタンをクリックする
  e. インストール途中でセットアップ CD-ROM の挿入を要求された場合はセットする
  f. サービスインストール後、[ネットワーク]ダイアログを[OK]ボタンをクリックして閉じる
  g. システムを再起動する
2. [スタート]→[プログラム]→[管理ツール (共通)]→[サーバーマネージャ]を選択する
3. [サーバーマネージャ]コンソールの[MacFile]→[ボリューム]を選択する
4. コンピュータ名 上の Macintosh アクセス可能ボリューム]ダイアログで[ボリュームの作成]ボタンをクリックする
5. コンピュータ名 上の Macintosh アクセス可能ボリュームを作成]ダイアログで適切な設定を行い、[OK]ボタンをクリックする

【参照】 マイクロソフト 技術情報 142053

posted by w@ko at 23:37|  ・Windows Servers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月05日

Access フォームでデータの更新ができない

Access フォームから SQL Server などのテーブルデータの更新ができない場合場ある。このとき、以下のようなメッセージが返される。

このレコードセットは更新できません。

この現象は、対象のテーブルに主キーが設定されていない場合に発生する。主キーが設定されていないテーブルに対しては Access フォームからデータの更新ができない。

○ 対処方法

対象のテーブルに対し主キーを設定する。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 328828

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2007年03月02日

Windows 2000 DNS の動的更新が実施されない

TCP/IP の構成で[この接続のアドレスを DNS に登録する]オプションを有効にしているにもかかわらず、クライアントコンピュータが DNS サーバーに対して動的 DNS 更新を送信しない場合がある。

このとき、ipconfig /registerdns コマンドを使用して手動で DNS 登録を強制しようとすると、以下のようなメッセージが表示される。

Error: 指定されたファイルが見つかりません。
: Refreshing DNS names

また、netdiag /fix コマンドを使用して DNS 登録に関する問題を解決しようとすると、以下のようなメッセージが表示される。

Warning!!!
LDAP unable to register SPN record for FQDN

動的 DNS の登録は、動的更新を実行する際に、DHCP Client サービスに依存する。DHCP Client サービスが無効または手動起動に設定されていると、動的 DNS 更新が行われない。クライアントまたはサーバーが静的 IP アドレスを使用している場合でも、動的 DNS 更新が行われるためには、DHCP Client サービスが実行されている必要がある。

○ 対処方法

この問題を解決するには、コンピュータシステムの起動時に DHCP Client サービスが自動的に開始されるように設定する。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 264539

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