2006年11月30日

Windows 2000/2003 複製エラー(1000/1001/13508)

ドメインコントローラでは 5 分おきに、メンバサーバーのコンピュータでは 20 分おきに以下のイベントがアプリケーションログに出力される場合がある。

情報 : エラー
ソース : Userenv
イベント ID : 1000
説明 : ¥¥ドメイン名¥sysvol¥ドメイン名¥Policies¥{file://¥¥ドメイン名¥sysvol¥ドメイン名¥Policies¥{31B2F340-016D D-11D2-945F-00C04FB984F9}¥Machine¥registry.pol のレジストリ情報にアクセスできませんでした。 (1398)
 
情報 : エラー
ソース : SceCli
イベント ID : 1001
説明 : セキュリティポリシーは伝達できません。テンプレートにアクセスできません。エラーコード = 3
 
情報 : エラー
ソース : Userenv
イベント ID : 1000
説明 : グループポリシークライアント側の拡張子 Security にフラグ (17) が渡されエラー状態コード (3) が返されました。
 
情報 : 警告
ソース : NtFrs
イベント ID : 13508
説明 : ファイル複製サービスの問題のため、C:¥winnt¥sysvol¥ドメイン名 に対して コンピュータ名1 から コンピュータ名2 への複製を有効にできません。再実行しています。

この現象は、問題のドメインコントローラおよびメンバサーバー間でのシステム時計の同期が正しく行われていない場合に発生する。

○ 対処方法

この問題を解決するには、以下の手順ですべてのコンピュータのシステム時計をドメインコントローラの時計と同期させる。

1. コマンドプロンプトを開く
2. 以下のコマンドを実行する
    net time ¥¥ドメインコントローラ名 /set /y
3. 問題が発生しているすべてのサーバー上で File Replication Service サービスを再起動する
4. イベントビューアを開き、問題が発生しなくなったことを確認する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 285923

posted by w@ko at 22:33|  ・Windows Servers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月29日

ARCserve 9 ARCserve マネージャが起動しない

BrightStor ARCserve Backup v9 にて、デスクトップの[マネージャ]アイコン、またはスタートメニューから[ARCserve マネージャ]が起動できなくなる場合がある。この場合、アイコンを開いてもまったく反応がなくなる。

この症状は、前回 ARCserve マネージャを終了した際に、マネージャのプロセスを正常に終了できなかった場合に発生することがある。

○ 対処方法

この問題に対処するには、以下の手順で ARCserve マネージャのプロセスを強制終了する。

1. 以下のいずれかの方法で[Windows タスクマネージャ]を開く
  タスクバーを右クリックし、[タスクマネージャ]を選択する
  [Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーを押して[Windows のセキュリティ]画面を表示し、[タスクマネージャ]ボタンをクリックする
2. [Windows タスクマネージャ]ダイアログで[プロセス]タブを開く
3. プロセス一覧の中から「BrightStorMgr.exe」を選択し、右下の[プロセスの終了]ボタンをクリックする
4. [Windows タスクマネージャ]を閉じる

【参照】 CA 技術情報

posted by w@ko at 23:25|  ・ARCserve | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月28日

ARCserve asrunjob.exe 例外アクセス違反

ARCserve でバックアップまたはリストアジョブ実行中に、以下のアプリケーションエラーが発生する場合がある。

Windows ワトソン博士
asrunjob.exe で例外アクセス違反が発生しました。

Windows NT で、バックアップ対象としてフルパスがドライブ名を除き 260 バイト以上のファイルまたはフォルダが選択されており、かつ ARCserve データベースがバックアップ対象となっている場合に、上記エラーが発生する。

○ 対処方法(その1)

フルパス情報をドライブ名を除き 259 バイト以下に設定する。

○ 対処方法(その2)

フルパスとしてドライブ名を除き 260 バイト以上のファイルおよびフォルダがバックアップ対象になっている場合、ARCserveデータベースをバックアップ対象にしないようにジョブを設定する。

具体的には、[バックアップ]→[オプション]→[操作]タブで、[ARCserve データベースファイルをバックアップしない]のチェックをはずす。

上記設定でアプリケーションエラーに関しては回避できるが、ARCserveIT 6.61 およびARCserve 2000 でサポートされているパスの長さはコンピュータ名を含み最大 250 バイトまで(250 バイトを含む)となっている。また、コンピュータ名を除き 256 バイト以上のパスを持ったファイルは、OS のファイルシステム上でもサポートされていないので、対処方法(その1)を行い、コンピュータ名を含み 250 バイト以下のパス情報にすることを推奨している。

【参照】 CA 技術情報

posted by w@ko at 23:21|  ・ARCserve | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

ARCserve バックアップ下ファイルの一覧をテキストファイルに出力する方法

ARCserve では、バックアップしたファイルの一覧を、以下の方法でテキストファイルに出力することができる。

○ 操作手順
1. あらかじめレポートを出力したいメディアのマージを行い、メディア ID およびセッション名を確認しておく
2. ARCserve マネージャ画面から[クイックアクセス]→[レポートマネージャ]、もしくはメニューバーの[マネージャ]→[レポート]を開く
3. [セッションの詳細レポート]アイコンをクリックし、[ファイルに出力]を選択する
4. 手順 1. で確認したメディアまたはセッションを選択し、[OK]ボタンをクリックする
posted by w@ko at 23:43|  ・ARCserve | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月24日

ARCserve リストアに失敗する(W3402 ファイルを作成できません)

リストアやコピージョブを実行する場合に、デスティネーションとして[Microsoft Windows Network]を展開し、ネットワーク上の共有リソースを指定し、ジョブを実行すると、以下のようなエラーメッセージが出力される場合がある。

・リストアジョブ実行時

W3402 ファイルを作成できません。 (ファイル=¥¥マシン名¥ファイルパス, エラー=BAD PATHNAME)

・コピージョブ実行時

E3402 ファイルを作成できません。 (ファイル=¥¥マシン名¥ファイルパス, エラー=BAD PATHNAME)

この現象は、ジョブ作成時のデスティネーションパスの設定に問題がある場合に発生する。

デスティネーションを指定する際、サーバーアイコン直下の共有フォルダを直接選択すると、自動選択されるデスティネーションパスの指定フォルダの末尾に「¥」が付与され、ジョブ実行時に該当ファイルのパスが確認できず、上記現象が発生する。

ただし、サーバーアイコン下の既定の共有ドライブ(C$、D$ 等)を展開して同フォルダを選択した場合はパス末尾に「¥」は付与されず、上記現象は発生しない。任意に作成した共有フォルダを作成した場合のみ、パス末尾に「¥」が付与される。

○ 対処方法

サーバーアイコン直下の共有フォルダを直接選択してジョブを実行する場合は、デスティネーションパス内の最後の「¥」を消してから実行する。

【参照】 CA 技術情報

posted by w@ko at 23:21|  ・ARCserve | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月22日

Windows 2000/XP デバイスインターフェイス変更通知送信タイムアウト警告(PlugPlayManager 256)

Windows 2000 コンピュータのアプリケーションログに以下のようなイベントが記録される場合がある。

種類 : 警告
ソース : PlugPlayManager
イベント ID : 256
説明 : "プログラム名、サービス名、GUID など"のウィンドウへのデバイスインターフェイスの変更の通知の送信がタイムアウトしました。

この症状は、修正プログラム MS04-011 のインストール後に発生することが確認されている。この場合、この修正プログラムの不具合である。

○ 対処方法

マイクロソフトより、この問題の修正プログラムを入手し、適用する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 842644

posted by w@ko at 23:52|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月21日

Backup Exec ジョブを別のサーバーに移行する方法

Backup Exec 8.x では、あるサーバー上に設定されたジョブを別サーバーに移行することができる。

○ 操作手順
1. 移行元、および移行先双方のサーバー上で Backup Exec サービスを停止する
2. 移行元サーバーの Backup Exec のインストールフォルダから、以下の設定情報ファイルを移行先サーバーのインストールフォルダへコピーする
    BEWINNT7.SCH
    BEWINUI.UNI
    JOBHIST.DAT
    JOBS7.DAT
    SCRIPTS.UNI
  設定情報ファイルは、通常以下のフォルダに格納されている。
      ドライブ名:¥Program Files¥VERITAS¥Backup Exec¥NT¥Data
3. 移行先サーバーで Backup Exec サービスを開始する

注1)デバイスおよびメディアセットの構成が異なるサーバー間でジョブを移行した場合、移行後に各ジョブのデバイスおよびメディアセットの設定を手動で変更する必要がある

注2)バックアップ対象としてシステム状態を選択していた場合、ジョブを移行すると選択対象から外れてしまうため、移行後に各ジョブの選択対象設定を手動で変更する必要がある

【参照】 Veritas Support 245469

posted by w@ko at 21:55|  ・Backup Exec | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月20日

Windows Server 2003 ドメインコントローラのコンピュータ名の変更方法

Windows Server 2003 でドメインコントローラのコンピュータ名を変更する場合、以下のいずれかの方法で行うことが可能である。

[システムのプロパティ]ダイアログで変更する
Netdom コマンドを使用して変更する

ただし、前者の方法で実施した場合、DNS のレコードの切替の問題が発生するため、一時的にドメインまたはドメインコントローラが正常に参照できなくなる期間が発生する。そのため、Netdom コマンドを使用して変更する方法が推奨されている。

○ 操作手順

Netdom コマンドを使用ドメインコントローラのコンピュータ名を変更するには、以下の手順で実行する。

1. コマンドプロンプトを開く
2. 以下のコマンドを入力し、[Enter]キーを押す
    netdom computername 変更前のコンピュータ名 /add:変更後のコンピュータ名
  変更後のコンピュータ名は、完全修飾ドメイン名(FQDN)で入力する必要がある。変更後のコンピュータ名の FQDN で指定したプライマリ DNS サフィックスは、変更前のコンピュータ名のプライマリ DNS サフィックスと同じか、または domainDns オブジェクトの msDS-AllowedDNSSuffixes 属性で指定された、許可された DNS サフィックスの一覧に含まれている必要がある。
3. コンピュータアカウントがすべてのドメインコントローラと DNS リソースレコードにレプリケートされ、ドメイン名に対して権限のある DNS サーバーに割り当てられるまで完了するのを待つ
4. 以下のコマンドを入力し、[Enter]キーを押す
    netdom computername 変更前のコンピュータ名 /makeprimary:変更後のコンピュータ名
5. システムを再起動する
6. コマンドプロンプトを開く
7. 以下のコマンドを入力し、[Enter]キーを押す
    netdom computername 変更後のコンピュータ名 /remove:変更前のコンピュータ名

Netdom コマンドを使用してドメインコントローラのコンピュータ名を変更する場合、ドメインの機能レベルが Windows Server 2003 に設定されている必要がある。
 
Netdom コマンドを使用するにあたっては、Windows サポートツールがインストールされている必要がある。

【参照】 マイクロソフト TechNet
          マイクロソフト 技術情報 814589

posted by w@ko at 23:14|  ・Windows Servers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月17日

Windows 2000 Server ドメインコントローラのコンピュータ名の変更

Windows 2000 Server でドメインコントローラのコンピュータ名を変更することはできない。

コンピュータ名を変更する必要がある場合は、Dcpromo を再実行してドメインコントローラを一度降格させ、メンバサーバーの状態でコンピュータ名を変更した上で、再度ドメインコントローラに昇格させる必要がある。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 296592
          Windows FAQ.

posted by w@ko at 23:10|  ・Windows Servers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

Windows NT Server ドメインコントローラのコンピュータ名の変更方法

Windows NT Server では、ドメインコントローラとしてインストール後でもコンピュータ名の変更は可能だが、その役割によって、変更手順が異なる。プライマリドメインコントローラ(PDC)の場合は名前を変更するだけで済むが、バックアップドメインコントローラ(BDC)の場合は変更を PDC に認識させる操作が必要になってくる。

○ プライマリドメインコントローラ(PDC)のコンピュータ名の変更方法
1. 変更を行いたい PDC 上でコンピュータ名を変更する
2. システムを再起動する
3. [スタート]→[プログラム]→[管理ツール (共通)]→[サーバーマネージャ]で PDC のコンピュータ名が変更されていることを確認し、変更されていない場合のみ以下の操作を行う
  a. [サーバーマネージャ]の[コンピュータ]→[ドメインに追加]を開く
  b. [コンピュータをドメインに追加]ダイアログで以下の項目を選択、または入力し、[追加]ボタンをクリックする
    [コンピュータの種類]: [Windows NT バックアップドメインコントローラ]を選択
    [コンピュータ名]: PDC につけた新しいコンピュータ名を入力
  c. [閉じる]ボタンをクリックする
  d. [サーバーマネージャ]のコンピュータの一覧から変更前の PDC のコンピュータ名を選択し、[コンピュータ]→[ドメインから削除]を選択する
○ バックアップドメインコントローラ(BDC)のコンピュータ名の変更方法
1. PDC 上で[スタート]→[プログラム]→[管理ツール (共通)]→[サーバーマネージャ]を開き、新しいコンピュータ名を BDC としてドメインに追加する
  a. [サーバーマネージャ]の[コンピュータ]→[ドメインに追加]を開く
  b. [コンピュータをドメインに追加]ダイアログで以下の項目を選択、または入力し、[追加]ボタンをクリックする
    [コンピュータの種類]: [Windows NT バックアップドメインコントローラ]を選択
    [コンピュータ名]: BDC につけたい新しいコンピュータ名を入力
  c. [閉じる]ボタンをクリックする
2. 変更を行いたい BDC 上でコンピュータ名を変更する
3. システムを再起動する
4. ログオン時に[サービスコントロールマネージャ]ダイアログでエラーメッセージが表示された場合は、そのまま[OK]をクリックする
5. PDC と BDC との間でドメインデータベース情報の同期を行うために、PDC または BDC のいずれかで以下のコマンドを実行する
      net accounts /sync
    PDC 上で実行すると、PDC とドメイン上の全ての BDC との間で同期が行われる
    BDC 上で実行すると、実行した BDC と PDC との間だけで同期が行われる
6. 手順 4. でサービスが起動できなかった場合、BDC 上で Net Logon サービスを起動する
7. PDC 上で再度[サーバーマネージャ]を開き、一覧から変更前の BDC のコンピュータ名を選択し、[コンピュータ]→[ドメインから削除]を選択する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 150298

posted by w@ko at 23:16|  ・Windows Servers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月15日

Windows 2000 サーバーサービス開始エラー(PerfNet 2004)

Windows 2000 でアプリケーションログに以下のイベントが記録されることがある。

種類 : エラー
ソース : PrefNet
イベント ID : 2004
説明 : サーバーサービスを開けません。サーバーパフォーマンスデータは返されません。戻されたエラーコードはデータ DWORD 0 にあります。

このエラーは、サーバーサービスのパフォーマンスカウンタを取得するライブラリがサーバーサービスにアクセスできないために出る。

○ 対処方法

以下の方法でパフォーマンスカウンタを外すことによって、上記エントリがログに記録されないようにすることができる。

1. Windows サポートツールまたはリソースキットから Exctrlst.exe ツールを入手する
2. Exctrlst.exe ツールを起動する
3. [Extensible Counter List]ダイアログの[Extensible Performance Counters]ボックスから「PrefNet」を選択する
4. ボックス直下の[Performance Counters Enable]のチェックを外す
5. ダイアログ右上の[Refresh]ボタンをクリックする
6. ダイアログを閉じ、システムを再起動する
Exctrlst2.jpg
補足
posted by w@ko at 23:19|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月14日

Windows 2000 パフォーマンス情報読み取りエラー(PerfDisk 2001)

Windows 2000 でアプリケーションログに以下のイベントが記録されることがある。

種類 : エラー
ソース : PrefDisk
イベント ID : 2001
説明 : システムからディスクパフォーマンス情報を読み取れません。カウンタを表示するには、最低1つのディスクまたは論理ボリュームのパフォーマンスドライバが有効になっている必要があります。ディスクパフォーマンスカウンタは、[ハードウェアデバイスマネージャ] のプロパティページから有効にすることができます。戻された状態コードはデータ DWORD 0 です。
 
種類 : エラー
ソース : Perflib
イベント ID : 1008
説明 : "サービス""PerfDisk"" (DLL ""D:\WINNT\system32\perfdisk.dll"") の Open プロシージャに失敗しました。このサービスのパフォーマンスデータは利用できません。返されたステータスコードは、データ DWORD 0 です。

Windows 2000 でパフォーマンスカウンタを使用してシステムデータを収集しているときに、上記イベントがアプリケーションログに記録されることがある。これらのイベントは、次の条件に該当する場合にのみ記録される。

コンピュータで、パフォーマンスデータの収集に使用するプログラムがサービスとして実行されている
diskperf -N コマンドを使用するか、パフォーマンスカウンタを無効にするためにカウンタに関連付けられたレジストリ値を変更することにより、コンピュータの論理ディスクおよび物理ディスクのパフォーマンスカウンタを無効にした

注: サービスから開始したクエリによってディスクカウンタからデータが収集されているかどうかに関係なく、これらのイベントがログに記録される。

パフォーマンスクエリを最初に作成するときに、レジストリに登録されているすべてのカウンタが利用可能かどうかがパフォーマンスライブラリによって確認される。利用できないカウントがあると、イベントログエントリが記録される。

このエントリがログに記録されないようにするには、以下のいずれかの方法を使用する。

○ 対処方法(その1)

ディスクパフォーマンスカウンタを有効にする。

1. コマンドプロンプトを開く
2. 以下のコマンドを入力する
    diskperf -Y
3. [Enter]キーを押す
○ 対処方法(その2)

パフォーマンスライブラリによるディスクカウンタのチェックが実行されないようにする。

1. Windows サポートツールまたはリソースキットから Exctrlst.exe ツールを入手する
2. Exctrlst.exe ツールを起動する
3. [Extensible Counter List]ダイアログの[Extensible Performance Counters]ボックスから「PrefDisk」を選択する
4. ボックス直下の[Performance Counters Enable]のチェックを外す
5. ダイアログ右上の[Refresh]ボタンをクリックする
6. ダイアログを閉じ、システムを再起動する
Exctrlst1.jpg

【参照】 マイクロソフト 技術情報 296187 / 811089

補足
posted by w@ko at 23:25|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月13日

Backup Exec 実行中のジョブをキャンセルする方法

実行中のジョブをキャンセルする必要がある場合、以下の手順で行う。

○ Backup Exec 10.x の場合
1. [ジョブモニター]画面を開く
2. [スケジュール済みジョブ、実行中のジョブ]ペイン(画面上部)で[分類]列が[実行中]の行を右クリックする
3. [キャンセル]を選択する
○ Backup Exec 9.x の場合
1. [ジョブモニター]画面を開く
2. [スケジュールジョブ、実行中のジョブ]ペイン(画面上部)で[分類]列が[実行中]の行を右クリックする
3. [キャンセル]を選択する
○ Backup Exec 8.6 の場合
1. [アクティビティモニタ]タブを開く
2. [スケジュール、アクティブ、完了ジョブ]画面で[状態]列が[アクティブ]の行を右クリックする
3. [キャンセル]を選択する
○ Backup Exec 8.5 の場合
1. [ジョブの監視]タブを開く
2. [スケジュール、アクティブ、完了ジョブ]画面で[状態]列が[アクティブ]の行を右クリックする
3. [強制終了]を選択する
補足
posted by w@ko at 23:09|  ・Backup Exec | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月10日

Windows 2000/2003 使用していないはずのネットワーク負荷分散サービスが開始しない

システム起動時にシステムログに以下のイベントが記録される場合がある。

システムログには以下のイベントが記録される。

種類 : エラー
ソース : Service Control Manager
イベント ID : 7000
説明 : ネットワーク負荷分散 サービスは次のエラーのため開始できませんでした:
指定されたサービスは無効であるか、または有効なデバイスが関連付けられていないため、開始できません。

このイベントは、ネットワーク負荷分散サービス(NLB)がインストールされていないにもかかわらず記録される場合がある。

このイベントは、ネットワーク負荷分散サービスがサードパーティサービスのスタートアップグループのコンポーネントとして参照されている場合に発生することがある。

この現象に対処するには、以下のいずれかの操作を行う。

○ 操作手順(その1)
1. レジストリエディタを起動する
2. 以下のキーを開く
    KHEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥WLBS
3. このレジストリキーをバックアップする
4. 右ペインの「Group」エントリをダブルクリックする
5. [値のデータ]ボックスの文字列(既定で「PNP_TDI」と設定されている)を削除して空欄にし、[OK]ボタンをクリックする
6. レジストリエディタを終了する
○ 操作手順(その2)
1. レジストリエディタを起動する
2. 以下のキーを開く
    KHEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥WLBS
3. このレジストリキーをバックアップする
4. このキーを削除する
5. 以下のキーを開く
    KHEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Eventlog¥System¥WLBS
6. 手順 3.〜4. を繰り返し、このキーをバックアップ後に削除する
7. レジストリエディタを終了する

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 268437 / 833375

posted by w@ko at 23:54|  ・Windows Servers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

Windows NT/2000/XP/2003 管理者アカウントのパスワードを変更後一部のサービスが起動しない

Windows ローカル、またはドメインの管理者アカウント(Administrator 等)のパスワードを変更すると、以後一部のサービスが正常に起動しなくなることがある。この場合、システム起動時に以下のメッセージが表示される。

サービスコントロールマネージャ
システムスタートアップの最中、少なくとも 1 つのサービスまたはドライバにエラーが発生しました。詳細はイベントビューアのイベントログを参照してください。

システムログには以下のイベントが記録される。

種類 : エラー
ソース : Service Control Manager
イベント ID : 7000
説明 : サービス名 サービスは次のエラーのため開始できませんでした:
ログオンに失敗したため、サービスを開始できませんでした。
 
種類 : エラー
ソース : Service Control Manager
イベント ID : 7038
説明 : サービス名 サービスは次のエラーのため現在構成されているパスワードを使って ユーザーアカウント名 としてログオンできませんでした:
ログオン失敗: ユーザー名を認識できないか、またはパスワードが間違っています。

サービスとして稼働するアプリケーションをインストールすると、サービスのログオンアカウントとして、既定で Windows ローカル、またはドメインの Administrator を指定する場合が多い。この場合、システム上でパスワードを変更してもサービスアカウントのパスワードまでは変更されないため、このアカウントを使用したログオンができなくなり、サービスが起動できなくなる。

この場合、サービスのログオンアカウントのパスワードをシステム上で変更したものと同じものに変更する必要がある。

○ 対処方法

Windows サービスコンソール上でサービスごとにログオンアカウントの設定を行う。

また、アプリケーションによっては、独自にサービスログオンアカウント情報の設定を行うメニューが存在するものもある。

posted by w@ko at 22:47|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月08日

MDAC バージョンの確認方法

MDAC のバージョンを確認するには、以下のような方法がある。

レジストリキーで確認する
マイクロソフトが提供している Component Checker ツールを使用する
MDAC バージョンチェッカー」等のサードパーティ製のツールを使用する
○ 操作手順(レジストリキーで確認する方法)
1. レジストリエディタを起動する
2. 以下のキーを開く
    HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Microsoft¥DataAccess
  DataAccess キーが存在しない場合、そのコンピュータに MDAC はインストールされていない。
4. 右ペインで「FullInstallVar」エントリをダブルクリックする
5. [値のデータ]ボックスに表示される値に対応する MDAC のバージョンを以下のサイトで確認する
  MSDN 「Universal Data Access関連ダウンロード」
  レジストリの値の上位3桁と上記サイト内の()内の上位3桁を照合する。
    例) 2.80 → MDAC 2.8 RTM
○ 操作手順(Component Checker ツールを使用して確認する方法)
1. 以下のサイトからツールのファイルをダウンロードする
  Microsoft Download Center 「MDAC Utility: Component Checker」(英語)
2. ダウンロードしたファイル「cc_pkg.exe」を解凍する
3. 展開されたファイル「cc.exe」を実行する
4. [Component Checker - Choose Analysis Type]ダイアログボックスで、[Perform analysis of your machine and automatically determine the release version]を選択し、[OK]ボタンをクリックする
5. 以下のダイアログでバージョンを確認し、[いいえ]ボタンをクリックしてダイアログを閉じる
    ComponentChecker 2.0
The following product releases were matched:
MDAC バージョン
Would you like to re-run the query for a specific product release?
6. Component Checker を閉じる

【参照】 マイクロソフト 技術情報 301202
          @IT

posted by w@ko at 23:56|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月07日

SQL Server sa アカウントで接続できない

SQL Server または MSDE に sa ログインアカウントを使用して接続しようとすると、以下のようなエラーメッセージが表示される場合がある。

ユーザー 'sa' のログインに失敗しました。理由: SQL Server の信頼関係接続に関連付けられていません。

このメッセージは、SQL Server の認証モードが Windows 認証モードになっている場合に表示される。sa ログインアカウントは混合モードの場合のみ使用できる。

認証モードの確認、および変更を行うには、以下の2通りの方法がある。

Enterprise Manager(SQL Server、または MSDE に SQL Server 管理ツールを導入している場合のみ)
レジストリ
○ 操作手順(Enterprise Manager を使用した設定方法)
1. Enterprise Manager を起動する
2. 目的のサーバーを右クリックし、[プロパティ]を開く
3. [セキュリティ]タブを開く
4. 「認証」項目で現在の設定確認し、設定を変更する場合は目的の認証モードを選択して[OK]ボタンをクリックする
  混合モード (Windows 認証と SQL Server 認証)
  SQL Server 認証
5. 設定を変更した場合は、SQL Server サービスを再起動する
○ 操作手順(レジストリを使用した設定方法)
1. SQL Server 関連のサービスを停止する
2. レジストリエディタを起動する
3. 目的のインスタンスの構成によって以下のいずれかのキーを開く
  既定のインスタンスの場合
      HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥MSSQLServer¥MSSQLServer
  名前付きインスタンスの場合
      HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Microsoft SQL Server¥インスタンス名¥MSSQLServer
4. 右ペインで「LoginMode」エントリをダブルクリックする
5. 以下の要領で[値のデータ]で現在の認証モードを確認し、必要な場合は変更し、[OK]ボタンをクリックする
 
モード
1 Windows 認証モード
2 混合モード
6. 手順 1. で停止したサービスを起動する

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 322336
          SQL Server 2000 Books Online 「認証モード」

posted by w@ko at 22:51|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月06日

Windows 2000 USERENV.DLL 読み込みエラー

Windows 2000 コンピュータへログオンする時に以下のようなエラーメッセージが表示される場合がある

USERINIT.EXE 序数が見つかりません
序数 175 がダイナミックライブラリ USERENV.DLL から見つかりませんでした。

この場合、画面上のメッセージダイアログを閉じても壁紙が表示されたままで、デスクトップ画面が表示されない場合がある。

この症状は、USERENV.DLL のインストールに失敗したか、または不適切なバージョンの DLL がコピー、あるいは上書きされている可能性がある場合に発生する。USERENV.DLL ファイルは Windows の Hotfix 適用時に毎回更新される。

○ 対処方法

この問題を解決するには、DLL ファイルを最新のバージョンに更新するために Windows 2000 の最新のサービスパックを適用する。

posted by w@ko at 22:03|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月02日

Windows NT/2000/XP/2003 コンピュータに複数のコンピュータ名を設定する方法

1台のコンピュータに複数の名前(NetBIOS 名)をつけることができる。この場合、既存のコンピュータ名とは別の別名(エイリアス)を追加する形になる。

○ 操作手順
1. レジストリエディタを起動する
2. 以下のキーを開く
    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥LanmanServer¥Parameters
3. メニューの[編集]→[新規]から、以下のいずれかの型で新規エントリを作成する
  [文字列値](REG_SZ 型): 別名を1つだけ追加する場合
  [複数行文字列値](REG_MULTI_SZ 型): 別名を複数定義する場合
4. エントリの名前を「OptionalNames」に変更する
5. 新規作成した「OptionalNames」エントリをダブルクリックし、[値のデータ]に別名を記述し、[OK]ボタンをクリックする
  複数行文字列値(REG_MULTI_SZ 型)で複数定義する場合は、各行に1つずつ別名を記述する。
6. レジストリエディタを閉じ、システムを再起動する

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

【参照】 @IT
          デジタル ARENA
          Windows FAQ.

posted by w@ko at 23:59|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月01日

Windows リモートダウンレベルドキュメントエラー

プリンタに対して印刷を実行した際に、以下のようなメッセージが表示され、印刷が実行されない場合がある。

プリンタフォルダ
XXX.XXX.XXX.XXX:(ドキュメントリモートダウンレベルドキュメント)への書き込みエラー: 予期しないネットワークエラーが発生しました。再実行しますか、それとも取り消しますか?

また、印刷ドキュメントの状態を確認すると、ドキュメント名が「ダウンレベルドキュメント」または「リモートダウンレベルドキュメント」のドキュメントが残っている場合がある。

この場合、プリントサーバーにジョブが溜まっているか、またはクライアントから不正な印刷信号が送られている可能性がある。

このときの対処としては、以下の項目を確認する。

印刷を実行したコンピュータ、またはサーバーの印刷スプールフォルダをクリアする
プリンタ、プリントサーバー、サーバー、および問題のプリンタが構成されているすべてのクライアントコンピュータを再起動する
プリンタのハードリセットを行う
  ※ ハードリセットの方法については各プリンタのマニュアルを参照。
posted by w@ko at 23:02|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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