2006年10月31日

Windows NT/2000/XP/2003 印刷スプールフォルダをクリアする方法

プリンタに対して印刷を実行しても出力されないとき、特に印刷ジョブがコンピュータ内に留まったままで送信されない場合がある。このとき、接続や設定に問題がないとすると、印刷スプールフォルダに印刷ジョブが溜まっている場合がある。

印刷を実行したローカルコンピュータ上にジョブが溜まっている場合もあるが、ネットワークプリンタとして構成している場合、ネットワークプリンタを構成しているサーバー(プリントサーバー)上にジョブが溜まっている場合がある。ネットワークコンピュータとして構成していなくても(「Standard TCP/IP Port」などで構成しているローカルプリンタなどの場合でも)、サーバー上にジョブが溜まっている場合がある。

ジョブが溜まっている場合は、印刷スプールフォルダから溜まっているジョブをクリアする必要がある。

この操作は、印刷ジョブの実行をキャンセルしたときに、キャンセルしたジョブが正しく削除されずに不正に残ってしまう場合なども有効である。

○ 操作手順

以下の手順で印刷スプールフォルダをクリアする

1. 印刷スプーラサービスを停止する
2. エクスプローラ等でスプールフォルダを開く
3. スプールフォルダ(既定では「PRINTERS」フォルダ)を削除した上で、同じ場所に同じ名前のフォルダを再作成する
4. 手順 1. で停止したスプーラサービスを開始する
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2006年10月30日

Windows NT/2000/XP/2003 印刷スプールフォルダのパス

印刷スプールフォルダの既定のパスは以下の通り。

  %Systemroot%¥System32¥spool¥PRINTERS

既定でシステムドライブに作成されるため、この状態でディスクの空き容量が少なくなると、システムの稼働、および印刷いずれにも悪影響を及ぼす場合がある。パフォーマンスを優先するには、容量に余裕のあるシステムドライブとは別のドライブに移動することが望まれる。

○ 操作手順

現在のスプールフォルダの名前およびパスは、以下の手順で確認および変更できる。

1. ローカルコンピュータの管理者権限でログオンする
2. [スタート]→[設定]→[プリンタ](Windows NT 4.0/2000 の場合)または[プリンタと FAX](Windows XP/2003 の場合)ウィンドウを開く
3. [ファイル]→[サーバーのプロパティ]を開く
4. [詳細設定]タブを開く
5. [スプールフォルダ]ボックスに表示されているスプールフォルダパスを確認する
  パスを変更する場合は、直接ボックスの中を書き換え、[OK]ボタンをクリックする。変更を有効にするには、システムの再起動、または印刷スプーラサービスの再起動が必要である。

【参照】 マイクロソフト TechNet
          マイクロソフト 技術情報 308666 / 318748
          ITmedia
          Windows FAQ.

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2006年10月27日

Windows NT/2000/XP/2003 印刷スプーラサービスを再起動する方法

プリンタへの印刷ができないなどうまくいかない場合、プリントサーバーとなっているコンピュータの印刷スプーラサービスを再起動することで解消することがある。

また、スプーラフォルダのパスの移動などのプリントサーバーの各種設定変更を有効にするにはシステムの再起動が必要なものもあるが、スプーラサービスの再起動で代用することができる。

印刷スプーラサービスの操作はWindows サービスコンソールにおいて行う。サービス名は以下の通り。

OS サービス名
Windows NT 4.0 Spooler
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003
Print Spooler
posted by w@ko at 22:49|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月26日

SQL Server 2000 サーバー名を変更後ジョブの更新ができない

SQL Server 2000 のインスタンスで、以前に作成したジョブの更新または削除ができない場合がある。この場合、以下のエラーメッセージが表示される。

エラー 14274: MSX サーバーからのジョブ、ステップ、スケジュールの追加、更新、または削除はできません。ジョブは保存されませんでした。

この現象は、以下のような操作を行った場合に発生することがある。

SQL Server を実行するコンピュータのコンピュータ名を変更した
SQL Server 2000 のデータベースを別のコンピュータ名のコンピュータに移行した
SQL Server 7.0 の仮想サーバーを SQL Server 2000 の仮想サーバーにアップグレードした

SQL Server 7.0 では、msdb..sysjobs テーブルの originating_server フィールドに、ローカルサーバーを参照する値「(local)」が格納されるため、この問題は発生しない。したがって、サーバー名をどのように変更しても、ローカルサーバージョブには影響ない。

SQL Server 2000 では複数インスタンスがサポートされているため、originating_server フィールドには「サーバー名¥インスタンス名」形式のインスタンス名が格納されている。サーバーの既定のインスタンスにも、「(local)」の代わりに実際のサーバー名が使用されている。そのため、Windows サーバーの名前が変更されたあとでも、これらのジョブではまだ元の名前のサーバー名が参照され、新しいサーバー名からの処理ではこれらのジョブを更新または削除できないことがある。

SQL Server 7.0 から SQL Server 2000 にアップグレードしたあとは、すべての既存ジョブの originating_server 列も更新され、値「(local)」は使用されなくなる。

○ 対処方法

この問題に対処するには、以下の手順を実行する。

1. 問題となったサーバー名を元の名前に戻す
2. すべてのジョブのスクリプトを作成した後で、すべてのジョブを削除する
3. サーバー名を新しい名前に変更する
4. 手順 2. で生成したスクリプトを実行して、ジョブを元に戻す

【参照】 マイクロソフト 技術方法 281642
          SQL Server 2000 Books Online 「マルチサーバー管理」

posted by w@ko at 22:38|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月25日

SQL Server 2000 トランザクションログが切り捨てられない

SQL Server 2000 で Enterprise Manager からトランザクションログのバックアップを行う際、既定ではログを切り捨てオプションが有効(NO_TRUNCATE が無効)になっている。この状態で、[データベースのバックアップ]ダイアログボックスの[オプション]タブをクリックせずにバックアップを行うと、ログ切り捨てオプションが無効(NO_TRUNCATE が有効)になり、ログが切り捨てられない場合がある。

○ 対処方法

この問題を解決するには、SQL Server 2000 の最新のサービスパックを適用する。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 285952

posted by w@ko at 23:14|  ・SQL Server | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月24日

Windows Server 2003 Windows ライセンス認証に失敗する

Windows Server 2003 において、インターネット経由で Windows ライセンス認証の手続きに失敗することがある。その場合、以下のようなエラーメッセージが表示される。

ライセンス認証サーバーと接続できません。ネットワークの設定を確認して、インターネットに接続できることを確認してから、もう一度行ってください。メッセージ番号: 32777

また、Windows ライセンス認証を行う際に、ユーザー名とパスワードを確認する画面が表示される場合がある。ここでユーザー名とパスワードを入力したかどうかに関係なく、Windows 製品のライセンス認証に失敗することがある。

これらの問題は、以下の両方の条件に該当する場合に発生する。

コンピュータ上で「Internet Explorer セキュリティ強化の構成」が有効になっている
基本認証が有効であるプロキシサーバー経由でインターネットに接続している

「Internet Explorer セキュリティ強化の構成」では、証明書の取り消し(失効)を使用する。証明書の失効情報の参照中に、URL の取得が行われる。この場合、URL 取得はプロキシサーバーを経由し、ログオンユーザーの明示的なコンテキストの外部で行われる。そのため、基本認証によってユーザーにアカウント名とパスワードの確認画面が誤って表示される。通常、ユーザーは証明書が検証されていることに気が付かず、一連の証明書の検証時に何度も確認画面が表示される場合がある。

この問題を回避するには、次のいずれかの方法を使用する。

○ 対処方法
a) プロキシサーバーで基本認証を使用しないようにする
  プロキシサーバーで基本認証を使用しないようにする。基本認証を使用しなければならない場合は、基本認証の要求から証明書失効リスト(CRL)の URL を除外する。これを行うには、次のCRLの一覧を構成し、プロキシサーバーで認証されないようにする。
  http://crl.microsoft.com/pki/crl/productsMicrosoftProductSecureServer.crl
  http://crl.microsoft.com/pki/crl/products/MicrosoftProductSecureCommunications.crl
  http://crl.microsoft.com/pki/crl/products/MicrosoftRootAuthority.crl
  http://www.microsoft.com/pki/crl/productsMicrosoftProductSecureServer.crl
  http://www.microsoft.com/pki/crl/products/MicrosoftProductSecureCommunications.crl
  http://www.microsoft.com/pki/crl/products/MicrosoftRootAuthority.crl
 
b) 電話でライセンス認証の手続きを行う
  ライセンス認証画面で[電話]ボタンをクリックし、電話で Windows のライセンス認証の手続きを行う。
 
c) Internet Explorer で証明書の取り消しをオフにする
  Internet Explorer で証明書の取り消しを無効にして、Windows のライセンス認証の手続きを完了する。これを行うには、以下の手順を実行する。
  注: マイクロソフトは、Internet Explorer で証明書の取り消しを無効にすることは推奨していない。
  1. 以下のいずれかの方法でインターネットオプションを起動する
    Internet Explorer で[ツール]メニューから[インターネットオプション]を選択する
    デスクトップ上の[Internet Explorer]のアイコンを右クリックし、[プロパティ]を選択する
    [スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→[インターネットオプション]を選択する
  2. [詳細設定]タブを開く
  3. [設定]ボックス内の以下のオプションを無効にする
    [発行元証明書の取り消しを確認する]
    [サーバー証明書の取り消しを確認する (再起動が必要)]
  4. [OK]ボタンをクリックする
  5. Internet Explorer を開いている場合は一旦終了し、再度開く
  6. Windows のライセンス認証を行う
  7. 再度、手順 1. 〜 4. を繰り返し、3. で無効にした項目を再度有効にする
  8. Internet Explorer を開いている場合は一旦終了し、再度開く
 
d) 「Internet Explorer セキュリティ強化の構成」を無効にする
  「Internet Explorer セキュリティ強化の構成」を無効にして、Windows のライセンス認証の手続きを完了する。これを行うには、以下の手順を実行する。
  注: マイクロソフトは、「Internet Explorer 強化の構成」を無効にすることは推奨していない。
  1. [スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→[プログラムの追加と削除]を開く
  2. [Windows コンポーネントの追加と削除]を選択する
  3. [Internet Explorer セキュリティ強化の構成]を無効にし、[次へ]ボタンをクリックする
  4. ウィザード終了後、[完了]ボタンをクリックする
  5. Windows のライセンス認証を行う
  6. 再度、手順 1. 〜 4. を繰り返し、3. で無効にした項目を再度有効にする

【参照】 マイクロソフト 技術情報 816897

posted by w@ko at 23:08|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

ARCserve ジョブエンジンが停止する

ARCserve インストール後、ジョブエンジンが起動しなくなったり、またはジョブ実行時にジョブエンジンが停止する場合がある。

この場合、以下のいくつかの原因が考えられる。

1. ライセンス登録が正常に完了していない
  ライセンス登録が正常に完了していない場合、トライアル製品とみなし、インストール後30日でジョブエンジンが停止される仕様になっている。トライアル期間が経過すると、ジョブエンジンは起動してもジョブ実行時に停止する。この場合、イベントログにライセンス仕様許諾の警告が記載される。

  この場合、製品を確認してライセンス登録を実行する。
 
2. ARCServe 2000 の場合、ジョブエンジン修正モジュールが適用されていない
  この場合、ジョブエンジン修正モジュールの適用を行う。
  なお、このモジュールは、最新の機能追加・修正モジュールにも含まれている。
 
3. その他
  その他、ARCserve プログラムファイルの破損やインストールパス設定の問題、またはサービスのハードウェアプロファイル設定の問題などが原因の場合がある。

【参照】 CA 技術情報

posted by w@ko at 23:30|  ・ARCserve | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月20日

Windows NT/2000/XP/2003 イベントログファイルが指定したサイズまで拡張されない

イベントビューアの設定で最大ログサイズを増やしても、実際にはイベントログファイルが指定したサイズまで拡張されないことがある。

イベントビューアでは、システム、セキュリティ、およびアプリケーションなどの各ログごとに、最大ログサイズをそれぞれ 4GB (4,194,240KB)まで指定できる用になっている。しかし、メモリの使用状況にもよるが、イベントログ機能の現在の設計により、すべてのイベントログファイルサイズの合計で約 300MB 以上には拡張されない。これは、Service.exe プロセス下で実行されるすべてのサービスで、1GB のメモリプールを共有するという仕様があるためである。このとき、[イベントを上書きしない]に設定している場合、新規イベントは書き込まれない。

この制限への対処方法は無きに等しい。そのため、なるべくイベントログが 300MB まで大きくならないように注意するのみである。

【参照】 マイクロソフト TechNet
          マイクロソフト 技術情報 183097

補足
posted by w@ko at 23:48|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月19日

Windows NT/2000/XP/2003 破損したイベントログファイルを再作成する方法

イベントビューアを開けない場合がある。イベントビューアを起動したときに、以下のようなエラーが表示されることがある。

ハンドルが無効です。
 
Dr. Watson Service.exe
例外: アクセス違反 (0xc0000005)、アドレス: 0x76e073d4

さらに Service.exe プロセスによって CPU 使用率が消費されている場合がある。

これらの場合、イベントビューアのログファイルが破損している可能性がある。復旧するには、イベントログファイルを再作成する必要がある。

ただし、これらのファイルはシステムが常に使用しているため、ファイルを削除したり、ファイル名を変更したりすることはできない。また、EventLog サービスは他のサービスに必要なため停止することができないため、これらのファイルは常に開かれている。そのため、以下の手順で再作成を行う必要がある。

○ 操作手順(NTFS パーティションの場合)
1. Windows のサービスコンソールを開く
2. 以下の方法で[Event Log]サービスのスタートアップ画面を開く
  Windows NT の場合: [EventLog]サービスを選択し、[スタートアップ]ボタンをクリック
  Windows 2000/XP/2003 の場合: [Event Log]サービスを右クリックし[プロパティ]を選択
3. [スタートアップの種類]を「無効」に変更し、[OK]ボタンをクリックする
4. システムを再起動する
  注: システムの起動時に、EventLog サービスに依存するいくつかのサービスの起動に失敗することがあるが、この場は無視する。
5. エクスプローラ等でイベントログファイルのパスを開き、破損している *.evt ファイルを削除するか、またはファイル名を変更する
6. 再度、手順 2. を実行して「EventLog」サービスの[スタートアップの種類]の設定を既定の[自動]に戻す
7. システムを再起動する
  システム起動時にイベントログファイルが再作成される。
○ 操作手順(FAT パーティションの場合 ≪代替方法≫)
1. MS-DOS 起動ディスクを使用してシステムを起動する
2. DOS プロンプト画面からコマンドでイベントログファイルのパスにアクセスし、破損している *.evt ファイルを削除するか、またはファイル名を変更する
3. ディスクを取り出し、システムを再起動する
  システム起動時にイベントログファイルが再作成される。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 172156

posted by w@ko at 23:57|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月18日

Windows NT/2000/XP/2003 イベントログファイルのパスを変更する方法

イベントログのファイルは、既定のパスから別の場所に変更することができる。ディスク容量の問題などで既定のパスから移動したい場合などに使用できる。

○ 操作手順
1. レジストリエディタを起動する
2. 以下のキーを開く
      HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Eventlog
3. 各ログのキーを選択する
4. 右ペインで「File」値を開き、[値のデータ]にファイル名を含む目的のパスを入力する
5. レジストリエディタを閉じ、システムを再起動する

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 315417

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2006年10月17日

Windows NT/2000/XP/2003 イベントログファイルのパス

ログの種類と各ログのレジストリキー名、およびファイルパスは以下の通り。

ログ名 レジストリキー名 ファイル名
アプリケーションログ Application AppEvent.Evt
セキュリティログ Security SecEvent.Evt
システムログ System SysEvent.Evt
ディレクトリサービスログ(*1) Directory Service NTDS.Evt
DNS サーバーログ(*2) DNS Server DnsEvent.Evt
ファイルレプリケーションサービスログ(*1) File Replication Service NtFrs.Evt
*1 Windows 2000 Server または Windows Server 2003 ドメインコントローラのみ
*2 Windows 2000 Server または Windows Server 2003 DNS サーバーのみ

イベントログファイルの既定のパスは以下の通り。

  %Systemroot%¥System32¥Config

Windows 2000/XP/2003 で現在のログファイルの名前とパスを確認するには、以下の手順を行う。

1. 以下のいずれかの方法でイベントビューアを開く
  [スタート]→[プログラム]→[管理ツール]→[イベントビューア]
  [スタート](→[設定])→[コントロールパネル]→[管理ツール]→[イベントビューア]
  [マイコンピュータ]右クリック→[管理]から開く[コンピュータの管理]→[システムツール]→[イベントビューア]
2. 確認するログを右クリックし、[プロパティ]を選択する
3. ログのプロパティダイアログの[全般]タブの[ログの名前]ボックスに、ログファイルの名前とパスが表示される

【参照】 マイクロソフト 技術情報 315417

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2006年10月16日

Windows NT セットアップディスクの作成方法

Windows NT 4.0 のセットアップ起動ディスクを作成する場合、NT の OS が起動した状態、もしくは起動していない状態のいずれからも作成することができる。ただし、いずれの場合でも以下のものが必要となる

Windows NT 4.0 CD-ROM Disc1
フォーマット済みフロッピーディスク 3枚
CD-ROM ドライバが組み込まれた起動ディスク(OS が起動していない状態から作成する場合)
○ 作成手順(OS が起動した状態からの作成)
1. Windows NT 4.0 を起動し、管理者権限でログインする
2. Windows NT 4.0 CD-ROM Disc1 を CD-ROM ドライブに挿入する
3. コマンドプロンプトを開く
4. 以下のコマンドを入力する
    CD-ROM ドライブ名:
  CD I386
  WINNT32 /OX
5. [Windows NT 4.00 のアップグレード/インストール]ウィンドウで Windows ファイル格納場所として以下のパスを指定する
    CD-ROM ドライブ名¥I386
6. [続行]ボタンをクリックし、ファイルのコピーを開始する
7. フォーマット済みのフロッピーディスクを要求するメッセージが表示されたら2枚目のディスクを挿入し、[OK]ボタンをクリックする
8. 同様に、3枚目のディスクを挿入する
9. 作成終了後、コマンドプロンプトを閉じる
○ 操作手順(OS が起動していない状態からの作成)
1. CD-ROM ドライバが組み込まれた起動ディスクをセットし、コンピュータを起動する
2. DOS プロンプト画面を表示させる
3. Windows NT 4.0 CD-ROM Disc1 を CD-ROM ドライブに挿入する
4. 以下のコマンドを入力する
    CD-ROM ドライブ名:
  CD I386
  WINNT32 /OX
5. [Windows NT 4.00 のアップグレード/インストール]ウィンドウで Windows ファイル格納場所として以下のパスを指定する
    CD-ROM ドライブ名¥I386
6. [続行]ボタンをクリックし、ファイルのコピーを開始する
7. フォーマット済みのフロッピーディスクを要求するメッセージが表示されたら2枚目のディスクを挿入し、[OK]ボタンをクリックする
8. 同様に、3枚目のディスクを挿入する
9. 作成終了後、コマンドプロンプトを閉じる
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2006年10月13日

Windows 2000/2003 DNS 動的更新失敗(NETLOGON 5782)

システムログに以下のイベントが定期的に記録される場合がある。

種類 : 警告
ソース : NETLOGON
イベント ID : 5782
説明 : 次のエラーのため、1つ以上の DNS レコードの動的登録、または登録解除に失敗しました:
ローカルシステムに構成された DNS サーバーはありません。

このイベントは、DNS レコードの動的更新が正しく行われなかった場合に記録される。動的更新を行わない場合は無視して構わないが、動的更新を行う必要があるにも関わらず動的更新が無効になっている場合は、有効にするよう設定を変更する必要がある。また、動的更新を行う場合でも、ISP の DNS サーバーなど動的更新に対応していない DNS サーバーを指定している場合は動的更新が正しく行われないため、ローカルの DNS サーバーなど動的更新に対応した DNS サーバーを指定する必要がある。

○ 操作手順

Windows 2000 Server の Service Pack 1 以上、または Windows Server 2003 のコンピュータでドメインコントローラとして稼動している場合、動的更新の設定を有効にするには、以下の手順で行う。

1. [マイネットワーク]を右クリックし[プロパティ]、もしくは[スタート]→[コントロールパネル](→[ネットワークとインターネット接続])→[ネットワーク接続](または[ネットワークとダイヤルアップ接続])を開く
2. 設定を行いたい接続([ローカルエリア接続]や[ワイヤレスネットワーク接続]など)を右クリックし、[プロパティ]を選択する
3. 「インターネットプロトコル (TCP/IP)」を選択し、[プロパティ]ボタンをクリックする
4. [インターネットプロトコル (TCP/IP) のプロパティ]ダイアログで[詳細]ボタンをクリックする
5. [TCP/IP 詳細設定]ダイアログで[DNS]タブを開く
6. DNS 動的更新を有効にするには[この接続のアドレスを DNS に登録する]オプションを有効にする
posted by w@ko at 23:08|  ・Windows Servers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月12日

Outlook MPR.EXE のページ違反エラー

Windows 95/98/Me で Outlook 97/98 が起動できない場合がある。この場合、以下のような警告が表示される。

MPR.EXE ページ違反

これは、Windows のパスワードキャッシュファイル(*.pwl ファイル)が破損している場合に発生する。

この現象は、パスワードキャッシュをクリアすることで回避される。

posted by w@ko at 22:19| ●MS Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

Windows NT/2000/XP/2003 移動ユーザープロファイルの適用対象の設定方法

移動ユーザープロファイルを使用する際に、特定のフォルダをプロファイルの適用対象から除外して、サーバーにコピーされないように設定することが可能である。

具体的には以下の手順で設定を行う。

○ 操作手順(Windows 2000/XP/2003 の場合)
1. グループポリシーエディタで任意のグループポリシーコンソールを起動する
2. 左ペインから以下の項目を開く
  Windows 2000 の場合: [ユーザーの構成]→[管理用テンプレート]→[システム]→[ログオン/ログオフ]
  Windows XP/2003 の場合: [ユーザーの構成]→[管理用テンプレート]→[システム]→[ユーザープロファイル]
3. 右ペインで[特定のディレクトリを移動プロファイルから除外する]ポリシーをダブルクリックする
4. [設定]タブで[有効]を選択し、「移動プロファイルから除外するディレクトリ」ボックスに除外したいプロファイルのディレクトリパスを入力する
  パスはユーザープロファイルのルートからの相対パスを指定する。除外対象のディレクトリを複数指定する場合は「;」(セミコロン)で区切る。
5. [OK]ボタンをクリックする
6. グループポリシーを更新する
○ 操作手順(Windows NT 4.0 の場合)
1. [スタート]→[プログラム]→[管理ツール (共通)]→[システムポリシーエディタ]を開く
2. 目的のユーザー([既定のユーザー]等)のアイコンをダブルクリックする
  既存のシステムポリシーが作成されていない場合は[ファイル]メニューから[新規作成]を選択してポリシーを作成する。
3. ユーザーのプロパティダイアログで[Windows NT ユーザープロファイル]→[移動ユーザープロファイルでディレクトリを除外する]ポリシーを有効にする
4. 「次のディレクトリはプロファイルと共に移動しない」ボックスに除外したいプロファイルのディレクトリパスを入力する
  パスはユーザープロファイルのルートからの相対パスを指定する。除外対象のディレクトリを複数指定する場合は「;」(セミコロン)で区切る。
5. [OK]ボタンをクリックする
6. ポリシーを保存する

【参照】 マイクロソフト Windows XP
          マイクロソフト 技術情報 315415 / 814592

posted by w@ko at 21:05|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月10日

Outlook 個人用データの保存パス

Outlook の個人用データの保存パスは OS によって異なる。それぞれの既定の保存パスは以下の通り。

Windows 95/98/Me
    C:¥WINDOWS¥Application Data¥Microsoft¥Outlook
Windows NT
    C:¥WINNT¥Profiles¥ユーザー名¥Local Settings¥Application Data¥Microsoft¥Outlook
Windows 2000/XP/2003
    C:¥Documents and Settings¥ユーザー名Local Settings¥Application Data¥Microsoft¥Outlook
posted by w@ko at 20:58| ●MS Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月06日

Outlook Express アドレス帳データの保存パス

Outlook Express のアドレス帳データの保存パスは、OS によって異なる。それぞれの既定の保存パスは以下の通り。

Windows 95/98/Me
    C:¥WINDOWS¥Application Data¥Microsoft¥Address Book
Windows NT
    C:¥WINNT¥Profiles¥ユーザー名¥Application Data¥Microsoft¥Address Book
Windows 2000/XP/2003
    C:¥Documents and Settings¥ユーザー名¥Application Data¥Microsoft¥Address Book
posted by w@ko at 22:48|  ・IE/OE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月05日

Outlook Express メールデータの保存パス

Outlook Express のメールデータの保存パスは、OS によって異なる。それぞれの既定の保存パスは以下の通り。

Windows 95/98/Me
    C:¥WINDOWS¥Application Data¥Identities¥{ID}¥Microsoft¥Outlook Express
Windows NT
    C:¥WINNT¥Profiles¥ユーザー名¥Application Data¥Identities¥{ID}¥Microsoft¥Outlook Express
Windows 2000/XP/2003
    C:¥Documents and Settings¥ユーザー名¥Application Data¥Identities¥{ID}¥Microsoft¥Outlook Express

ID にはユーザーごとに個別の英数文字列が入る。

メールデータの保存場所は以下の箇所で確認、設定できる。

1. Outlook Express で[ツール]→[オプション]を選択し、[メンテナンス]タブを開く
2. [保存フォルダ]ボタンをクリックする
posted by w@ko at 21:51|  ・IE/OE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月04日

Windows 2000/2003 ドメインにワークステーションを追加させられないようにする方法

既定では管理者権限のない一般ユーザーでもドメインにワークステーションを新規追加することが可能である。これは、「Default Domain Controllers Policy」で、ドメインにワークグループを追加する権利が、Guest アカウントを除くすべてのドメインユーザーに与えられているためである。

これを一部のユーザーのみに権限を限定するなどのように設定を変更するには、Default Domain Controllers Policy の設定を変更する必要がある。

○ 操作手順
1. Default Domain Controllers Policy を開く
2. 左ペインから[Windows の設定]→[セキュリティの設定]→[ローカルポリシー]→[ユーザー権利の割り当て]を開く
3. 右ペインで[ドメインにワークステーションを追加]ポリシーをダブルクリックする
4. ドメインにワークステーションを追加させたいユーザーまたはグループを設定する
  既定では「Authenticated Users」(Guest アカウントを除くすべてのドメインユーザー)が指定されている。この権限を管理者等一部のユーザーに限定したい場合はこちらを[削除]し、権限を与えたいグループ(Administrators 等)を[追加]する。
5. [OK]ボタンをクリックする
6. グループポリシーを更新する
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2006年10月03日

Windows NT/2000/XP/2003 サービスを手動で追加する方法

Windows ではプログラムをサービスとして手動で追加することが可能である。具体的には以下のような方法がある。

Windows NT/2000 リソースキットの instsrv.exe および srvany.exe を使用する
sexe」等のフリーウェアを使用する
○ 操作手順

instsrv.exe および srvany.exe を使用してサービスを登録するには以下の手順で行う。

1. Windows NT または Windows 2000 のリソースキットをインストールする
2. コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行する
      例) c:¥ntreskit¥instsrv サービス名 c:¥ntreskit¥srvany.exe
  ※ instsrv と srvany は、それぞれのファイルのパスを指定する。
3. 「The service was successfuly added!」と表示されれば登録完了。コマンドプロンプトを閉じる
4. レジストリエディタを起動する
5. 以下のキーを開く
      HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services
6. 手順 2. で追加したサービス名のキーを選択し、メニューから[編集]→[新規]→[キー]と選択し、新規キーを作成する
7. 作成したキーの名前を「Parameters」に変更する
8. 新規作成した「Parameters」キーを選択し、メニューから[編集]→[新規]→[文字列]と選択し、新規エントリを作成する
9. 作成したエントリの名前を「Application」とする
10. 新規作成した「Application」エントリをダブルクリックし、手順 2. でサービスに登録したプログラムのフルパスを半角で入力し、[OK]ボタンをクリックする
11. 手順 8. 以降と同様の手順で同じ場所に「AppDirectry」エントリを作成し、手順 10. で指定したプログラムのディレクトリを指定する
12. プログラムに引数を指定する必要がある場合、同様の手順で「AppParameters」エントリを作成し、引数を指定する
13. 手順 5. 〜 12. の作業に間違いがないことを確認し、レジストリエディタを閉じる
14. Windows のサービスコンソールを開く
15. 手順 2. で登録したサービスが存在することを確認し、サービスを起動する

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

posted by w@ko at 23:53|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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