2006年03月26日

Windows XP フロッピーブート用起動ディスクの作成方法

Windows XP の CD-ROM から Windows を起動できない場合は、Windows XP のインストール起動ディスクを使用することでフロッピーディスク(FD)から起動して回復コンソールの使用や Windows XP のインストールを行うことができる。

Windows XP のパッケージにはフロッピーブートインストール用起動ディスクは同梱されておらず、またインストール CD-ROM にもこのフロッピー作成用のイメージが収録されていない。起動ディスクの作成ツールは以下のマイクロソフトダウンロードセンターからダウンロードする必要がある。

注: コンピュータのメーカーによっては OEM 版を使用することで起動方法やインストール方法が異なる場合がある。

起動ディスクの作成ツールは以下のようにバージョンおよびエディションによって異なるため、必要なバージョンおよびエディションを確認した上でダウンロードする必要がある。

Windows XP(オリジナル)
  Windows XP Professional 用起動ディスク(4.3MB)
  Windows XP Home Edition 用起動ディスク(4.3MB)
 
Windows XP Service Pack 1
  Windows XP Professional Service Pack 1 用起動ディスク(4.3MB)
  Windows XP Home Edition Service Pack 1 用起動ディスク(4.3MB)
 
Windows XP Service Pack 1a
  Windows XP Professional Service Pack 1a 用起動ディスク(4.3MB)
  Windows XP Home Edition Service Pack 1a 用起動ディスク(4.3MB)
 
Windows XP Service Pack 2
  Windows XP Professional Service Pack 2 用起動ディスク(4.5MB)
  Windows XP Home Edition Service Pack 2 用起動ディスク(4.5MB)

ダウンロードするファイルは、フロッピーブートインストール用起動ディスク作成ファイルの圧縮ファイルとなる。ファイルを実行すると解凍が始まり、フロッピーディスクが作成される。この際、フロッピーディスクが6枚必要になるため、あらかじめ用意する必要がある。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 310994 / 418279 / 880413 / 880422
          @IT Windows TIPS 「Windows XP のインストール用起動フロッピーを作成するには」

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Outlook Express メールのプレビューウィンドウを表示しないようにする方法

Outlook Express では既定で受信したメールを選択するだけでプレビューするように設定されている。特に最後に受信したメールは自動的にプレビューされる。

ただし、Outlook Express の脆弱性を狙ったウイルスやワームの中には、メールをプレビューさせただけで感染してしまうものも存在する。既定の設定では感染の危険性が高いため、プレビューはなるべく表示させない方が望ましい。

○ 操作方法

プレビューウィンドウを表示しないようにするには以下の手順で行う。

1. Outlook Express を起動する
2. [表示]→[レイアウト]を開く
3. [プレビューウィンドウを表示する]のチェックを外す
4. [OK]ボタンをクリックする

なお、Outlook Express の脆弱性を回避するためには、Outlook Express 以外のメールソフトを使用することも有効である。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 880731
          Windows FAQ.

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Outlook Express 添付ファイルが開けない

Outlook Express 6 で受信した電子メールの添付ファイルが開けずアクセスできないことがある。

具体的には以下のような現象が発生することがある。

プレビューウィンドウでクリップ(添付ファイル)のアイコンをクリックした時に、[添付ファイルの保存]および[ファイル名]メニューが利用できない
電子メールメッセージを開いたときに[ファイル]→[添付ファイルの保存]が利用できない
電子メールメッセージに[添付]フィールドが表示されず、電子メールメッセージの上部のメッセージ警告バーに以下のメッセージが表示される


次の添付ファイルは安全でないため、メールからのアクセスが削除されました: ファイル名

Outlook Express 6 よりセキュリティが強化され、添付ファイルへのアクセスを制限する「ウイルス保護機能」が追加された。この機能が有効で、かつその電子メールの添付ファイルが Outlook Express によってウイルスの可能性があるファイルに対して「安全でない」と判断された場合に発生する。上記メッセージが出てもファイルのダウンロードが行われずアクセスが制限されるだけで、実際の添付ファイルが削除されることはない。

Internet Explorer 6 Service Pack 1 または Windows XP Service Pack 1 ではこの機能が既定で有効になっている。

ウイルス保護機能が有効になっている場合、Outlook Express では、Internet Explorer の「安全でないファイルの一覧」と[フォルダオプション]の[ダウンロード後に常に開くように設定する](または[ダウンロード後に開く確認をする])オプションの設定を使用してファイルが安全であるかどうか判断される。「安全でない」と報告された種類の添付ファイルはすべてダウンロード時にブロックされるため、実際にウイルスなどの危険が全くないファイルでもブロックされてしまうことが多い。

Windows XP Service Pack 2 (Internet Explorer 6 Service Pack 2)ではこの機能が「添付ファイルブロック機能」となって強化されている。具体的には添付ファイルが安全かどうか判断する際の分類基準が細かくなっている。既定では添付ファイルを以下の3つのタイプに分類して扱う。

分類 危険度 ファイル拡張子
警告なしに開くことが
できるファイル
.bmp、.dib、.emf、.gif、.ico、.jfif、.jpg、.jpe、.jpeg、.log、.png、
.txt、.text、tif、.tiff、.wmf
既定では参照
できないファイル
.ade、.adp、.app、.asp、.bas、.bat、.cer、.chm、.cmd、.com、.cpl、
.crt、.csh、.exe、.fxp、.hlp、.hta、.inf、.ins、.isp、.its、.js、.jse、
.ksh、.lnk、.mad、.maf、.mag、.mam、.maq、.mar、.mas、.mat、
.mau、.mav、.maw、.mda、.mdb、.mde、.mdt、.mdw、.mdz、
.msc、.msi、.msp、.mst、.ops、.pcd、.pif、.prf、.prg、.pst、.reg、
.scf、.scr、.sct、.shb、.shs、.tmp、.url、.vb、.vbe、.vbs、
.vsmacros、.vss、.vst、.vsw、.ws、.wsc、.wsf、.wsh
ユーザーに確認を
促すファイル
上記以外のファイル

「ユーザーに警告を促すファイル」の場合、「メールの添付ファイル: このファイルを開きますか?」という、ユーザーに確認を促す画面が表示される。

○ 対処方法

「ウイルス保護機能」または「添付ファイルブロック機能」を無効にして添付ファイルにアクセスするためには、以下の手順で設定を変更する。

1. Outlook Express を開く
2. [ツール]→[オプション]を選択する
3. [オプション]ダイアログで[セキュリティ]タブ開く
4. [ウイルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開いたりしない]のチェックを外す
5. [OK]ボタンをクリックして設定を適用する

【参照】 マイクロソフト 技術情報 291387 / 329570 / 436754 / 880551 / 883873

posted by w@ko at 21:27|  ・IE/OE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Outlook Express 本文中の URL をクリックしても Internet Explorer が起動しない

電子メール本文中にある URL をクリックしても、Internet Explorer が起動せずにエクスプローラが起動し、Cドライブの内容などが表示される場合がある。

この問題は、以下のいずれかの原因で発生する可能性がある。

(A) Internet Explorer が「通常使うブラウザ」に設定されておらず、以前の既定のブラウザが既に削除されている
(B) Web アドレスから Web ページを表示する際に必要な URL プロトコルのファイルの関連付けが消失または破損している
(C) インターネットショートカットに関連付けられているプログラム名に、短いファイル名(標準的な 8.3 形式の命名規則)が使用されている
○ 対処方法 (A)

(A) の場合、以下の手順でInternet Explorerを「通常使うブラウザ」に設定する。

Internet Explorer を起動して、「Internet Explorer は、通常使用するブラウザとして設定されていません。通常使用するブラウザとして設定しますか?」というメッセージが表示されたときに「はい」をクリックする。もし何も表示されてこない場合は、以下の作業でこのメッセージを出す。

1. Internet Explorer を起動する
2. [ツール]→[インターネットオプション](Internet Explorer 4 以前の場合は[表示]→[インターネットオプション])をクリックする
3. [プログラム]タブを選択し、[Internet Explorer の起動時に、通常使うブラウザを確認する]チェックボックスをオンにして、[OK]をクリックする
4. Internet Explorer を再起動し、通常使うブラウザに設定する

上記の対処を行っても改善されない場合、以下の手順で Web 設定をリセットする。

1. Internet Explorer を起動する
2. [ツール]→[インターネットオプション](Internet Explorer 4 以前の場合は[表示]→[インターネットオプション])をクリックする
3. [プログラム]タブを選択し、[Web 設定のリセット]ボタンをクリックする
4. 「Web 設定をリセットして、Internet Explorer の既定の設定に戻しますか?」というメッセージが表示されたら、[ホームページもリセットする]のチェックを外して[はい]をクリックする
5. 「Web の設定がリセットされ、Internet Explorer の既定の設定に戻りました。」というメッセージが表示されたら[OK]ボタンをクリックする
6. [Internet Explorer の起動時に、通常使うブラウザを確認する]チェックボックスをオンにして、[OK]をクリックする
7. Internet Explorer を再起動し、通常使うブラウザに設定する

上記の対処を行っても改善されない場合、Internet Explorer の修復や再インストールを行う。

○ 対処方法 (B)

(B) の場合、以下の手順で URL プロトコルファイルの関連付けを再登録する。

1. [スタート]→[ファイル名を指定して実行]を開く
2. [名前]ボックスに以下のように入力し、[OK]ボタンをクリックする
    regsvr32 urlmon.dll
3. Urlmon.dllの登録が成功したとのメッセージが表示されたら[OK]ボタンをクリックする
○ 対処方法 (C)

(C) の場合、以下の手順でファイルの関連付けを修正する

〔Windows Me/2000/XP の場合〕

1. [スタート]→[プログラム](または[すべてのプログラム])→[アクセサリ]→[エクスプローラ]を開く
2. [ツール]→[フォルダオプション]を開く
3. [ファイルタイプ]タブ(または[ファイルの種類]タブ)を開く
4.
 
[登録されているファイルタイプ](または[登録されているファイルの種類])ボックスの一覧から[URL:ファイル転送プロトコル (FTP)]を選択し、[詳細設定]ボタンをクリックする
5. [アクション]ボックスの一覧から[open]を選択し、[編集]ボタンをクリックする
6. [アクションを実行するアプリケーション]ボックスに、使用している Web ブラウザのパスが短いファイル名で表示されているため、完全なファイル名で、使用する Web ブラウザのパスを入力する
  [アクションを実行するアプリケーション]ボックスには例えば以下のように表示されているとする
    C:¥PROGRA~1¥INETRN~1¥iexplore.exe
  このパスを以下のように変更する
    "C:¥Program Files¥Internet Explorer¥iexplore.exe"
7. [OK]ボタンを2度クリックする
8. 登録されている以下のファイルタイプに対して、手順 4. 〜 7. を繰り返す
  URL:Gopher プロトコル
  URL:HyperText 転送プロトコル (HTTP)
  URL:HyperText 保護機能付き転送プロトコル (HTTP)
  インターネットショートカット
9. [OK]ボタンをクリックする

この手順を実行すると、Internet Explorer の起動時に「Internet Explorer は、通常使用するブラウザとして設定されていません。通常使用するブラウザとして設定しますか?」というメッセージが表示されることがある。この場合、[インターネットオプション]で[Internet Explorer の起動時に、通常使用するブラウザを確認する]オプションがオフである必要がある。このオプションがオンになっている場合、または上記メッセージに対して[はい]をクリックすると、問題が再発する可能性がある。

〔Windows 95/98/NT の場合〕

1. [スタート]→[プログラム]→[エクスプローラ](または[Windows NT エクスプローラ])を開く
2. [表示]→[フォルダオプション]を開く
3. [ファイルタイプ]タブ(または[ファイルの種類]タブ)を開く
4.
 
[登録されているファイルタイプ](または[登録されているファイルの種類])ボックスの一覧から[URL:ファイル転送プロトコル (FTP)]を選択し、[編集]ボタンをクリックする
5. [アクション]ボックスの一覧から[open]を選択し、[編集]ボタンをクリックする
6. [アクションを実行するアプリケーション]ボックスに、使用している Web ブラウザのパスが短いファイル名で表示されているため、完全なファイル名で、使用する Web ブラウザのパスを入力する
  [アクションを実行するアプリケーション]ボックスには例えば以下のように表示されているとする
    C:¥PROGRA~1¥INETRN~1¥iexplore.exe
  このパスを以下のように変更する
    "C:¥Program Files¥Internet Explorer¥iexplore.exe"
7. [OK]ボタンを2度クリックする
8. 登録されている以下のファイルタイプに対して、手順 4. 〜 7. を繰り返す
  URL:Gopher プロトコル
  URL:HyperText 転送プロトコル (HTTP)
  URL:HyperText 保護機能付き転送プロトコル (HTTP)
9. [閉じる]ボタンをクリックする

この手順を実行すると、Internet Explorer の起動時に「Internet Explorer は、通常使用するブラウザとして設定されていません。通常使用するブラウザとして設定しますか?」というメッセージが表示されることがある。この場合、[インターネットオプション]で[Internet Explorer の起動時に、通常使用するブラウザを確認する]オプションがオフである必要がある。このオプションがオンになっている場合、または上記メッセージに対して[はい]をクリックすると、問題が再発する可能性がある。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 177054 / 880611
          Windows FAQ.

posted by w@ko at 21:27|  ・IE/OE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Internet Explorer 5.x 自己修復機能

Internet Explorer 5.x には自己修復機能がある。Windows 98/Me では、一部の機能に問題が発生した場合、次の作業でモジュールやレジストリを修復することができる。

○ 操作手順
1. [スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[アプリケーションの追加と削除]を起動する
2. [インストールと削除]タブをクリックし、「Microsoft Internet Explorer 5 とインターネットツール」をクリックする
3. [追加と削除]ボタンをクリックし、表示されるメニューから「Internet Explorer を修復する]を選択して[OK]をクリックする

修復が完了すると、結果のログが「Windows¥Fix IE Log.txt」ファイルに記録される。

また Internet Explorer 修復ツールが動作しない場合、または[コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]の一覧に「Internet Explorer 5 とインターネットツール」が表示されない場合は、Internet Explorer 修復ツールをコマンドプロンプトから起動できる場合がある。

1. [スタート]→[ファイル名を指定して実行]を開く
2. [名前]欄に以下のコマンドを入力し、[OK]ボタンをクリックする
    rundll32 setupwbv.dll,IE5Maintenance "C:¥Program Files¥Internet Explorer¥
    Setup¥SETUP.EXE" /g "C:¥WINDOWS¥IE Uninstall Log.Txt"
  ※ このコマンドでは、大文字と小文字が区別される

【参照】 マイクロソフト 技術情報 194177
          Windows FAQ.

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2006年03月19日

Windows レジストリエディタを起動する方法

レジストリは Windows の各種システム情報を記録したファイルである。このレジストリを操作するには専用のツールであるレジストリエディタを使用する。

○ 操作方法
1. [スタート]→[ファイル名を指定して実行]を開く
2. [名前]ボックスに以下のいずれかのプログラム名を入力し、[OK]ボタンを押す
  regedit
  regedt32
  Windows Vista メニューを使用する場合は、スタートボタンから[検索の開始]ボックスに以上のいずれかのプログラム名を入力し、[Enter]キーを押す。

Windows Vista の場合、以下の方法でも起動できる。

1. スタートボタンから[すべてのプログラム](または[プログラム])→[管理ツール]→[システム構成]を選択する
2. [ユーザーアカウント制御]ダイアログが表示されたら、[続行]ボタンをクリック(管理者アカウントの場合)、または管理者アカウントのパスワードを入力して[OK]ボタンをクリック(標準アカウントの場合)する
3. [システム構成]ダイアログで[ツール]タブを開く
4. ツールの一覧から[レジストリエディタ]を選択し、[起動]ボタンをクリックする

Windows XP/2003/Vista の場合、「regedit」と「regedt32」との違いはないが、Windows NT/2000 の場合はそれぞれ別個のユーティリティが起動する。詳細は下記のページを参照。なお、Windows 95/98/Me については「regedit」のみが使用できる。

【参照】 マイクロソフト 技術情報 141377

レジストリエディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがある。最悪の場合、OS の再インストールが必要になることがある。万が一の場合に備えてあらかじめレジストリのバックアップをとった上で、レジストリエディタは自己の責任において操作してください。
64 ビットの Windows でレジストリエディタを起動する方法については、マイクロソフト 技術情報 305097 を参照。追記
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Windows コンピュータの IP アドレスを確認する方法

コンピュータ(正確にはネットワークアダプタ: NIC)に設定された IP アドレスなどの Windows ネットワーク構成を確認する方法は OS によって複数存在する。また IP アドレス構成を DHCP より取得しているか、手動で構成しているかによっても異なる。

具体的には以下のようになる。基本的に IPCONFIG コマンドであれば環境によらず構成を確認することは可能だが、GUI で確認する場合は環境によって方策が異なってくる。それでも[IP 設定]画面(Winipcfg.exe)ツールはすべての OS で使用できるが、Windows NT/2000/XP/2003 はオプションで Wntipcfg を別途インストールする必要がある。

確認方法 OS 構成方法
NT/2000 XP/2003 95/98/Me 手動構成 DHCP
ネットワーク接続状態画面 - -
IP 設定(Winipcfg.exe)画面
TCP/IP のプロパティ画面 ×
IPCONFIG コマンド
標準で使用可
オプション
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Windows コンピュータの IP アドレスを設定/変更する方法

コンピュータ(正確にはネットワークアダプタ: NIC)に設定された IP アドレスなどの Windows ネットワーク構成の設定/変更を行う箇所は、Windows のバージョンによって異なる。

○ Windows 2000/XP/2003 の場合
1. [マイネットワーク]を右クリック→[プロパティ]、もしくは[スタート]→[コントロールパネル](→[ネットワークとインターネット接続])→[ネットワーク接続](または[ネットワークとダイヤルアップ接続])を開く
2. 設定を行いたい接続([ローカルエリア接続]や[ワイヤレスネットワーク接続]など)を右クリックし、[プロパティ]を選択する
3. 「インターネットプロトコル(TCP/IP)」を選択し、[プロパティ]ボタンをクリックする

設定項目は以下の通り。

[全般]タブ
  [IP アドレスを自動的に取得する]: DHCP より IP アドレス構成情報を取得する
  [次の IP アドレスを使う]: IP アドレスを手動で構成する
    IP アドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ設定
  [DNS サーバーのアドレスを自動的に取得する]: DHCP より DNS サーバーアドレス情報を取得する
  [次の DNS サーバーのアドレスを使う]: DNS サーバーアドレスを手動で構成する
    優先 DNS サーバーアドレス、代替 DNS サーバーアドレス設定
  IP アドレスを DHCP から取得する場合に DHCP サーバーアドレスは DHCP から取得するかまたは手動構成するかいずれかを選択できる。IP アドレスを手動で構成する場合は、DNS サーバーアドレスも手動構成にしかできない。
[TCP/IP 詳細設定](⇒[全般]タブ→[詳細設定]ボタン)
  [IP 設定]タブ: 複数の IP アドレス/デフォルトゲートウェイの設定、インターフェイスメトリック設定
  [DNS]タブ: DNS サーバーアドレス設定、DNS サフィックス設定
  [WINS]タブ: WINS アドレス設定、LMHOSTS 参照設定、NetBIOS 設定
  [オプション]タブ: TCP/IP フィルタリング設定、IP セキュリティ設定等
[代替の構成]タブ(Windows XP/2003 のみ)
  ネットワークの代替構成設定
  [全般]タブで[IP アドレスを自動的に取得する]を選択した場合のみ表示。
○ Windows NT 4.0 の場合
1. [ネットワークコンピュータ]右クリック→[プロパティ]、もしくは[スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[ネットワーク]を開く
2. [プロトコル]タブを開く
3. 「TCP/IPプロトコル」を選択し、[プロパティ]ボタンをクリックする

設定項目は以下の通り。

[IP アドレス]タブ
  [アダプタ]: 設定を行うネットワークアダプタ(NIC)を選択
  [DHCP サーバーから IP アドレスを取得する]: DHCP より IP アドレス構成情報を取得する
  [IP アドレスを指定する]: IP アドレスを手動で構成する
    IP アドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ設定
[詳細な IP アドレス指定](⇒[全般]タブ→[詳細]ボタン)
  複数の IP アドレス/ゲートウェイの設定、PPTP フィルタリング設定、セキュリティ処理設定
[DNS]タブ
  ホスト名設定、DNS ドメイン設定、DNS サーバーアドレス設定、ドメインサフィックス設定
[WINS アドレス]タブ
  WINS サーバーアドレス設定、名前解決時の DNS 使用可否設定、LMHOSTS 参照設定、スコープ ID 設定
○ Windows 95/98/Me の場合
1. [ネットワークコンピュータ](もしくは[マイネットワーク])右クリック→[プロパティ]、または[スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[ネットワーク]を開く
2. [ネットワークの設定]タブの[現在のネットワークコンポーネント]の中から目的の「TCP/IP」で始まる項目を選択し、[プロパティ]ボタンをクリックする
  ネットワークアダプタ(NIC)が複数インストールされている場合は「TCP/IP」の右に示されるアダプタ名を確認して選択する。

設定項目は以下の通り。

[IP アドレス]タブ
  [IP アドレスを自動的に取得]: DHCP より IP アドレス構成情報を取得する
  [IP アドレスを指定]: IP アドレスを手動で構成する
    IP アドレス、サブネットマスク設定
[WINS 設定]タブ
  [WINS の解決をしない]: 名前解決の手段として WINS を使用しない
  [WINS の解決をする]: 名前解決の手段として WINS を使用し、WINS サーバーアドレスを手動で構成する
    WINS サーバーアドレス設定、スコープ ID 設定
  [WINS の解決に DHCP を使う]: 名前解決の手段として WINS を使用し、DHCP より WINS サーバーアドレス構成情報を取得する
[ゲートウェイ]タブ
  デフォルトゲートウェイ設定
[DNS 設定]タブ
  [DNS を使わない]: 名前解決の手段として DNS を使用しない
  [DNS を使う]: 名前解決の手段として DNS を使用し、DNS サーバーアドレスを手動で構成する
    ホスト名設定、ドメイン名設定、DNS サーバーアドレス設定、ドメインサフィックス設定

【参照】 マイクロソフト 技術情報 308199 / 323444

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Windows XP/2003 コンピュータの IP アドレスを確認する方法

Windows XP/2003 の場合、[ローカルエリア接続]や[ワイヤレスネットワーク接続]などの状態を参照することで、GUI で IP アドレスなどの構成を確認することができる。

○ 操作手順
1. [スタート]→[マイネットワーク]を右クリック、もしくは[スタート]→[コントロールパネル](→[ネットワークとインターネット接続])→[ネットワーク接続]を選択する
2. 設定を確認したい接続([ローカルエリア接続]や[ワイヤレスネットワーク接続]など)の状態が有効であることを確認してアイコンをダブルクリックする
  接続の状態が無効である場合は確認できない。
3. [サポート]タブを開くと、IP アドレスなどの基本的な情報が確認できる
  ここで[詳細]ボタンをクリックするとさらに詳細な情報が確認できる。

この画面で参照できる情報は以下の通り。

確認項目 構成方法
手動構成 DHCP
アドレスの種類(構成方法)
IP アドレス
サブネットマスク
デフォルトゲートウェイ
物理アドレス(MAC アドレス)
DHCP サーバー -
リースの取得日 -
リースの有効期限 -
DNS サーバー
WINS サーバー
接続状態ダイアログの[サポート]タブおよび[ネットワーク接続の詳細]ダイアログいずれでも参照可
接続状態ダイアログの[サポート]タブのみ参照可
[ネットワーク接続の詳細]ダイアログのみ参照可

接続状態ダイアログの[サポート]タブの[アドレスの種類]の表示とその内容は以下の通り。

表示 内容
DHCP による割り当て DHCP より構成を取得
手動構成 手動で構成
代替手動構成 ネットワークの代替構成利用
自動プライベートアドレス APIPA 利用
無効な IP アドレス 構成に問題あり

なお、Windows XP Service Pack 2 以降または Windows Server 2003 Service Pack 1 以降では、各接続のプロパティ画面に[接続が限られているか利用不可能な場合に通知する]オプションを有効に接続状態ダイアログの[サポート]タブには「接続状態: 限定または接続なし」と表示される。

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Windows 95/98/Me コンピュータの IP アドレスを確認する方法

Windows 95/98/Me の場合、[IP 設定]画面を参照することで、コンピュータ(正確にはネットワークアダプタ: NIC)に設定された IP アドレスなどの Windows ネットワーク構成を GUI で確認することができる。

○ 操作手順
1. [スタート]→[ファイル名を指定して実行]を開く
2. [名前]ボックスに「winipcfg」と入力し、[OK]ボタンをクリックする
3. [IP 設定]画面で、IP アドレスなどの基本的な情報が確認できる
  「Ethernet アダプタ情報」の最上段のドロップダウンリストで参照したいネットワークアダプタ(NIC)を選択する必要がある。
  [詳細]ボタンをクリックするとさらに詳細な情報が確認できる。

この画面で確認できる情報は以下の通り。

確認項目 構成方法
手動構成 DHCP
アダプタアドレス(MAC アドレス)
IP アドレス
サブネットマスク
デフォルトゲートウェイ
DHCP サーバー -
プライマリ WINS サーバー
セカンダリ WINS サーバー
リース取得日 -
リース期限 -
ホスト名
DNS サーバー
ノードタイプ
NetBIOS スコープ ID
IP ルーティング有効
WINS Proxy 有効
NetBIOS の解決に DNS を使用
[詳細]ボタンを押さな状態でも参照可
[詳細]ボタンを押した後で参照可

なお、Windows NT/2000/XP/2003 でもオプションで Wntipcfg.exe をインストールすることで同様の画面で確認することが可能である。

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2006年03月12日

Windows コマンドプロンプトを起動する方法

コマンドプロンプト(および MS-DOS プロンプト)は、Windows 上に擬似的に DOS 環境を再現して CUI ベースで操作を行うためのツール、または画面である。

OS プログラム名 ファイルパス
Windows NT 4.0
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003
コマンドプロンプト %Systemroot%¥system32¥cmd.exe
%Systemroot%¥system32¥command.com
Windows 95
Windows 98
Windows Me
MS-DOS プロンプト C:¥command.com

Windows 9x の MS-DOS プロンプトと Windows NT 系のコマンドプロンプトとはまったく別物であり、さらに NT 系の同じコマンドプロンプトでも cmd.exe と command.com とでは厳密にはいくつか違いがあるが、いずれも基本的な部分ではそれほど違いはない。

○ 操作方法

コマンドプロンプト(または MS-DOS プロンプト)の起動方法は以下の3通りある。

[スタート]メニューからの起動
[ファイル名を指定して実行]からの起動
直接プログラムファイルを実行して起動
○ [スタート]メニューからの起動方法
Windows 2000/XP/2003 の場合
  [スタート]→[プログラム](または[すべてのプログラム])→[アクセサリ]→[コマンドプロンプト]
Windows NT 4.0 の場合
  [スタート]→[プログラム]→[コマンドプロンプト]
Windows Me の場合
  [スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[MS-DOS プロンプト]
Windows 95/98 の場合
  [スタート]→[プログラム]→[MS-DOS プロンプト]
○ [ファイル名を指定して実行]からの起動
1. [スタート]→[ファイル名を指定して実行]を開く
2. [名前]ボックスに以下のプログラム名を入力し、[OK]ボタンをクリックする
  ・Windows NT/2000/XP/2003 の場合: cmd または command
  ・Windows 95/98/Me の場合: command
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Windows %Systemroot% と %windir%

%Systemroot%、%windir% ともに、Windows でシステムがインストールされているディレクトリを指す。環境によってシステムがインストールされるディレクトリが異なるため、いかなる環境でもシステムファイルを特定できるように用意された表記である。

ただし、%windir% は Windows 9x を含めほぼすべての Windows に対応しているが、%Systemroot% は Windows NT 系(NT/2000/XP/2003)のみに対応している。つまり NT 系ではどちらでも使用することが可能なのだが、%Systemroot% の方が一般的である。

各マシンの %Systemroot% は以下の方法で確認できる。

1. コマンドプロンプトを起動する
2. 以下のコマンドを入力する
    echo %Systemroot%
  または
    echo %windir%
3. [Enter]キーを押すと、操作しているマシンの %Systemroot% または %windir% のフォルダパスが出力される

また、直接 %Systemroot% ディレクトリを開く場合は以下の操作で実行できる。

1. [スタート]→[ファイル名を指定して実行]を開く
2. [名前]欄に「%Systemroot%」または「%windir%」と入力し、[OK]ボタンをクリックする

既定では、%Systemroot% および %windir% は以下のディレクトリ名が指定される。

OS ディレクトリ名
Windows NT
Windows 2000
WINNT
Windows XP
Windows Server 2003
WINDOWS
Windows 95
Windows 98
Windows Me

【参照】 @IT Insider's Computer Dictionary 「%Systemroot%」 / 「%windir%」
          ITmedia Windows Tips 「%Systemroot% とは何か?」

posted by w@ko at 18:25|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Windows OS やサービスパックのバージョンを確認する方法

Windows の OS や適用済みのサービスパック(SP)のバージョンを確認する方法は主に以下の4通りある。

○ システムのプロパティで確認する方法
1. [マイコンピュータ]右クリック→[プロパティ](または[コントロールパネル]→[システム])を開く
2. [システムのプロパティ]ダイアログの[全般]タブの右上にバージョン情報が記されている

※ Windows NT 4.0 では、この方法でサービスパックのバージョンの確認はできない。

○ エクスプローラで確認する方法
1. エクスプローラ(Windows NT の場合は[Windows NT エクスプローラ])を起動する
2. [ヘルプ]→[バージョン情報]を開く
3. [Windows のバージョン情報]ダイアログでバージョン情報を確認する

※ Windows 98 では、この方法でエディションの確認はできない。

○ WINVER コマンドで確認する方法
1. [スタート]→[ファイル名を指定して実行]を開く
2. [名前]欄に「winver」と入力し、[OK]ボタンをクリックする
3. [Windows のバージョン情報]ダイアログ(Windows NT/2000/XP/2003 の場合)または[Windows]ダイアログ(Windows 98/Me の場合)でバージョン情報を確認する

※ Windows 98 では、この方法でエディションの確認はできない。

○ システム情報で確認する方法(Windows NT を除く)
1. [スタート]→[プログラム](または[すべてのプログラム])→[アクセサリ]→[システムツール]→[システム情報]を開く
2. 以下の場所でバージョン情報を確認する
  Windows 2000/XP/2003 の場合 … [システム情報]ウィンドウの[システム概要]カテゴリ
  Windows 98 の場合 … [Microsoft システム情報]ウィンドウの[システム情報]カテゴリ
  Windows Me の場合 … [ヘルプとサポート]ウィンドウの[システム概要]カテゴリ
○ Windows NT 診断プログラムで確認する方法(Windows NT 4.0 の場合)
1. [スタート]→[プログラム]→[管理ツール (共通)]→[Windows NT 診断プログラム]を開く
2. [Windows NT 診断プログラム]ダイアログの[バージョン]タブでバージョン情報を確認する
posted by w@ko at 18:23|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Windows 隠しフォルダを表示させる方法

一部のシステムファイルは隠しフォルダや隠しファイルに設定されている。既定ではこれらのフォルダやファイルはエクスプローラ等では表示されないため、これらのフォルダやファイルに対して操作を行う必要がある場合は設定を変更する必要がある。

○ 操作方法

ファイル名に拡張子を表示させる方法は以下の通り。

〔Windows Me/2000/XP/2003 の場合〕

1. [マイコンピュータ]を開く
2. [ツール]→[フォルダオプション]を開く
3. [表示]タブを開く
4. [詳細設定]ボックスの[ファイルとフォルダの表示]オプションで[すべてのファイルとフォルダを表示する]を選択する
5. [OK]ボタンをクリックする

ただし上記設定を行っても「保護されたオペレーティングシステムファイル」は表示されない。こちらは同じく[詳細設定]ボックスで[保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない (推奨)]オプションを無効にする必要がある。

〔Windows 95/98/NT の場合〕

1. [マイコンピュータ]を開く
2. [表示]→[フォルダオプション]を開く
3. [表示]タブを開く
4. [詳細設定]ボックスの[表示されないファイル]オプションで[すべてのファイルを表示する]を選択する
5. [OK]ボタンをクリックする
posted by w@ko at 18:22|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Windows ファイル名に拡張子を表示させる方法

既定ではファイル名に拡張子は表示されない。拡張子が表示されないとファイルの識別に支障を来す場合があるため、その際は設定を変更する必要がある。

○ 操作方法

ファイル名に拡張子を表示させる方法は以下の通り。

1. [マイコンピュータ]を開く
2. [フォルダオプション]を開く
  Windows Me/2000/XP/2003: [ツール]→[フォルダオプション]
  Windows 95/98/Me: [表示]→[フォルダオプション]
3. [表示]タブを開く
4. [詳細設定]ボックスで以下のオプションを無効にする
  Windows XP/2003: [登録されている拡張子は表示しない]
  Windows 95/98/Me/NT/2000: [登録されているファイルの拡張子は表示しない]
5. [OK]ボタンをクリックする
posted by w@ko at 18:20|  ・Windows一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月05日

Windows 2000/XP/2003 サーバー用管理ツールの使用

Windows 2000/XP/2003 マシンには、Windows サーバー用の各種管理ツールを導入することができる。これによって各サーバーのサービスをリモートマシンから管理することが可能となる。

各管理ツールのバージョンとインストール可能な OS の対応は以下の通り。

管理ツールのバージョン インストール可能な OS
Windows 2000 Server ファミリ Windows 2000 Professional
Windows 2000 Server ファミリ
Windows Server 2003 Windows XP Professional
Windows Server 2003

上記の他、サービスパックのバージョンによってインストールの制限がかかる場合がある。サービスパックによって管理ツールも更新されるためである。通常、最新のサービスパックのバージョンの管理ツールを導入する場合は、インストールする OS も最新のバージョンにしておく。

○ 操作方法

導入する際は以下の手順で行う。

1. Windows 2000 Server または Windows Server 2003 の CD-ROM を用意する
2. I386 ディレクトリにある adminpak.msi ファイルをダブルクリックする

【参照】 マイクロソフト 技術情報 216999 / 304718 / 308196 / 314978 / 324745
          @IT Windows TIPS 「サーバ用管理ツールをクライアントPCにインストールする」

posted by w@ko at 21:57|  ・Windows Servers | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ARCserve 警告 W3074

ARCServe for Windows NT J6.5 でマイコンピュータを選択しフルバックアップを実行した後、Arcserve.log (アクティビティログ)を確認すると以下の警告が表示されている場合がある。

W3074 DR 情報を生成するためには、WINDISK を実行する必要があります (マシン=MachineName)
○ 原因および対処方法

〔原因1〕
ARCServe オプション製品「Disaster Recovery Option」がインストールされていない。
〔対処〕
「Disaster Recovery Option」がインストールされていない場合は対処不要。

〔原因2〕
「Disaster Recovery Option」のインストール後、WINDISK(Windows NT のディスクアドミニストレータ)が起動していない。
〔対処〕
「Disaster Recovery Option」のインストール後に、Windows NT のディスクアドミニストレータを起動する。

原因1および2の確認/対処を行ったにもかかわらず警告の表示が消えない場合。

〔原因3〕
ARCServe 本体のインストール先フォルダ名の一部に、スペースが含まれている。
    例)C:¥Program Files¥ARCSERVE など
    (初期設定は C:¥ARCSERVE)
〔対処〕
ARCServe 本体はデフォルト設定のディレクトリ(C:¥ARCSERVE)にインストールすることが推奨されている。他のディレクトリやドライブへインストールする際は、スペースを含まないディレクトリ配下へインストールする。

〔原因4〕
ARCServe 本体のインストール先のコンピュータ名(NetBIOS 名)中にスペースが含まれている。
〔対処〕
スペースの含まれていないコンピュータ名に変更する。

※ ARCServe 製品最新版「ARCServeIT 6.61 Advanced/Workgroup Edition for Windows NT Japanese」では、W3074 警告が表示されないように変更されている。

【参照】 CA 技術情報

posted by w@ko at 21:44|  ・ARCserve | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Outlook Express メッセージルールのバックアップと復元方法

Outlook Express で設定したメッセージルールのバックアップおよび復元については GUI で行う方法はないため、以下の手順でレジストリを操作することになる。

○ メッセージルールのバックアップ手順
1. [スタート]→[ファイル名を指定して実行]をクリックする
2. regedit」と入力して、レジストリエディタを起動する
3. 以下のエントリを選択する
    HKEY_CURRENT_USER¥Identities¥ID¥Software¥Microsoft¥Outlook Expres¥5.0¥Rules
  ID はユーザー固有のもので、英数字で表示される。
4. メニューバーの[レジストリ]→[レジストリファイルの書き出し]を選択し、任意のファイル名をつけて保存する
○ メッセージルールの復元手順
1. [スタート]→[ファイル名を指定して実行]をクリックする
2. regedit」と入力して、レジストリエディタを起動する
3. 現在の ID を確認する
  HKEY_CURRENT_USER¥Identities¥ID¥ へアクセスし、ID 部分を記録する
  ID を選択して[F2]キーを押すと、[Ctrl]+[C]などでコピーできる。
4. いったんレジストリエディタを終了する
5. バックアップしておいたレジストリファイルを右クリックし、[編集]を選択する
6. HKEY_CURRENT_USER¥Identities¥ID¥Software¥Microsoft¥Outlook Express¥5.0¥RulesID を手順 3. で記録しておいた ID とすべて書き換える
7. このレジストリファイルをダブルクリックしてメッセージルールをインポートする

※ レジストリ操作は自己責任の範囲下において操作願います。

【参照】 @IT Windows TIPS 「Outlook Express のメッセージ・ルールをバックアップする方法」
          Windows.FAQ

posted by w@ko at 21:40|  ・IE/OE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Outlook Express アカウント情報のエクスポートとインポート方法

Outlook Express 5/6 でアカウント情報のエクスポートおよびインポートを行うには、以下の手順で行う。

○ アカウント情報のエクスポート方法
1. Outlook Express を起動する
2. [ツール]→[アカウント]を開く
3. [メール]タブを開く
4. エクスポートするアカウントを選択し、[エクスポート]ボタンをクリックする
5. [インターネットアカウントのエクスポート]ダイアログでエクスポートするファイルパスを指定し、[保存]ボタンをクリックする
6. [閉じる]ボタンをクリックする

エクスポートしたアカウントファイルは IAF 形式となる。

○ アカウント情報のインポート方法
1. Outlook Express を起動する
2. [ツール]→[アカウント]を開く
3. [メール]タブを開く
4. [インポート]ボタンをクリックする
5. [インターネットアカウントのインポート]ダイアログでインポートしたいファイルパスを指定し、[保存]ボタンをクリックする
6. [閉じる]ボタンをクリックする

【参照】 マイクロソフト 技術情報 270670 / 882807

posted by w@ko at 21:34|  ・IE/OE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Outlook Express アドレス帳のエクスポートとインポート方法

Outlook Express の一般的なアドレス帳エクスポート方法としては、アドレス帳ファイル(WAB)ファイルをコピーする方法と CSV ファイルにエクスポートする方法の2通り存在する。

Outlook Express で複数ユーザーが設定されている場合、前者はファイルごとコピーするのですべてのユーザーの連絡先がコピーされるのに対し、後者はログオンしているユーザーの連絡先のみがエクスポートされる。また Microsoft Outlook を使用している場合、アドレス帳が Outlook の PST ファイルに格納されてしまうため、WAB ファイルが存在しない。そのため、後者の方法しか使用できない。

Outlook Express 5/6 でアドレス帳のエクスポートおよびインポートを行うには、以下の手順で行う。

○ アドレス帳のエクスポート方法 (WAB ファイルへのエクスポート)
1. [スタート]→[プログラム](または[すべてのプログラム])→[アクセサリ]→[アドレス帳]を開く
2. [ファイル]→[エクスポート]→[アドレス帳 (WAB)]を開く
3. [エクスポートするアドレス帳ファイルの選択]ダイアログでエクスポートするファイルパスを指定し、[保存]ボタンをクリックする
4. エクスポートが完了したら[OK]ボタンをクリックする
○ アドレス帳のインポート方法 (WAB ファイルからのインポート)
1. [スタート]→[プログラム](または[すべてのプログラム])→[アクセサリ]→[アドレス帳]を開く
2. [ファイル]→[インポート]→[アドレス帳 (WAB)]を開く
3. [インポートするアドレス帳ファイルの選択]ダイアログでインポートしたいファイルパスを指定し、[開く]ボタンをクリックする
4. インポートが完了したら[OK]ボタンをクリックする

同様の操作は Outlook Express の[ファイル]→[インポート]→[アドレス帳]からも実行できる。

○ アドレス帳のエクスポート方法 (CSV ファイルへのエクスポート)
1. Outlook Express を起動する
2. [ファイル]→[エクスポート]→[アドレス帳]を開く
3. [アドレス帳エクスポートツール]ダイアログで「テキストファイル (CSV)」を選択し、[エクスポート]ボタンをクリックする
4. 「エクスポート先のファイル名」指定画面で[参照]ボタンをクリックする
5. [名前を付けて保存]ダイアログでエクスポートするファイルパスを指定し[保存]ボタンをクリックする
6. [次へ]ボタンをクリックする
7. 「エクスポートするフィールドを選択してください」画面でエクスポートするフィールドを選択し、[完了]ボタンをクリックする
8. エクスポートが完了したら[OK]ボタンをクリックする
9. [閉じる]ボタンをクリックする
○ アドレス帳のインポート方法 (CSV ファイルからのインポート)
1. Outlook Express を起動する
2. [ファイル]→[インポート]→[ほかのアドレス帳]を開く
3. [アドレス帳インポートツール]ダイアログで「テキストファイル (CSV)」を選択し、[インポート]ボタンをクリックする
4. 「インポートするファイルの選択」画面で[参照]ボタンをクリックする
5. [ファイルを開く]ダイアログでインポートしたいファイルパスを指定し[開く]ボタンをクリックする
6. [次へ]ボタンをクリックする
7. 「インポートするフィールドの割り当て」画面でインポートしたいフィールドを選択し、[完了]ボタンをクリックする
8. インポートが完了したら[OK]ボタンをクリックする
9. [閉じる]ボタンをクリックする

【参照】 マイクロソフト 技術情報 270670 / 882808 / 880721

posted by w@ko at 21:21|  ・IE/OE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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